ホシノエミコ

場をつくるひと。内省・収集心・学習欲・個別化・責任感。HSPにしては実行力があるらしい…

ホシノエミコ

場をつくるひと。内省・収集心・学習欲・個別化・責任感。HSPにしては実行力があるらしい。50代半ばにして「泥」から抜け出し中。読んだり書いたり歩いたり。観察と色彩、長期的視点。苦手は急ぐこと、お酌とお金の計算。 https://www.yutakanakurashi.net/

マガジン

  • 泥の中にいたアラフィフが、地上に出て社会とつながり直すまで

    50代のわたしが「書くこと」で自分を取り戻し、ひとの中で生きられるようになるまでの話です。この過程は現在進行中でもあります。

  • #対話のコミュニティ まとめ記事

    2023年4月に始まった、対話のコミュニティ第一期のミートアップや対話会の気づきや感想をまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

手書きのノートから人生がひらく話

noteのプロフィールに「50代にして泥から抜け出し中」と書きました。 泥とは、自己否定と反省の人生です。 今こそ自己肯定感が大事といわれていますが、ダメな自分を見て足りないものを埋める努力は誰もがやった覚えがあるでしょう。反省しないと次に活かされないのでは?とも思えます。ではどうして泥から抜け出ようとしたのか? 「全部がむしゃらにやってみる」「とにかく頑張る」で乗り切れることもあるのですが…行き詰まってしまったのです。「何に努力するか」の選択はその人次第で、それが人生

    • わたしの知らない息子になっていけ

      暖冬の3月はいつまでも寒いという印象がある。今年の3月も寒の戻りが長く、ここさいたまでも、うっかり咲いたユキヤナギが寒そうに揺れている。 卓球サークル後輩の卒業を祝いに、出雲に住む息子が帰省した。帰省は例によって出雲-東京便の夜行バスをフル活用の弾丸ツアーだ。朝やってきてご飯食べながら昼までしゃべって、卒業を祝いに出かけていった。 彼は社会に出て約一年。就活は苦労続きだった。何社も申込み、お祈りメールを何度ももらった。大学4年の夏前にようやく出た内定。その会社で働いている

      • 現役と老後のはざまで揺れる話

        昨年秋、母が骨折で入院したことから遠距離介護がはじまりました。 (母は島根県の西部、一方のわたしは埼玉。こちら ↓ は前回の帰省記事。長文なのでお時間のあるときにどうぞ。) 様子を見に行ってくれた従姉妹が「チリ一つない室内!元気です」と写真付きで連絡をくれてから、一週間も経たないうちに入院。病院から連絡が来たときは、(まさかこんなことになるなんて!)と思ったけれど、人間その時元気だったからといってこの先も元気とは限らないよね…。 退院後は介護老人保健施設(いわゆる老健)に

        • 「ノートに手書きする会」は、明日4日の朝9時からです。週の始まりを手書きでゆるりと過ごしたい、内省の時間に充てたい、そんな皆様のお越しをお待ちしております! https://note.com/hoshino_emiko/n/n34e423371753

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        手書きのノートから人生がひらく話

        • わたしの知らない息子になっていけ

        • 現役と老後のはざまで揺れる話

        • 「ノートに手書きする会」は、明日4日の朝9時からです。週の始まりを手書きでゆるりと過ごしたい、内省の時間に充てたい、そんな皆様のお越しをお待ちしております! https://note.com/hoshino_emiko/n/n34e423371753

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          15本
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          12本

        記事

          【2月4日あさ9時~10時・無料オンライン】ノートに手書きする会をテスト開催します

          ホシノのnoteをお読みくださり、ありがとうございます。 あまり一般受けする内容ではないのにもかかわらず、読んでくださって、その上スキやコメントもいただいたりと、読者の方に支えていただいていることを日々実感しています。ありがとうございます。 「手で書くことは、キーボードをたたくのとは違った経験をもたらしてくれる」ことを、わたしはこの3年間で実感しており、現在ノート術講座の企画を立ち上げたりしています。 この度もっと気軽に手書きする場を、noteのメンバーシップを使って開い

          【2月4日あさ9時~10時・無料オンライン】ノートに手書きする会をテスト開催します

          「蔵の中はパンパンです、あとは出すだけ。」

          2022年3月18日、わたしは緊張しつつパソコンの前に座っていました。皆川久美子さんにオンラインでお目にかかるのです。ブログの記事をたくさん読ませていただいて、わたしはまるで作家さんに会うファンのような気持ちになっていました。 皆川さんはHSP専門コンサルタントとして、正しい知識と、他者との関わり方や工夫を広める活動をしておられます。講演会や著作のほか、下記の活動もされています。(HSPとは 「Highly Sensitive Person とても敏感な人」という概念です。

          「蔵の中はパンパンです、あとは出すだけ。」

          大人相談会の忘年会を終えて、この一年を振り返ってみた

          12月22日は、 #大人相談会 の忘年会。 いつもは少人数で集まる会も、この日は人数無制限です。9月の終わりに入会した新参者として、会員の皆さんの顔が見える、声が聞こえるのを楽しみに参加しました。 いろいろな方とお目にかかれて、ただそこにいるだけでうれしくて、不思議と満足しました。会話を聴いているだけでも取り残された感じがしなくて、ただ笑っていられた。何だこのじんわり感… この一年を振り返ったり、ローカルな経済が回ったり、来年に向けてのお話もありつつ、「良いお年を」と楽し

