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【渡部昇一】自由になるものと自由にならないもの 中村天風に学ぶ成功哲学
同書からの抜粋となります。
自由になるものと自由にならないもの
人間とは何かという問題は、
古代からものを考える人の最大のテーマでした。
古代において、このテーマにユニークな答えを導き出した人に
エピクテトス(五五〜一三五)がいます。
エピクテトスは古代ギリシャ哲学の中では
ストア派の最も注目すべき哲学者といっていいでしょう。
私が尊敬するスイスの法学者であり、
哲学者であるカール・ヒルテ
【禅 ZEN】「歩歩是道場」「行住坐臥」「平常心是道」
歩歩是道場(ほほこれどうじょう)素直な心さえあればどこでも学びの場
修行は道場だけでするものではなく、
日々の暮らし、言動のすべてが
道場であり修行であるとする。
『維摩経』のことばからきたもの(『趙州録』)。
会社勤めをしながら、
行き帰りの通勤電車内の勉強で司法試験に合格した人がいました。
携帯電話のメール機能だけを使って小説を書き上げ、
新人賞を取った人がいました。
夢を持っていても
【菅原道真】心だに誠の道にかないなば祈らずとても神や守らん
私がこの歌
心だに 誠の道に かないなば
祈らずとても 神や守らん
を知った(認知した)?のは、
今、読ませて頂いている
『運命を拓く』
天風瞑想録
発行所 株式会社講談社
著者 中村天風
1994年1月26日 第1刷発行
の31、32ページに
本当の真理から論断すれば、
何も神だの仏だのと頼らなくてもよろしい。
むかしから歌にもある。
心だに 誠の道に かないなば
祈らずとて
【禅 ZEN 村田和樹】現代語訳『正法眼蔵・現成公案』わたしを生きる
抜粋となります。
わたしを生きる—―現代語訳『正法眼蔵・現成公案』
(前略)
万法の家風をきかんには、
方円とみゆるよりほかに、
のこりの海徳山徳おほくきはまりなく、
よもの世界あることをしるべし。
海が四角くも円くもないばかりでなく、
海のあり方も山のあり方も知り尽くすことなどできるはずがないように、
万法というすべてのありようも、
じつに広大な世界が広がっていることだけが少し分かるの
【中村天風】運命を拓く
同書からの抜粋となります。
第二章 人生を支配する法則
(前略)
この世のすべてのものというものは、
動物、植物、鉱物の三つに分けられるが、
これらはすべて一つのものから生み出されている。
すなわち万物創造の根源であり、
絶大な力を持つ「霊妙」な気
がこの一切を作る根拠をなしているのである。
その気が作ったもの一切を包んでいる。
というよりむしろ、
その気の中に作られたものが存在している
【ブッダ】自殺と「いじめ」の仏教カウンセリング アルボムッレ・スマナサーラ
学びたいものがあり過ぎて
中途半端過ぎる学びではありますが、
現状できることとして
『自殺と「いじめ」の仏教カウンセリング』
アルボムッレ・スマナサーラ
の第3章で眼に留まったもの
を残させて頂きます。
第3章 事実による教育
何かのために死んだら失敗
日本の文化は、自殺を応援する文化ですが、
何かのために死ぬなんて、馬鹿なことです。
それに勝った人がヒーローであって、
負けた人
【齋藤孝】最強の人生指南書 佐藤一斎「言志四録」を読む
第四章 「やむを得ざる」の生き方――人生論「やむを得ない」のが本物だ
己むを得ざるに薄りて、耐る後に諸を外に発する者は花なり。
(言志録・92)
万端ととのって、やむにやまれなくなって、蕾を破って外に咲き出すのが花である。
能を大成した世阿弥の言葉に
「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」
というものがありますが、
そこでいう「花」とは、その人が持っているよいもののことです。
佐
【イチロー】「疑問符つけてます」を考えてみる
こちらの動画
イチロー“自己肯定感の高め方”に持論を語る
でイチローさんが語られている
「疑問符つけてます」
を考えてみました。
これは一言で言えば、
「自分を省みる」
ことですよね。
こちらによれば、意味は、
自身の言動などを、振り返ってじっくりと考えること
他に、
過去を振り返る
過去を反省する
過去を顧みる
振り返る
省察する
自省する
省みる
反省する
振り返る
自分
【相田みつを 佐々木正美】育てたように子は育つ
心に響いたものの抜粋となります。
これは子どもを育てるために必要な最高の愛、
最も自然な愛のある態度である。
子どもが最も安心して成長していける親や教師や大人のありようである。
子どもに最も大きな自信を与えることができる大人の姿である。
私たちは相手が花であれば、どんな花にでも、
その色や形や咲く季節などを気にかけることなく、
それぞれが十分に美しいと感じることができる。
そのように、子ども
【司馬遼太郎】人間というもの③
心に響いたものの抜粋となります。
「喫茶は作法どおりにするがよい」
「なぜ、作法どおりにせねばならぬ」
「遊戯じゃ。人には欲望がある。
欲望というのは、もともと生死につながっている。
めしを食い、女を抱き、憎い者を殺し、
金をもうけ、土地をひろげ、
人はその生死の欲望から
片ときも離れ去るわけにはいかぬ。
遊戯とは、
生死の欲望から、人を
わずかでも離れさせるための方術じゃ。
遊戯には、
さまざ
【中部銀次郎】ゴルファーたちの名言
2001年12月に逝去された中部銀次郎さん。
「プロより強いアマチュア」と呼ばれ、
球聖と呼ばれたボビー・ジョーンズのように
生涯アマチュアゴルファーを貫き
数々の輝かしい成績を残された中部さんの
珠玉のことば
『中部銀次郎 ゴルフの神髄』
新編 もっと深く、もっと楽しく
が古書店で110円で売られているのを見ると、
これらに触れない若い人が多くなるのかな……
と残念な思いがしま
【ブッダ】「マインドフルネス」「サティ」「念」アップデートする仏教
学びたいものがあり過ぎて
中途半端過ぎる学びではありますが、
現状できることとして
『アップデートする仏教』
藤田一照 山下良道
の第三章で眼に留まったもの
を残させて頂きます。
序章 マインドフルネスという切り口
マインドフルネスとサティと念
一照 それで良道さんは、
マインドフルネスの語源である「サティ(sati)」
というのを真正面から、
しかもシステマティックに修行している
【禅 ZEN】人の話を聴くときの十六の心得
心から心へ伝わる仏法の極意 心から心へと伝えられるという意味の「以心伝心(いしんでんしん)」
と同じ禅語に「拙華微笑(ねんげみしよう)」があります。
これも先述の「不立文字」と同じく、『無門関』にあることばです。
お釈迦さまの十大弟子の一人に
摩迦葉尊者(まかかしようそんじゃ)がいました。
優れた頭脳の持ち主であったことから、
「頭陀第一(ずだだいいち)・迦葉尊者」と呼ばれています。
あると