マガジンのカバー画像

保存記事

73
運営しているクリエイター

記事一覧

「スジの悪い人間関係」の断捨離

これまで何度か、NOTEでは「スジの悪いシリーズ」の記事を挙げてきました。

ということで、今回は「スジの悪い人間関係の断捨離」という、いささか不穏なテーマで考えてみたいと思います。題材になっているのは、ポジティブ心理学の開祖であるエイブラハム・マズローによる研究です。

自己実現した人は友達が少ない有名なマズローの欲求五段階説は、知っていますよね。一番下の欲求に「生理的欲求」があり、一番上の欲求

もっとみる
ピンからキリまで、を英語でなんと言う?

ピンからキリまで、を英語でなんと言う?

 最近、とある英文読解の参考書を読んでいて「ピンからキリまで」という日本語訳をみた。そんな表現が書いてあったかな?と思い、英文をみると「なるほど👀」と思った。これでいいのだと。。

先生にはピンからキリまである。

There are teachers and teachers.

同じ単語(複数形)を繰り返して、
teachers and teachers とすれば、
これだけで「ピンからキ

もっとみる
天ぷらの歴史

天ぷらの歴史

南蛮料理から日本を代表する和食へ

〈目次〉
1.天ぷらの起源
2.江戸時代、庶民の人気の食べ物へ
3.専門店や料亭が登場
4.家庭料理として普及

1.天ぷらの起源
天ぷらはいまは和食には欠かせない存在となっています。

年々増えている外国人観光客からも「食べたい和食」「おいしかった和食」の一つとして常に名前があがる人気の料理です。

日本を代表する料理といわれる天ぷらですが、「てんぷら」という

もっとみる
♡今日のひと言(俳句)♡小林一茶

♡今日のひと言(俳句)♡小林一茶

小林一茶(1763―1828~信濃・俳人)
江戸時代後期の俳人。農家に生まれ、3歳で母を失い、15歳の頃江戸へ奉公に出た。俳諧をたしなみ、竹阿、素丸に師事。50歳で帰郷し、子をもうけたが妻子ともに死去。後妻を迎えたが離別し、3度目の妻を迎えた。65歳に火事に遭い、土蔵に暮らすうち中風を発し66歳で世を去った。「一茶調」と呼ばれる独自の作風によって松尾芭蕉、与謝蕪村と並ぶ江戸時代を代表する俳諧師の一

もっとみる
阿刀田高「旧約聖書を知っていますか」読書感想文

阿刀田高「旧約聖書を知っていますか」読書感想文

阿刀田高は “ 要約 ” の名人らしい。
ちなみに “ あとうだ たかし ” と読む。

で、その要約は『知っていますかシリーズ』となってると、回覧新聞の書評にあった。

その名人の『知っていますかシリーズ』に、世界でいちばんに読まれているという聖書があるのだ。

これは、ダブルで読まなくてはいけないだろう。
でも、聖書を読むのは、ちょっと怖い。

もし、聖書に感化されたらどうしよう?
もし、キリ

もっとみる
白取春彦編訳「超訳 ニーチェの言葉」読書感想文

白取春彦編訳「超訳 ニーチェの言葉」読書感想文

ニーチェの本となると、読む前から挫折しそうな気が。
でも避けて通れない。

その名前と、昔の哲学者とは知っている
官本室にあってマークしていた本となる。

春の日だった。
手にとってパラパラとめくってみた。
文字量は少なくて、余白が多い。

1ページには抜粋がひとつ。
そこに、数行の意訳があるだけの232ページ。
これだったら読めそうだ。

実際に1時間ほどでペラペラと読める本だった。
読んだはい

もっとみる

丸善さん用の選書リスト

以前、丸善さんから依頼されて選書のコーナーを作っていただいたことがあるのですが、その際に選んだ本、13冊を簡単な紹介も含め、NOTEで共有します。ちなみに、明日からすぐに役立つようなビジネス本は一冊も含まれていません。

大杉栄の愛人として、また雑誌「青鞜」の第二代編集者として、ありとあらゆる社会の制度や道徳と対決した伊藤野枝。最後はご存知の通り、憲兵隊の甘粕に惨殺されて井戸に捨てられてしまうわけ

もっとみる
傷つき方・傷つけ方

傷つき方・傷つけ方

 小説を読むと心が傷つくことがある。主人公に感情移入し過ぎて、まるで自分のことのように心にグサッと刺さってしまうのだろう。

 面識が全くない人の葬儀に参列していて、自分の親しい人との別れを思い出したり、想像してしまって、涙がボロボロと流れ出して止まらなくなってしまったという話を聞いたことがある。他人だという意識が薄れて、あたかも他人を自分のことの如く感情移入しているときに起こる現象なのだろう。

もっとみる

テクニックさえあれば何でもできる…
それは本当でしょうか?
沢山のテクニック至上主義者を見てきた
経験からその結末を詳しくお話しました!

三島由紀夫 | 小説読本(中央公論新社)

三島由紀夫 | 小説読本(中央公論新社)


はじめに

 最近、まともな物語がまったく書けない。「いや~あんたは前からまともな作品なんて書いてないじゃないか」と言われればグウの音も出ないのだが、少なくとも自分で納得のいくものが書けていないという意味でスランプ状態である。

 それなりに多くの小説らしきものはたくさん書いてきたが、長編小説と呼べるようなものは皆無であり、思い付いたことを、ただ何の構想も練ることなく、書き連ねてきただけに過ぎな

もっとみる
AI小説:少女と幽霊

AI小説:少女と幽霊

上記を参考にさせていただきました。Japanese MT-Benchを利用してみました。

 枯れた井戸の横で少年が座っている。レンガで作られた井戸は古く、水をくみに来る人も居ない。少女が、ここを訪れたのは偶然だ、夏の避暑で叔母の家に遊びに来たけど、退屈で散歩をしている最中だった。

(何も無いところね……)

 少女は都会のさわがしさを懐かしむ、ただ自然が広がり何も音がしない田舎は、暗く不気味に

もっとみる
コメント欄&スキについて | 言いたいことがあるなら熟読してね💝

コメント欄&スキについて | 言いたいことがあるなら熟読してね💝

 この記事は、しばらくしたら、有料マガジンに含めようと思っています。
 有料マガジンに含める時も、全文が読めるようにしておこうと思っています。

 最初は有料記事にしようと思っていましたが、ちゃんと言っておかないと、気がつかない人もいるので、私のありったけをぶつけておきます。

⚠️コメントを望む方はお早めに。
返信はしないかもしれませんが、ご意見にはすべて目を通します。あるいはコメント欄には書き

もっとみる