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喪失しよう そうしよう
失恋でポエマーになってしまう人ほど、短期間でけろっとしてしまうことが多い。
修飾に修飾を重ねたあの泣き言はなんだったのか。
ああいう連中のたいていは女だ(偏見(ごめん(土下座)))。明日の天気は晴れなのだけど、小学生のときに「ぼくのなつやすみ2」をやりすぎたせいで、ザリガニ釣りを実際にやった経験があるのかどうか記憶が曖昧で困る。Howdy World。文章というのは賭けの連続だ、とブコウスキーが
映画みてすぐ「泣いた」とかいうやつ
映画の感想を訊くとすぐ「泣いた」とか言うやつがでてくるが、ああいうやつはだいたいなぜかドヤ顔である。
「〇〇めっちゃ良かった〜わたし泣いた」
「おもろかったっすよ。おれ、泣いたすもん」
信用できない。なにかを褒めるとき簡単に「泣いた」と言ってしまう人を信じられない。
長年抱いていたこの違和感を言語化してみる。
1.
まず第一に、「泣いた」とか言われても、それはお前の涙腺次第やろ、という問題がある
外灯に照らされた夜の町
朝陽は辺りを満遍なく照らしてしまう。それに比べて夜の外灯。スポットライトのような。それでいて映すのはあてどなく歩く哀しい人ばかり。丸まった背中のアーチに影が射す。彼には名前がない。戸籍があってもそれを知る人がいないから。
たとえば晴れ渡る日の朝、路上に鏡を置くと青空を見下ろすことができる。片手に収まる空が足下に。そしたら次に鏡をひろって歩きだそう。きみは青空をポケットにしまうことができる