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恐れではなく愛のある選択をする

「恐れではなく愛のある選択をする」
これは今通っているじょさんし大学で学んだ言葉だ。

講師の先生が伝えてくれたこの言葉はとても心に響いた。


果たして私は今まで"愛"のある選択をできていたのだろうか。

今までの選択を振り返ってみたのだが、自分は"恐れ"で選んでいたことが多かったように思う。


例えば洋服を選ぶ時。
小さい頃、自分が着たいと思うよりもお母さんの顔色を伺って、値段を見て我慢することが多かった。
大人になってからも自分で好きな洋服を買えるはずなのに、流行の洋服を調べて、周りの目を気にして、または彼氏が好きそうな服を選んで買うことも多かった。

自分の選択をする上でどうしても、嫌われたくない、好かれたい"恐れ"が多くの部分を占めていたように思う。

でもその授業を受けて、
お母さんに迷惑をかけたくないと思うのもお母さんを思いやる一つの「愛」であるし、
流行に乗っておしゃれな洋服を着て、彼氏とデートをする自分への「愛」でもあると考え方を変えることができた。

ちゃんと自分は「愛」のある選択ができていたのだと過去の自分の見方を変えてみることができた。

そうすると自分の選択も肯定的に捉えることができた。


ではこれからの選択の時に、もっと自分の選択が愛のあるものだと考えたいと思うようになった。
そのするためには、周りに委ねず、自分は本当はどうしたいのかちゃんと聞いてみることにした。

先日それを体現できた気がする。



私と夫は2人で上海市内の街歩きをして、歩くのに疲れてカフェで休んでいた。

その時私は、夕食の材料が足りないから帰りに買い物に行こうかなと思っていた。

でもその時の自分の心の声は
「一旦家に帰って横になりたい。それから夜ご飯のことを考えたい。」だった。

夫にも相談したが、同じ意見だった。

数時間後のことは数時間後に考えることにして、一旦楽しい雰囲気のまま2人で帰宅した。

そうして、自分の心の声に従った通り、家に帰って横になって休んでみたら、なんと心地よいことか!
1時間ほど休んだら、またエネルギーが湧いてきて、よし買い物に行こう!という気が起きてきた。

それからまた外に出て、食材の買い出しに出かけたのだが、足取りは軽くて、心も辛くなかった。そして料理も全然苦じゃなかった。

今までだったら、効率を重視してその帰り道に疲れた体を引きずって買い物に行っていた。そしてさらに疲れて買い物に行ったことを後悔して、料理を作るのも嫌になっていたかもしれない。




おでかけのついでに買い物した方が未来の自分が困らないと、今の自分の声を無視して未来のための"恐れ"で選択するのではなく、
今の自分の心の声に従う"愛"のある選択をすることで、ちゃんと自分に愛が届いて、満たされた気持ちになった。

時には効率的じゃなくてもいいんだ。

一旦休んでもなんとかなる。上手くいくんだ。

自分の恐れである、思い込みや効率を捨ててみても、案外大丈夫なことを学んだ。

愛のある選択で自分に優しくすることは大事だなと体感した一日だった。

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