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【note66】Quest Cup2024を振り返る②4人の座談会
3人だけの挑戦前回の投稿で、今回は高校生が1チーム出場したことを紹介した。そもそもなぜ、高校生チームがあったのか?という話から!
勤務校では中学2,3年生はゼミナール授業という名前の探究的な学びの時間がある。生徒は教師のゼミ紹介を聞き、希望するゼミを選択する。希望通りに行くこともあれば、入ったゼミが第5希望などということもある。中学のゼミナール授業に関する考察はPart3でまとめようと思っている。
【note65】Quest Cup2024を振り返る
Social Changeへのこだわり教育と探求社の「クエストエデュケーション」に取り組んで4年目になる。
クエストには様々なプログラムがあるが、こだわりを持っているのがソーシャルチェンジ(以下SC)である。SCは探究(探求)のエッセンスが詰まっていると感じているからだ。それゆえにとても難しいプログラムであると感じている。まず何よりも社会における課題設定を自分達で行う必要があるからだ。スタート地点
[note63]2023年の高校3年生「政治経済」の総括
2023年度の総括高校3年生は11月末で授業が終わり、学年末試験を経て、通常カリキュラムがすべて終了しました。労働問題と社会保障問題は冬期講習で扱いましたが、概ね政治経済の全分野は扱ったことになります。ここで、毎年考えるのが、今年の政経は理想に何%くらい近づいただろう!?ということ…。個人的に理想とする「高校3年生」の授業があり、そこに近づいているのか、まだまだ果てしない道なのか振り返るようにして
もっとみる[note58]インスパイアされるということ
東工大学長メッセージ以下の文章は進路通信(高校生)で紹介した東京工業大学の学長である益一哉先生が新聞のインタビューで語ったメッセージである。
インスパイアされる学び続けることや新しいことに挑戦すること自体は、とても楽しいことだと思っているけれど、そこには大きなエネルギーが必要であるし、時には「もう、こんな感じでいいかな」と妥協したくなること、妥協してしまうことも少なくない。実際に、常にブラッシュ
[note56]違いの発見から生まれる未来-庭師の方と話して感じたこと-
初めて庭師の方とお話したこと
その方は20歳までシンガポールで生活をされ、その後、庭師として多方面で活躍されている。年はほぼ、同じ!(だから以降は彼と呼ばせていただこうかな)。直接は聞いていないが、20年間もシンガポールで生活をしていれば日本語に加えて英語、もしかしたらマレー語なども操れるのかも知れない。そうしたキャリアからなぜ庭師なのだろう?
素朴な疑問があって聞いてみた。
庭師になるためには
[note55]学校をどのように創造していくか?その②
前回は先生方との対話から見えてきたこと、次のステップに進むために必要ではないかと感じているマインドを書籍などを踏まえて考えてみた。
その後、学びに関する研究会、学校の在り方に関する研究会に参加して感じたことなどをまとめながら、今後の方向性を考えてみようと思う。色々と忘備録的に書いているが、色々な先生と繋がりながら、先行きを考え、自分達の思いに自信を持っていきたい。教師が自己肯定感、自己効力感を持つ
[note53]学校をどのように創造していくか?
学校を考えるフリートーク昨年の11月から思いついて始めた先生方とのフリートークタイムは、一先ず3月で一区切りになった。ここまで授業の合間に全13回、10名の先生とお話することができた。これを多いと思うか、少ないと思うかは考え方次第だし、元々が「話したい人が話したいタイミングで気軽に集まりましょう」をコンセプトに始めたから、数の問題ではないのかも知れない。トークタイムのほとんどは私と誰かという2人の
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