#エッセイ部門
【ばあちゃんと僕と金ちゃんヌードル】
僕が小学2年生の時だった。父親の両親、つまり僕にとってじいちゃんとばあちゃんと同居することになった。
当時中学生だった姉はばあちゃんたちに甘えることは少なかったが、もともと二人が大好きだった僕はそれはもうベタベタに甘えさせてもらった。
両親が共働きだったこともあって、学校から帰宅するとすぐにばあちゃんたちの部屋を訪ねてはお菓子をもらったりカップ麺を作ってもらったりしていた。
その頃、僕が1番好きだ
人生最後の挑戦! 推し、母。
「わたし、YouTuberになったよ!」
あるとき、68歳の母からLINEが届いた。動画を観ると、確かに母は料理をするYouTuberになっていた。
母は、iPadもパソコンも持っていないので、撮影はスマホ一台でしている。
「びっくりしたー。どうしてYouTuber?」
「わたしより年上の90歳でも、YouTuberになれる時代だよ! わたしにも、できると思って」
よくよくヒアリングして
トイレットペーパーへの疑念
私は今、疑念に駆られている。
最近、お店に行くと、様々なトイレットペーパーを見かけることがある。昔はトイレットペーパーといえば、シングルかダブルくらいしか選択肢がなかったが、最近は本当に種類が多い。
どこぞのお姫様が使うのか、と思わせるような、花柄プリントのものや、フローラルなどの香り付きのもの。ウォシュレット用の破けない丈夫なものまで、使う人に合わせたラインナップが豊富だ。
私は実
茶碗が割れたら、転換の合図/2023.12.05
朝から炊き立てのごはんを、お気に入りのお茶碗に盛って食べれるのは、すごく幸せなことだ。
朝ごはんはごはん派だ。
子供のときから、卯ノ花家の朝ごはんの主食はごはんだった。
上京したばかりの頃。
シェアハウスの備品としてあった炊飯器を使うのに抵抗があり、しばらくの間、パンを毎朝食べていた。
しかし、パンはすぐにお腹が空いてしまい、お昼ごはんを多く食べてしまいがちだった。
さらにパンを毎朝食べるの