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思い出

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思い出すこと、日々綴ります。
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記事一覧

アンクル・トムの小屋から思い出す母のこと

アンクル・トムの小屋から思い出す母のこと

もうすぐ母の日。

つい最近、思い出して、図書館から借りて手元に置いた本。
アンクル・トムの小屋。

思い出せば、母からいろんな影響を受けた。

母は幼い頃、感受性が強かったらしいということを、伯母からは伝え聞いていた。思い返せば、母はいろんなことを私に伝えてくれた。

「アンネの日記」という本も買ってきてくれた。
元々、私にそういう素養もあったのかもしれないけど、それを満たすかのように、母は私に

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恐怖の乗り越え方

恐怖の乗り越え方

オンライン英会話で、人前で話すことに対する恐怖心があることを話した。

先生が答えてくれた。
恐怖を克服する方法が一つある。
To overcome your fears, dive into your fears.

この会話が私を奮い立たせた。開き直りとも言う。だけど、なるほど、とも思った。

四万十川の眼鏡橋から飛び込んだことを今思い出した。
下から見るよりも、はるかに高かった。怖かった。

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花束の想い出

花束の想い出

どんな思いで、あの花束を買ってくれたんだろう。
人生を振り返って、その時はそこまで思いも及ばなかった未熟な自分。
今、思い出す機会が巡ってきて、ただただ、ありがとうって思う。

先日頂いて、家にいけている花束見ながら、思い出すこと。

ブルボン王家の紋章が百合。
フランスととても縁の深い花。

大学時代の合唱部の想い出。
初めての定期演奏会。
開場前から扉の所で花束を持っていた人を母が見つけて、「

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スタエフ3年過ぎそう、の振り返り

スタエフ3年過ぎそう、の振り返り

今日、ふと浮かんだ番組のコンセプト。

「どうしたら自分にも人にも本当に優しくなれるのか実験するラジオ」
これだ!と思って、今日は絶対にnote投稿しようと決めていた。

ところが、帰ったら気分がだらけてyoutubeを見てしまっていた。

そしたら、「やっぱり書いて!」と言わんばかりの動画を見つけてしまった。

思えばスタエフを始める時、何のネタもない私が朗読だったら投稿できるかも、と恐る恐る本

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生涯二度プレゼントされた本

生涯二度プレゼントされた本

昨日の投稿で、「歴史」に埋もれた理不尽な命の終わりの意味を真正面から受け止め、受け入れ、本当のその意味を心から知ることの出来る自分になりたいと書いた。

やっぱりアウトプットすると、アンテナが高くなり、そこにセンサーが働き、次の気づきにつながることを今感じている。

ふと思い出したのは、アンネの日記。ある動画を見ていてその内容と彼女がリンクした。

「最後まで音読します」、とスタエフで宣言しておき

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自分の嫌いなところ、反転

自分の嫌いなところ、反転

youtubeでたまたま見つけた動画がとても気になったので見てみた。

見続けていく中で、「自分の嫌いな部分を書き出してみましょう」という提案があった。私は急いで動画を停止して、ノートに書き出した。

自分の嫌いな部分
・自分が好きになった人からは自分が思うほど好きになってもらえない
・いつも人に与えすぎて重たがられる(と自分で感じる傾向がある)
・人に気を遣いすぎてしまう
・いつも注意されるんじ

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「二十四の瞳」の想い出

「二十四の瞳」の想い出

子どもの予定は大人の都合によって左右される。「親ガチャ」という言葉が登場したことも、なるほどなと思う。親と一緒に行動しないといけないから、親の選択はすべて子供の体験となってくる。

一番下の子が今度中学生になる。自分の意志がはっきりあるし、どう行動したいかも本人が選択できる。そんな今になって、幼い無力な頃についてのインタビューする機会が昨日あった。

