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思い込みは全部捨ててけ
上海に来て、noteを再開して早3ヶ月。
考えや思いを言語化するようになってから、色々なことに気付けた。
そしてその考えや思いの中に、思い込みも多くあることがわかった。
「働かなければならない」
「助産師であり続けないといけない」
「キャリアを積み重ねていかねばならない」
「夫も頑張っているし、私も頑張らないといけない」
「家事を完璧にしないといけない」
あげ出したらキリがないけど、
自分で自分を固めてしまっている考えがいくつもあった。
「働かなければならない」
今まで働き続けて、急に仕事をしなくなると、
「あれ?今の私の仕事はなに?」と仕事脳が満たされなくて、不安になった。
"働いていない自分"の価値がないと思ってしまっていた。
"働いていない自分"を誰からも責められていないのに、自分で自分のことを責めてしまっていた。
働いていない自分は社会に何を貢献しているんだ?と。
でも長い人生の中で、ずっと休まず働き続けることだけが正しいとは限らない。
誰かのためばかりに生きるのではなく、
自分のために休んだり、学んだり、旅行したり、料理したりしてもいいじゃないか。
働くだけが人生ではない。
そう思えるようになった。
自分のための時間なんてなかなか取れない。
今の貴重な時間で、ゆっくり休んだり、本を読んだり、noteを書いたり、新しいお店を開拓したり、新しい料理を研究したり。
自分のことを満たす時間。
この貴重な時間を味わい尽くしていこう、と前向きに今を楽しむことできるようになった。
「助産師であり続けないといけない」
「キャリアを積み重ねていかねばならない」
せっかく大学で学んだ知識、5年働いた経験を無駄にしたくない。このままキャリアを積まないともったいない。
同期は日本でバリバリ働いているし、
転職して新しいことに挑戦している。
比べて自分は、何もしていないな。
ん?何もしていない?
いやいや、毎日新しいことに挑戦しているではないか。新しい道を歩く。新しい単語を学ぶ。
自分で自分の挑戦するフィールドを狭めていないか?
何に新しく挑戦したっていい。
助産を学んだから、ずっと助産師であり続ける必要はない。
あと、異国での生活が今後のキャリアに活かせないと誰が決めた?
異国での生活や語学力が、
もしかしたら今後、日本で出産する外国人のサポートに活かせるかもしれない。
海外で出産する日本人のサポートだってできるはず。
まずは、今しかできない経験を積んでいくことが大事。
ただ助産師としての視点を持ち続けること、アンテナを張ることは続けてみてもいいかな。
"中国では、日中よく赤ちゃんとおばあちゃん見かけるなあ。
家族で子育てしているんだなあ。"
とか。
オンラインでも学べる機会はたくさんあるし、
新しい知識のアップデートはできる。
一度現場を離れて、自分をアップデートする時間だと捉え直した。
「夫も頑張っているし、私も頑張らないといけない」
夫のペースと自分のペースは違うのに、
勝手に合わせて勝手に疲れていた。
良くない。良くない。
人それぞれのペースがあるのだから、
自分が心地良く頑張れるペースでやればいいだけの話なのに。
夫は夫のペースで。
私は私のペースで。
お互い自分のペースで頑張っていければいい。
「家事を完璧にしないといけない」
私は今家事が仕事なのだから、"毎日"完璧にしないと!
現に、毎日完璧に生きることなんてできないし、できなかった自分を責めてしまって、さらに自己嫌悪になる。
悪循環に陥ってしまう。
やめようやめよう。
助産師の仕事はミスが許されないし、
常に完璧にしないといけないと思っていた。
けれど家事は違う。
持続可能な柔軟な家事力があればいいだけだから。
全部毎日完璧にこなさない。
少しずつ、部屋を綺麗にする。
例えば、今日は床とトイレ。明日はお風呂と洗面台。
料理の後、今余裕があるからシンク洗っておこう。
ホコリがあるな、今モップかけとこ。
と気付いたらやってしまう。
専業主婦になってから、最初のうちは完璧に毎日掃除していたが、疲れてしまった。
考え方を変えて、少しずつ掃除していたら、部屋も綺麗に保てるし、心も楽になった。
家事お休みデーも作ったりしても、自分を責めることはなくなった。
やっぱり言語化すると、自分は何を無意識に思っているのか、が分かるからとても良い習慣になっている。
noteに感謝。
知らないうちに自分で自分を苦しめていた思い込みも、言語化して手放してみる。
この思考回路のおかげでだいぶ生きやすくなった。
2023年、思い込みは全部捨てていく!
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