ほんとうのわたしをさがして⑧
今までのものは
人生の大精算の記録だ。
見方を変えて
過去を見る。
過去を知る。
つらかった。
つらい人生だったんだと思うことが
つらい。
見て見ぬ振りしてきたことを
しっかり見つめるのは
恐怖でしかない。
今までの人生は
幸せなんだと思っていたし、
幸せだと思っていなきゃいけないと思ったし
不幸でしたなんて親に絶対言えないし
不幸なはずがないと思っていた。
しかし、振り返ると、私の人生はつらかった。
それを認めようと思った。
でも認めるのは怖かった。
全てが否定されそうで。
でも本当は、ツラいのにそれを押し殺していることが
一番の自分への否定だったのだ。
だからこれを機にしっかりと思ってみる。
私はつらかった。
本当に今までつらかった。
そして、家族が嫌い、ということも。
家族のことを嫌いだなんて思うことは
断じて許されないことだと思っていたが
嫌いだな、と少し思うだけで
心が軽くなった気がした。
親が悪いとは言わない。
だけど、私の人生が楽しかったかというと
それは違う。
いつもドン底だった。
這い上がっても這い上がっても
ヘドロが私を底に押し返す
意思なく生まれて
この世界を生きなければならなくなったのに
こんなにも支配されて
結婚だの子どもだのも言われたら
マジで何様なの?って思う。
DNAが半分ずつ入ってるだけであって
他の個体だから。
あなたの幸せを思って、は常套句だが、
それはあなたがたが思っている幸せであって
私の幸せではないかもしれない
幸せはなるんじゃなくて、感じるもの
人間の行事を終わらせたからって
幸せになるわけではない
幸せになるための道具に使っていけば
終わりのないデスロードの始まりになる
結婚も妊娠も
ただのスタートだ。
どちらも大変だ。
大変だけど、
好きじゃないとこもあるけど
至らないところも
情けないところ
たくさんあるけど、
それは自分も一緒で、
許しながらでも
一緒にいたい人と
一緒にいて
気づいたら結婚したり
気づいたら子どもがいたりして
みんなで幸せを感じていこうねって
そういうのでありたい。
結局はうらやましさもある。
でも、
やはり妥協はできない。
今までの人生が、
抑圧して仮面をつけながら生活していたものであり
それは自分に対しての裏切りであり、攻撃であり、
自分を自分で殺していた、それも何度も、
そういうことがわかることができた。
これからの人生、私は30になるが、
あと70年くらい生きるとして
今一番、常識的には課題を出される時期で
結婚してないこととか
結婚しても子どもがいるいないとか、
そういうのを言われたとしても
私はもう自分を抑圧しない、我慢しない
癖があるから、あぶないときもあるかもしれないけど
私は私として、私と生きていかなければならない。
それが良くわかった。
それと、
奇跡というのは起こるもので。
自分は生きていていい、ということを教えてくれる人が
わたしにはいたということ。
その人は
新しく出会った人などではなく
いつも私を静かに励ましてくれてた人だった。
私はよく見えていなかった。
近くにいた時は全然見えていなかった。
けど、距離は離れたけど今は
一番近くに感じられる存在になった。
親は変えられない
現実も変えられない
だけど、自分の中は変えられる
見方ひとつで
ウソのように外側は変わる。
必要なときに必要な人がやってくる
だから
まずは死なないこと。
死ぬほどつらくなったら
全てを放棄して
自分の内側だけを見つめる
人生の大精算。
自分自身の扱いが
よかったかどうかは
今の現実に現れる。
今一度、過去を見直す。
自分はそのとき、何を思っていたのか。
今やっと、フラットになれた気がする。
これからはもっと自分を大切にしながら
生きていきたいと思う。
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