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「今日は外で食べてくる」に対して感じたこと

「今日外でご飯食べてきてもいい?」

夫から言われるその一言に対して東京に住んでいた頃の私はこう思っていた。

え、もう2人分作っちゃったし。
これから作ろうとしてたし。
早めに予定言ってくれないと困る。
予定狂うんだけど。怒
こっちは2人分の食材考えて買ってきてるし、メニューも予め決めているんだから!

と、こんな風に思ってしまっていた。
そして帰宅後に喧嘩してしまい、雰囲気が悪くなる。
仕方のないモヤモヤする感情、どうしようもない感情を持て余してた。

けれど上海に来て、同じ一言を言われた時に思ったことは、少し違っていた。

それは最近、自分の感情を細分化して書き出してみているからだ。

物事と感情を切り離してみて、考えてみる。

外で食べてくる、のは急な仕事が入った場合と急なお誘いがあったから。
→私ではどうしょうもない問題。そこを怒ることはナンセンス。

予定がある場合はいつも前もって言ってくれている。
→それでも急な場合は仕方ないと思う。

私は予定が変わるのが嫌い。
→予め予定があるなら教えてもらう。これは2人の約束。
→でも予定が多少変わることもあると認識しておく。

今日はこれを作ろうと決めてしまっている
→自分で決めていることは自分で変えてもいい

今日はじゃがいもと挽肉があるから、コロッケを作ろう。
→揚げたてのコロッケ作ろうとしなくても、日持ちするカレーに変えたっていい。
→思い込みで決め込んでしまっていることは手放しても大丈夫。
→自分からも、もちろん夫からも責められることではない。
→また違う日に材料揃えてコロッケ作ればいい。

自分で決めたことを自分で変えてみても、何も嫌な気持ちにならなかったし、むしろ変化に順応できた自分に嬉しくなった。

私は予定が変わるのが嫌なのではなくて、
決め込んでいたことを手放すことが苦手なだけだった。

でも手放すことはそんなに難しいことではない。

違う選択肢に変えるだけだから。

気持ちの細分化をしてみたら、物事と感情を離して考えられるようになった。そして予定の変更が苦手だった私も、少し柔軟に考えられるようなれた。

今日はちょっとだけ自分を理解できて、新たな発見があって嬉しい日。

もう少し料理の引き出しも増えたら、もっと柔軟に変えられるじゃん私。

帰宅した夫に対しても笑顔で
「お疲れ様!おかえり!」と言えた。
花丸百点満点💯。

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