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人の意見に流されても良いこと一つも無し

メンタルを病む人の傾向として
自分の意見を持つ人や
自分のやりたいや大事なことが明確な人は
ほとんどいないように感じます。

つまり
自分はどうしたいのか
自分はどう生きたいのか
などの
自分をしっかり持てていないと
メンタルを病みやすくなると
言えるのかもしれません。

なぜ人の意見に流されてしまうのか?

はやい話が
楽だから
だと思います。

他人の言う通りにするのは
自分自身でいろいろと考えなくて済みますし
他人の意見に逆らうと
風当たりは強くなりますからね。
とりあえず他人の言うことを聞いていればいいや。
と思考停止してしまう方が
楽に生きられると考えているんですね。

あとは生育歴とも関連しています。

親が子供に関心がなく
ネグレクト(育児放棄、育児怠慢)を
受けていたり
身体的、精神的、性的な
虐待を受けていたりすると
子供がお友達と遊んで

「こんなことがあったよ!」
「◯◯ちゃんと仲良くなったよ!」

とお母さんに話したいと思っても

「今忙しいから!」
「あっちに行ってなさい!」

と毎回のように冷たくあしらわれていれば
子供は自分の意見を言うことができなくなり
徐々に親の関心を引こうと
親の言うことだけを守ろうとするようになる。

結果として周りの意見を優先する大人に
育っていくことパターンがあります。

なぜ人の意見に流されてはいけないのか?

ではそもそもなぜ
人の意見に流されることがいけないのでしょうか?

それは不幸になるからです。

他人の言うことも
全てが間違ってるとは言いませんが
あくまで他人が
経験したことや価値観でしかなくて
結局責任を取るのは
あなた自身なんですよね。

たとえば
俳優として生きていきたいと思っても
両親から就職することを勧められ
しゃーなしに就職して
それなりに収入を得て
周りから
幸せに生きているように見えたとしても
ほとんどの場合後悔をします

もちろん俳優を目指して
俳優になれなかったとしても
目標を立てて
うまくいかなかったという
大きな経験値を積むこともできますし
今の時代、やりたくない仕事をして
衣食住を満たすために生きても
なかなか幸せにはなれません。
やりたいことに挑戦したという
行動をしたか、していないか
もっと言えば
自分の人生を自分で決めているという
自己決定感自己肯定感を育てます

それに
他人はあなたの選択に
責任を取りません

上司が「こうしろ!」と言ったとしても
実際にやるのは自分自身なので
そこでミスをすれば
責任は自分で取らなければなりません。

投薬もそうで
医師の投与量の指示が間違っていたとしても
最終投与するのは自分たち看護師ですので
「医師の指示がおかしかったからミスが起きた!」
とゴネても
ミスに気付けなかった自分たちにも
大きな責任を問われます。

人に依頼されたからといって
なぜその依頼を自分が受けたのか
この依頼は本当に誰かのためになることなのか
ちゃんと他人に説明できるレベルで
把握していなければいけません。


人の意見に流される人の対処法

2つ低案します。
1つは他人の意見を
あえてたくさん聞くことです。
そして多くの意見を聞いて
忘れないようにメモしておいて
照らし合わせるのです。

照らし合わせて
多くの意見のメリットやデメリットを
考えていく過程で
主観が生まれてきます。

たとえばA案とB案で迷っているとして
多くの人がA案を推している場合。
基本的には多数決で決めるのではなく
多くの人がA案を勧めている理由が
何かあるかもしれないから
A案でやってみよう!
と能動的に意思決定しなければいけません。

本当はB案が良いけれど
みんなA案が良いって言うから
しゃーなしにA案を選ぶ、というのはやめましょう。

それに誰か1人の意見だけだと
その人に良い顔をしたいと思って
その意見を採用したとしても
多くの意見を聞いていれば物理的に
みんなにいい顔することはできなくなります

なのでおのずと
自分の頭で考えるようになるわけですね。

そしてもう1つは
アウトプットすることです。
アウトプットとは「話す、書く、行動する」
アウトプットすることで
自分の考えを整理することができて
自己洞察力が上がります。
さらに思考力も増してきます。
すると
自分が何をしたいのか?
自分が大事にしている価値観は何か?
に気がつくことができます。

当然物事の判断力もついてくるので
他人の意見に流されにくくなるわけです。

どうでもいいことまで
全て自分で決めなくてもいいですが
自分が大事にしたい価値観や
将来のことなどは
自分の意見を持って判断していきましょう😉


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