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精神科

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2020年7月の記事一覧

職場で絶対にやってはいけない行動リスト

職場で絶対にやってはいけない行動リスト

人間関係を改善する上で
これまで
「こういうことに気をつけていきましょうね」
という記事を100本以上書いてきました。

当然ですが
人間関係を良くする上で
「やった方がいい」こともあれば
「やってはいけないこと」もあるわけで
今日は人間関係を良くする上で
やってはいけないことについて

特に職場での人間関係において
注意すべきことを書いていきます。

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周りに嫌われているんじゃないか、の対処法

周りに嫌われているんじゃないか、の対処法

アドラー心理学的に

人間関係では課題の分離が必要で
他人があなたをどう思うのかは
他人が決めることで(他人の課題)
あなた自身がどうこうできる問題じゃない。

というのは正論。

そうか、なるほど。

職場の◯◯さんは
どうも仕事の遅い私に対して
良い印象を持っていないようだけど

それは◯◯さん側の受け取り方の問題で
私の問題ではないんだな!

と思うことができれば
それで良いのですが

とは

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患者さん同士が病棟で性行為!?

患者さん同士が病棟で性行為!?

若い患者さん
依存傾向の患者さん
愛着形成に問題がある患者さんが
入院してくると
ある懸念材料が増えるなぁと個人的に思う。

もちろんほとんどの患者さんは
大丈夫なのだが
数年に一回くらいの周期で
病棟内で患者さん同士が
性行為に至ってしまうことがある。

男女混合病棟では
そういうトラブルを起こさないように
部屋を西と東に分けたり
そういう怪しい関係性になってきたら
その患者さんの入院する病棟を

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発達障害だったらその人に価値がないんでしょうか?

発達障害だったらその人に価値がないんでしょうか?

最近報道などが増えたことで
急速に知名度が広まったのが
発達障害ではないでしょうか。

うつ病もそうなんですが
元々そんなにうつ病の患者さんって
いなかったのに
急速に増えた理由の一つが
世間に広くうつ病が認知されたからであるとも
言われています。

そして外来などでは
自分は発達障害ではないか?
という相談が増えてきています。

社会において
馴染むことができず
仕事ができず
その結果として本人

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タチの悪い人の対処法

タチの悪い人の対処法

職場や学校などの
幅広い人が集まるコミュニティには
少なからず他人を攻撃したり
悪口を言ったり嫌がらせをしたり
マウンティングしてくる人がいます。

自慢話を延々する人などもそうですが
このような方々というのは
共通して
心が満たされておらず
相手をおとしめることで
自分の立場を脅かされたくない
また、優越感を感じたい
という心理が働いています。

いわゆる
〝奪う人〟〝与える人〟で分けると
〝奪

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人の意見に流されても良いこと一つも無し

人の意見に流されても良いこと一つも無し

メンタルを病む人の傾向として
自分の意見を持つ人や
自分のやりたいや大事なことが明確な人は
ほとんどいないように感じます。

つまり
自分はどうしたいのか
自分はどう生きたいのか
などの
自分をしっかり持てていないと
メンタルを病みやすくなると
言えるのかもしれません。

なぜ人の意見に流されてしまうのか?はやい話が
〝楽だから〟
だと思います。

他人の言う通りにするのは
自分自身でいろいろと考

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大きな成功体験は不要

大きな成功体験は不要

どんな人であれ
人生を毎日幸せに過ごしたいという
欲求は意識無意識に関わらず
持っている想いだと思います。

毎日を幸せに過ごせる
〝条件〟みたいなものがあるとすれば
自己肯定感や自分に対する自信だったりします。

どんな環境にいるとか
どんな仕事をしているとか
何を持っているとか
もはや幸せになる上では関係がないんですね。

どんな状況でも
自分自身とは切り離せないので
自分のことを受け入れられ

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精神科看護師に必要な〝意外〟なスキル

精神科看護師に必要な〝意外〟なスキル

始業開始30分後には
救急車に乗っていた
精神科看護師の玲です。

今日は精神科に必要な
〝意外〟なスキルについて
話していきます。

今日は医療の現場での話ですので
医療者以外の方は物語として
読んでいただけると嬉しいです😌

なぜ私が精神科病院での勤務を開始して
30分後には救急車に乗っていたのか。

この答えが
タイトルの答えになります。
今日は結論を後半に述べます😎

ここから先の

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自殺を防ぐ方法はまず知ること

自殺を防ぐ方法はまず知ること

今日のお昼頃
心なしかいつも以上に
みんながスマホを真剣な顔して
何かしらの文章を読んでいたように見えました。

私もその内の1人で
私のiPhoneにニュースアプリから通知が来て
三浦春馬さんが逝去されたことを知りました。

自殺と報道されていたりしますが
実際のところ本当に自殺されたのか
現時点で正式な発表がされたわけではないですが
もし自殺であるならば
このことから私たちは
自殺する人ついて

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人生の変え方

人生の変え方

・人間関係を良くしたい。
・仕事で成功したい。
・自分のネガティヴな性格を変えたい。
・ダイエットに成功したい。
・受験に受かりたい。

生きていれば
目標を達成したい!とか
自己成長をしていきたい!と思うことも
あると思います。

その為に
日々努力したりするんだけれど
なかなか習慣化することって
難しくないですか?

素敵な人に出会ったり
セミナーなどに参加して

「よっしゃー!人生を変えるぞ

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うつの人に頑張れ!はNG?

うつの人に頑張れ!はNG?

うつ病というものが
世間に広く認知されるようになって
うつ病に関する情報を
ネットや本などでたくさん見かけるように
なってきたわけですが

よく見るのが
「うつ病の人に〝頑張れ〟と言ってはいけない」
というもの。

確かに頑張りすぎれば
うつ病を患うことこともありますし

「うつは甘えだから頑張れ!」
という一部の間違った人の認識を正すために
〝頑張れ〟とは言わないようにしましょう!
と言われてい

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冷静と情熱のあいだ

冷静と情熱のあいだ

人を相手にする仕事は
どの仕事でも同じでしょうが
色々な人を相手にしていると

高圧的な人
わがままな人
嫌味を言う人
暴力的な人

などなど
こちらの精神をすり減らす人を
相手にすることって多々ありますよね。

普通の人間関係においても
こういう人を相手にするのは
非常にストレスなわけで
仕事だからと全く平気になるかと言われれば
そうではありません。

仕事だから多少割り切れるかなーといった程度

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何気ない会話で信頼を生みたい時に読むnote

何気ない会話で信頼を生みたい時に読むnote

最近知り合った方や
会う頻度の少ない方との会話って
まずは探り探りだと思います。

仕事の相手だと
いきなり仕事の話題をしても
良いのかもしれませんが
なかなか相手の信用を得ることが難しかったり
医療者と患者の関係性のように
関係性の良し悪しが
今後の治療に大きく影響するような場合

何気ない会話から
いかに関係性を築けるのかが大事になります。

特に精神科ではいきなり

「どんな幻聴が聞こえます

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言葉では上手く伝えられなくて当たり前

言葉では上手く伝えられなくて当たり前

・風邪ひいて、こういう症状があるから診てほしい。
・転んで足を痛めたのでレントゲンを撮ってほしい。
・点滴が漏れたので代えてほしい。

普段病院を受診したり
入院中に看護師や医者に症状を説明する時に
それなりに上手に説明できる人が
たくさんいるとは思いますが

認知症や精神疾患などを患っていると
それがうまく言葉では説明できず
暴言や暴力、不穏に繋がることもあります。

統合失調症の患者さんなどは

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