何も言わなかったけど、心の中ではそんな風に思っ

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いつもできるだけ笑っていよう

いつもできるだけ笑っていよう

もうすっかり大きくなってしまった子供たち。幼いころは私が一人で出かけようとすると泣きながら追いかけてきたのに、今ではどんなに誘っても一緒に来ない。いろんなオプションで釣ってそれでもしぶしぶやっとやっと、しぶしぶ私と付き合ってくれるという今の状況。

すっかり幼いころを懐かしむことになってしまった。

ある本の中で見つけた言葉。
「いつもできるだけ笑っていよう。笑いは薬より安くつく。」
ブレイン・プ

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娘の高校卒業式で思い出すこと

娘の高校卒業式で思い出すこと

「ニコニコしてる!!!きっといいお友達がいっぱいできるね。」
娘が生まれて、6か月過ぎたころに娘を見た母の友人が私の娘にそう言ってくれた。私はその時、思った。
「よかった。この子は私と違う人生を歩める。」って。

私はずっとずっと「ともだち」という言葉に恐怖を抱いてきた。「ともだち」と誰かのことを呼ぶのが怖かった。またそう躊躇なくそう呼べる人がいなかった。
だから、うちの娘は私みたいな人生じゃない

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今年を振り返る一文字”機”一期一会

今年を振り返る一文字”機”一期一会

音声アプリ、スタエフでの企画に参加させていただきました。去年2021年に引き続き、ヒロシさん、こんな素敵な企画を今年もありがとうございます。

2022年、今年を振り返って思い出すのは、いろんな人たちとの出会い。4月から大きく変わった自分の世界。そして2021年、働いていた場所での出会いと別れ。

2021年の4月から、初めて、学校という環境で働くことになった。

そして初めて、一保護者としてしか

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人生の交差、京都時間

人生の交差、京都時間

京都駅について中央口から京都タワーを見上げた時、胸がいっぱいになって涙が込み上げてきた。

思い出す大学受験。もう不合格通知が来てるのに、それでもわざわざ合格発表を見に行った。

京都の大学に行きたいと思っていた。そして京都の大学には行くことができた。だから、京都駅にはいっぱいいっぱい思い出が詰まっている。

卒業してもう地方に帰る友人を見送るとき、いっぱいいっぱい泣いた。合宿の集合場所でもあった

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京都散歩から思い出す、父と母

京都散歩から思い出す、父と母

三十三間堂、京都国立博物館、大谷本廟、清水寺、高台寺、八坂神社、四条河原町、三条大橋、鴨川、祇園祭、京都植物園。

大阪から電車に乗って、京都に着いて、空を見上げた時の感動を今もはっきりと覚えている。空が広い。空気が凛としている。

改めて、大学に通わせてくれた父と母に心から感謝したいと思った日。

たくさんの思い出を作らせてもらったことに。うれしいことばかりじゃない、いやと思うこともいっぱいあっ

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英語への思い~スタエフ生活3年目に~

英語への思い~スタエフ生活3年目に~

母がNHKラジオの基礎英語のテキストを、私が小学生の時に買ってきてれた。それが私の人生で初めての英語との出会いだった。日本語と英語のあまりの違いに驚き、ワクワクして、真似するのが楽しかった。「ラジオ」を英語で言うとこうなんだ、「ミルク」って英語ではこんな風に言うんだ。いちいちに面白さを感じた。

母がエレクトーンを弾いていたので、ビートルズを小学生の時よりも、もしかしたらもっと前から聞いていたかも

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スタエフで見つけたママ友ならぬパパ友

スタエフで見つけたママ友ならぬパパ友

「チケットはこちらで購入できます。」

案内の人が教えてくれて別々の自動販売機でチケットを購入しようとしてたら「あら、別々だったんですね。」と意外だと驚いた様子で受付の人に言われた。

考えてみれば不思議な組み合わせだろうなと思った。

一緒にその施設に遊びに行ったのはお父さんと年長さんの女の子。私の方は小学校6年生の女の子と私。普通に見たら一つの家族に見える組み合わせだなあ。

一番上の子が小さ

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