          大人相談会の忘年会を終えて、この一年を振り返ってみた

          荒ぶる自律神経との向き合いかたが希望をくれた話

          2022年3月。HSP専門コンサルタント 皆川久美子さんのブログを読む中で、「ポリヴェーガル理論」なるものを知ります。これはわたしにとって画期的な出会いでした。 この記事の中で紹介された本を早速読んで、目からうろこが落ちました。 なんと副交感神経を、身体に働きかけるワークで育てることが出来ると書いてある!!! 興奮、緊張をしても、いずれ必ずリラックスが訪れると頭だけでなく身体でも知っている状態が作れると。 自律神経を育てて、整える? あの勝手に働く自律神経を… 緊張しや

          荒ぶる自律神経との向き合いかたが希望をくれた話

          しんどかったけど、ひとの優しさの中で新たな人生の歩みを感じた帰省旅

          腰を痛めて入院中だった86歳の母が、引き続き施設でリハビリを続けることになりました。入所日が確定して一週間後の11月下旬、手続きや付き添い等のため埼玉県から郷里の島根県に帰省しました。 母に会うのは5年ぶり。この間一度、郷里を訪れましたが母に会えないままでした。 母はわたしが車の運転をすることをとても嫌い、以前からわたしの運転する車には乗ったことがありません。3年前、息子の引越しで鳥取まで来たので車で寄ると伝えたところ、途中で何度も「帰ってくるな」と電話がきました。 「

          しんどかったけど、ひとの優しさの中で新たな人生の歩みを感じた帰省旅

          ホシノのnoteにおいでくださり、記事を読んでくださりありがとうございます。諸事情により、スキしてくださった方のページを訪れたりコメントへの返信をすることが難しくなっています。来月10日ごろまでには対応させていただきます。 たくさんの応援、届いております。ありがとうございます😭。

          ホシノのnoteにおいでくださり、記事を読んでくださりありがとうございます。諸事情により、スキしてくださった方のページを訪れたりコメントへの返信をすることが難しくなっています。来月10日ごろまでには対応させていただきます。 たくさんの応援、届いております。ありがとうございます😭。

          55歳の今年、ついにピアスを開けました

          初めてイヤリングをしたのはいつだったか…大学生のときだったと思います。 ウキウキして付けたはいいけれど、だんだん耳が痛くなり(ゆるめると外れる)、しまいには頭も痛くなる始末であきらめました。 同じころ、パンプスというものも履いてみたけど、こちらも痛くて地獄でした。わたしは甲が薄く足幅が細く、かかとが小さい。足首が固定できないパンプスでは足が前にずれて、ひどいときには内出血するのです。 おしゃれとは忍耐で、わたしにはその忍耐力がないのだと思いました。 30代半ばから患って

          55歳の今年、ついにピアスを開けました

          忘れられない節目の日~宝物の「声」とともに

          2023年11月3日。雲一つない快晴のもと、わたしは八王子に向かっていました。ボイスコーチのケイさん主催、「GOOD VIBES」声のワークショップに参加するために。 録音した声を自分で聴くこと、昔は大嫌いでした。 きっと、「自分で解釈した嫌な部分」ばかりが耳に付いていたのでしょう。透明感がない、低くて冷たく聞こえる、滑舌が悪い…などなど。 その「声」のプロが、客観的にフィードバックして下さる。 なおかつ会場が「高尾の森わくわくビレッジ」という緑豊かな環境。そしてなんと言

          忘れられない節目の日~宝物の「声」とともに

          自分語りを止められなかったわけ

          2022年2月。新型コロナ発症後の療養も半年を過ぎましたが、よくなりかけては悪くなるを繰り返していました。 1月半ばに書き始めたこれまでの記録は、A5のノート26ページ分となり、 2月の下旬にひとまず終わりました。改めてめくってみると、いい思い出があまり書けていません。高校卒業までの記録は特にそうでした。(全部吐き出せたら、いい思い出もよみがえってくるのかもしれないと、今は感じています) 理解されなくて苦しんだ記憶の数々を眺めて、気づいたことがありました。 「わかって欲

          自分語りを止められなかったわけ

          あり方で引っ張る経営者の姿

          9月19日の #対話のコミュニティ ミートアップには、(株)ヤッホーブルーイングの広報、ジンさんこと渡部翔一さんがお越し下さいました。 よなよなエールというビールは知っていましたが、どんな会社か全く知らず…ましてや経営危機に陥ったことがあると聞いて驚きました。 この危機をきっかけに、会社は大きく変貌を遂げたそうです。 「ビールに味を! 人生に幸せを!」 幸せを届けるからにはそこで働くひとも「楽しさ」を感じることが必要。そこで社員それぞれの強みを活かしたチームビルディングが

          あり方で引っ張る経営者の姿

          10000字の自己紹介を書きあげて感じたこと

          みずのさんはその時さらっとおっしゃった。「noteで自己紹介やってみたらどうでしょう、10000字ぐらいで。」 ふーん、10000字かぁ… え? あ? いちまんじ? 一万字!! これまでに書いたまとまった文章で、最長は読書感想文の2000字な気がするんだが…なんかできそうな気もするので取りあえずやってみる。 (みずのさんには「書くこと」「ブランディング」について相談に乗ってもらっています) ノート術ワークショップを始めるに当たっての自己紹介、ということで書き始めたので

          10000字の自己紹介を書きあげて感じたこと

          HSP洞察系に納得し、過去のことを書き出したら人生が俯瞰できた

          2022年が始まりました。 このころは武田友紀さん、山口由起子さんのブログに加えて、皆川久美子さんのブログも読んでいました。このお三方の文章に共通するのは「HSPにも活躍できる道がある」という信念が感じられることです。「HSPだから生きづらい、もっと配慮されるべきだ」という論調ではないことが、なんとも心地よかったし、希望になりました。 皆川久美子さんに励まされたのは「HSP洞察系として自分らしく生きること」。HSPの自覚はありながら、「空気を読んで周囲に溶け込む」ことができ

          HSP洞察系に納得し、過去のことを書き出したら人生が俯瞰できた