見出し画像

何気ない会話で信頼を生みたい時に読むnote

最近知り合った方や
会う頻度の少ない方との会話って
まずは探り探りだと思います。

仕事の相手だと
いきなり仕事の話題をしても
良いのかもしれませんが
なかなか相手の信用を得ることが難しかったり
医療者と患者の関係性のように
関係性の良し悪しが
今後の治療に大きく影響するような場合

何気ない会話から
いかに関係性を築けるのかが大事になります。

特に精神科ではいきなり

「どんな幻聴が聞こえます?」
「お酒をやめられないのはなぜだと思いますか?」
「なにがきっかけでうつ病になったのですか?」

なんて聞けるわけもなく
最初はたわいのない
浅い会話から徐々に会話を
深めていかなければなりません。


そういう意味で
雑談の中でどれだけ相手に
信用を与えられるかが大事になってくるのですが
雑談はいわば
ある程度誰でもできるからこそ
他の人と差をつけにくいんですよね。

今日は雑談の中で
いかに相手の信用を得られるかについて
書いていきたいと思います。


雑談も〝与える人〟という観点で!

私のnoteでは
〝与える人〟〝奪う人〟について
たくさん書いてきましたが

雑談の中で
相手にどれだけ疲れさせたり
気を遣わせず
更に気分良く会話を進めることができれば
〝与える人〟になると思います。

具体的にどんな雑談をしたら良いのかを
例に出していくと…

「休みの日は何をされてるんですか?」
→休みの日はランニングをしてますね。
「ランニングですか!どの辺りを走ってるんですか?」
→「◯◯公園などですね」
「◯◯公園ですか!どれぐらい走られるんですか?」
→「大体2時間で15kmくらいですね」
「どれぐらい前から走られてるんですか?」
→「もう2年ぐらい続けてますね」

…まぁ一見するとそんなに悪くないようにも
見えるのですが
これではいつか限界が来てしまって
話が広がらなくなる。
質問される側も
なんとなく盛り上がりに欠ける印象を
持ってしまうかもしれません。

ではどのように改善すべきでしょうか?

「休みの日は何をされているんですか?」
→休みの日はランニングをしてますね。
「ランニングですか!普段お忙しいと思いますが、なぜ走ろうと思われたんですか?」
→健康診断の結果があまり良くなかったので、健康に気を使おうと思いまして。
「健康を心掛けているところが素敵ですね!体調の方はいかがですか?」
→走るようになってだいぶ調子いいと思います。体重も少しずつ減ってきましたしね。
「結果が出るまで継続されているところが更に素敵ですね!」

具体的に何を改善したかというと
出来事ではなく人にフォーカスして
会話をしているということですね。

これだとランニングに興味がなくても
会話が続けられるし
相手も自分自身に目を向けられているという
感覚になりやすいですよね。

ランニングに質問者が興味があったり
経験を積んでいる場合であれば
ランニングなどの、出来事についての
話を進めても良いのかもしれませんが
それでもやはり
相手の関心ごとに関心を向けて
雑談することで
相手は自分のことを見てくれているあなたに対して
心を開きやすくなるわけです。

なので雑談も出来事や物事について
話を展開するのではなく
相手が伝えたかったことは何か?
に着目すると
〝与える〟雑談に
なるのかもしれません😉


サポートしていただけると相当喜びます😭