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本の棚 #ビジネスコーナー

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ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきま…
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#仕事

店長あるあるなあなあ日記〜師匠を見つけろ〜

店長あるあるなあなあ日記〜師匠を見つけろ〜

店長の孤独。

経営者の孤独があるように

店長には店長なりの孤独がある。

それに耐えきれずに部下の位置まで降りて

仲良しこよしのチームをつくってしまう。

悪気はないのだ。

孤独からの回避としての行動だ。

けれどもその行く先に

目指すゴールがあるだろうか?

到達したいゴールがあるならば

部下と横並びになっている場合ではない。

ではどうすればよいか?

それは…

師匠をみつけるこ

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本の棚 #261 『働く君に贈る25の言葉』

本の棚 #261 『働く君に贈る25の言葉』

以前読んだのはいつだろう。

入社して2年目あたりか…

残念ながら内容は覚えていない。

それでもまた手にとったこの本に

ぼくは何を求めているのだろうか。

働く、というのはどういうことなのか。

−−−−−−−−−−−−−−−−

強くなければ生きていけない
優しくなければ生きていく資格がない

を連想した。

誰かの役に立つことを働くことだとすると

それは甘くないし、辛いときもある。

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本の棚 #244 『デザインとビジネス』

本の棚 #244 『デザインとビジネス』

「設計する、編集する」

「ストーリーをつくる」

2023年にやってきたことを表すと

そんな感じだ。

2022年までの自分とは明らかに違う感覚で

アップデートしてきている。

きっかけは自分の人生の「デザイン」を

考えたからかもしれない。

よくキャリアについて相談されるが

会社の既存路線にのったキャリア設計が

必ずしも自分の人生に効果的かどうかは

わからない。

効果的なキャリア

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本の棚 #231 『上司の心得』

本の棚 #231 『上司の心得』

組織マネジメントにおける難しさを

最近の某中古車販売会社から感じるのは

ぼくだけではないだろう。

組織が大きくなるにつれて

効率的でなくなったり

思いもよらぬエラーが発生したり…

どんな態度で、心持ちで

上司として生きていけばいいのか。

決定版という名にふさわしい一冊
(えらそうにすみません)

勝者とは利益を上げた者だ。

赤字続きでは会社は潰れる。

利益を出している経営者の言

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本の棚 #212 『スタンフォード式 人生デザイン講座(仕事篇)

本の棚 #212 『スタンフォード式 人生デザイン講座(仕事篇)

人生をデザインするためには

今の現実世界がどんな時代なのか

知っておく必要がある。

新しい現実の名前は?という問いに

この本は答える。

「ディスラプション=破壊的変化」だ。

これまでのルールや当たり前は

どんどん変化していく。

この変化の荒波の中で

どうやって人生をデザインするのか。

−−−−−−−−−−−−

ここはメモ程度。

まずは現在地を知ること。

自分がどこにいて、

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本の棚 #63 『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。』

本の棚 #63 『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。』

『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。』
青野慶久(サイボウズ株式会社 代表取締役社長)

「カイシャってなんだ?」

そう考えると…なにをイメージするだろうか?

本社ビル?主力商品?働く人たち?

カイシャには実体はない。

「妖怪」のような想像上の生き物に近い。

その実体のないものが大きくなっていって

理念を失っていったり、不正をしたする

モンスターと化してい

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本の棚 #6 『”やりがいのある仕事”という幻想』

本の棚 #6 『”やりがいのある仕事”という幻想』

『”やりがいのある仕事”という幻想』森博嗣

いまは就活の時期だろうか。

コロナ禍の就活とは

果たしてどんなものなんだろう。

約11年前…私も就活をした。

みんなが「ゴーセツゴーセツ」

と唱えていたを覚えている。

雪国出身なので「豪雪」しか

浮かばない。

ゴーセツには一度だけ参加した。

友人と東京ディズニーシーに

遊びに行くついでに。

そしてミッキーと

お喋り亀さん以外の

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本の棚 #7 『空気を読む脳』

本の棚 #7 『空気を読む脳』

『空気を読む脳』中野信子

脳科学とはすごいものだ。

人(動物)がどう考えどう行動するか

それらを分析して

再現可能なものにする。

脳みそがどう反応するかは

本能的なレベルにあるから

抗えない。

抗うつもりもないが。

科学の力を誰かにとって

都合よく利用することは

果たして幸せなんだろうか。

科学することで

社会は

発展して

人は便利に、豊かになっている…

ように見え

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本の棚 #16 『ビジネスの未来』

本の棚 #16 『ビジネスの未来』

『ビジネスの未来』
〜エコノミーにヒューマニティを取り戻す〜
山口周

自分たちが

今どこにいるのか

どこに向かっているのか

何をしているのか。

何をしていくべきなのか。

そもそもそんな疑問すら

思い浮かばないほど

目の前のことに没頭しているのか

それとも追われているのか。

「はっ、とする」

そんな内容だった。

これまでも山口周さんの本には

何度も殴られている。

『世界の

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本の棚 #17 『働かないアリに意義がある』

本の棚 #17 『働かないアリに意義がある』

『働かないアリに意義がある』
長谷川 英祐(進化生物学者)

「働かざる者食うべからず」

母親のぼそっと唱える呪文…

それを耳にすると

我々兄弟3人は

晩ごはんの手伝い、お風呂の準備に

とりかかることになる。

働かない者が食いっぱぐれる(うちの場合はデザート無し)

本当にそうなんだろうか。

人間社会が発展していくために

王様がつくった奴隷への脅し文句

のような気がしてならない。

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