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メンタルの成長痛日記

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Mrs.Green Appleのダンスホールにある、「メンタルの成長痛」。新たな気付きや発見を書いていく。
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結婚2年目、私は家出をした

結婚2年目、私は家出をした

結婚2年目の春、私は家出をした。

私はこんなに突発的に何かをすることはなかなかない。いつも石橋を叩いて渡るタイプだから、無駄なことは極力しないように生きてきた。

でもその時は「私は今家にいたらダメになる」と当日から泊まれるホテルを調べて予約した。午後3時、夫がいない時に三日分の荷物をリュックに詰めて家を出た。

家から遠いホテルまでは行くのが大変だったので、隣駅にあるホテルにした。近すぎる徒歩

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中国に来て寛容になれた

中国に来て寛容になれた

中国に来て、日本では無意識に色々なことを気にしていたことに気づかされた。そして少し寛容になれた気がする。

一つ目は店員さんの態度について。
中国ではお店に入ると「いらっしゃいませ〜」と言ってくれるが、それまでは座ってスマホをいじってることが多い。接客する時以外は別のことをしているが、会計の時はちゃんと会計をしてくれる。日本ではずっと立ってて、スマホを触っている店員さんを見たことない。

今年の1

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夫の出張、妻は外食研究員

夫の出張、妻は外食研究員

夫が出張に行くことになった。日本に4日間帰ることになった。

私はその間、食事のことは自分の分だけ考えればよい自由が手に入った。

でも誤解してほしくないのは、夫といる時の食事はとても楽しい。毎日食材を使って、どう美味しく食べるかを考えて色々な料理に挑戦したり、美味しく出来た時は嬉しい。そして夫が「これ美味しい」と言ってくれるのはとても幸せな瞬間だ。食事を共にする時間も大好きだ。

だけど、自分の

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思い込みは全部捨ててけ

思い込みは全部捨ててけ

上海に来て、noteを再開して早3ヶ月。
考えや思いを言語化するようになってから、色々なことに気付けた。
そしてその考えや思いの中に、思い込みも多くあることがわかった。

「働かなければならない」
「助産師であり続けないといけない」
「キャリアを積み重ねていかねばならない」
「夫も頑張っているし、私も頑張らないといけない」
「家事を完璧にしないといけない」

あげ出したらキリがないけど、
自分で自

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「今日は外で食べてくる」に対して感じたこと

「今日は外で食べてくる」に対して感じたこと

「今日外でご飯食べてきてもいい?」

夫から言われるその一言に対して東京に住んでいた頃の私はこう思っていた。

え、もう2人分作っちゃったし。
これから作ろうとしてたし。
早めに予定言ってくれないと困る。
予定狂うんだけど。怒
こっちは2人分の食材考えて買ってきてるし、メニューも予め決めているんだから!

と、こんな風に思ってしまっていた。
そして帰宅後に喧嘩してしまい、雰囲気が悪くなる。
仕方の

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一度離れたSNSを再開して気付いたこと

一度離れたSNSを再開して気付いたこと

私は大学生の頃から、TwitterやInstagram、Facebookを始めた。
周りの友達をフォローして、投稿にいいねを押したり、自分でも写真や呟きをアップした。
周りの人がどんな生活をしているのか、どんなことを思っているのか、を純粋に知ることは面白かったし、
自分の投稿にもいいねやコメントが来ると、自分のことを見てもらえている安心感と相手との距離が近くなったような気もしていた。
自分のことを

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居心地が悪いところに成長あり

居心地が悪いところに成長あり

何かが変化すると、それに伴うものは決して心地よいものではない。

結婚後、夫方の姓にすると納得して決めたものの、名義変更はとても面倒くさかった。
まず何を変えればいいのか。それにはどんな手続きが必要で、何の書類が必要なのか。
戸籍謄本が必要となれば、コンビニでも発行できるがその手続きにも3-5日。
一歩進むごとにぶつかってくる壁。
いつ終わるねん、と嘆く日々。

海外生活が始まって、スーパーで見る

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より良いパートナーシップとなるために私たちが話し合った3つのこと

より良いパートナーシップとなるために私たちが話し合った3つのこと

ドラマの中で松重豊さん演じる、
辞書編集者の沢田林太郎が定義した結婚です。
すごく心に残ったのでノートにメモしてありました。

今まで独身でそれぞれ稼いで生活していた2人が、結婚して同じ家に住み始める。
そうするとどうしてもお互いがぶつかり合って、
家庭のバランスが崩れてしまう、なんてことは多々ありますよね。
私たちもそうでした。
例を挙げると、家事のバランスが偏ってしまう、というもの。
私ばっか

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"機微"を感じられるように生きたい

"機微"を感じられるように生きたい

"機微"とは
「表面上は分かりにくい人の心の微細な動き、物事の移り変わりのこと」

自分が大切にしていきたいものが、自分の心だ。

心を亡くすと書いて「忙しい」
東京での仕事や生活は常に忙しく、心がどんどん失われていく感覚があった。

朝起きて、とりあえず牛乳とヨーグルト、あればバナナを齧って通勤。
病院での仕事は頭をフル回転させて、回していく。時間がないのでとりあえず食事を流し込む。一人一人に関

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心の底にあった"休みたい"を思う存分叶えてあげる

心の底にあった"休みたい"を思う存分叶えてあげる

今年は仕事とプライベートで変化の多い年。
常に"一旦休みたい"感情が心の中にあって、その都度少し休んでを繰り返したきたが、思う存分休んではいなかった気がする。

仕事では、助産師として、常にいのちと向き合う。
日々、生まれてくる新しい命を守るために働いた。
夜勤もあるため、夕方16時から朝の9時まで働き続ける。ご飯休憩30分。仮眠90分。
なかなかハードワークだったため、夜勤のあとは泥のように夜ま

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メンタルの成長痛

メンタルの成長痛

決められたレールの上で優等生に生きてきた自分。
正解を求めて、求められる解答を出して生きてきた自分。

自分が正しいと信じていたもの、
社会が正しいと謳っているもの、
それが今分からず、自分はどうしたらよいのか不安になる。
私はどうしたら正解なんだ?

勉強をして、学校でいい成績を出す。(正解)
手に職をつける資格を取って、助産師になる。
上京して大きな病院に就職。
好きな人と付き合って5年目に結

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