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#私の仕事
パンが食べられないのなら、ドレスを作ればいいじゃない! #創作大賞2024
ドレスデザイナーになるにはどうしたらいいですか? どこで学べばいいのですか? そんな質問を最近受けるようになった。
だけどわたしはいわゆる「フツー」の道を歩んでここまできていない。それどころか、中学生のときの家庭科の成績もひどかった。ここだけの話なのだけど、10段階評価でなんと2だった。そんなわたしが、いったいどうしてウェディングドレスを作れるようになったのか。
そこには、娘の存在が大き
インスタを毎日投稿してみたらどうなるか実験しています
急に思いついて、2月はInstagramを毎日投稿してみています。ドレスの仕事用のアカウントです。
これはちょっとした実験です。わたし、じぶんで実験するのが好きなんです。
変化はね、ありましたよ。まず、リール動画をつくるスピードがあがった! 最初は1本のリール動画をつくるのに3時間(!)もかかっていたのだけど、いまはめっちゃ早くなった。やっぱり慣れって大事ですね。
それからさまざまな機能にも
白に魅せられてしまったものはしょうがない
そうだった。つくっている間は苦しいんだった。
ウェディングドレス、つくっている真っ最中は、悩むし、そのことで頭がいっぱいになるし、責任感に押しつぶされそうになる。楽しいだけじゃないこともある。
わたしはなんでこんなに責任の重いものを仕事にしてしまったんだろう。
そもそも色が「白」っていうだけで大変さが倍増する。すごく神経を使う。
一日中制作して、クタクタになって翌日の段取りを考えながら歩く
チョコレートは着るものです。
数年前のある日「わたし、ウィリー・ウォンカになりたいんです」という女性から、衣装づくりの依頼を受けました。(わたしの本業は、オーダーで衣装やウェディングドレスをつくるドレス作家です)
ウィリー・ウォンカとは、ジョニーデップ演じる「チャーリーとチョコレート工場」の工場長。これがまあエキセントリックで不気味なチョコレート工場で、ダークファンタジー好きにはたまりません。
この映画のイメージで、チョコ
「声をあげるドレス」 女性たちは何を着て闘ってきたのか。 #国際女性デーによせて
政治や選挙に関する記事はあまり人気がないかもしれませんが、服を仕事にするわたしが書くなら、ファッションにからめて書いてみます。タイトルは「声をあげるドレス」です。
「DRESS TO PROTEST」
書きたいと思ったきっかけは、HARPER'S BAZAAR(ハーパース・バザー)UK版・2021年3月号の、「DRESS TO PROTEST」という特集記事です。「抗議するドレス」として、政治的
ドレスは環境問題に貢献できるか? 排出されたエアバッグで作ったウェディングドレス
ファッションにもサスティナブルが当たり前の時代がやってきました。サスティナブルとはサステナブルとも言い、「持続可能な社会を目指す」価値観です。繊研新聞を見ても、毎日どこかしらにサステナブル関連記事が見つかります。
わたしはウェディングドレスのお仕立てとリメイクをしているのですが、近年は環境問題やSDGsへの関心から、リメイクのお仕事の依頼が増えてきました。お母さまのウェディングドレスのリメイクや
ここからヴィンテージをつくるということ。
とうとう、2000年代生まれ、Z世代の花嫁さまがウェディングドレスのオーダーにいらっしゃった。
インスタグラムでわたしのエシカルウェディングドレスの活動と、オーダードレスの作品を見てくださって、はるばる遠方からお母さまと一緒に。
ついこの間まで10代だった花嫁さま。彼女たちはまったく新しい価値観でものごとを決める。エシカルやヴィーガン、SDGsは当たり前の世代だ。まぶしい。新しい時代がやってき
もしも旧グッゲンハイム邸が、あの「グッゲンハイム」じゃなかったら。
花嫁様の召使い、ウェディングドレスの仕立て屋タケチヒロミです。
昨年夏、神戸のウェディング関係者に衝撃が走りました。
「旧グッゲンハイム邸って、別人宅だったってよ!」
私たちが「旧グッゲンハイム邸」だと言っていた洋館は実は別人宅で、本当の旧グッゲンハイム邸は、20メートル北側にある「旧竹内邸」と呼ばれていた建物だったそうなのです!衝撃です。
神戸新聞に掲載されたそのニュースは、業界関係者の
読み、繕い、繋ぐ、おばあさまの仕立てたウェディングドレス。
古いものとドレスとイギリスをこよなく愛す、ドレスの仕立て屋・リメイク作家のタケチヒロミです。
先日、お母さまのウェディングドレスのリメイクのご依頼がありました。シルクのコード刺繍が美しい、35年ほど前のウェディングドレスです。
ボリュームのあるお袖のデザインが80年代のドレスの特徴を表しています。
1980's この時代のドレスには、肩や袖など、上半身にボリュームのあるロマンティックなデザイ
廃棄されるはずだった5着の服が、ウェディングドレスになるまで。
ドレスの仕立て屋・リメイク作家のタケチヒロミです。
先日書いた「ドレスは環境問題に貢献できるか?」という記事を公式マガジンに載せていただいたみたいで、とっても嬉しいです。
今日はその「エシカル・ウェディングドレス」の創作のドラマについて。
廃棄される予定だった5着の服が、エシカルなウェディングドレスになるまでの工程です。完成品を見ただけではわからない手順や、リメイクの発想法なども書いてみます