地図屋栄吉

旅メイン。自分ならではの視点で記事を書きます。最近はずとまよをよく聴きます。推しの山は…

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旅メイン。自分ならではの視点で記事を書きます。最近はずとまよをよく聴きます。推しの山は日和山です。好きな数字は108です。

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旅先で見た変なもの7選

 旅先で撮影した変なものを7つ選んでみました。どうぞ。 ①あぶなかばいの道路(福岡県三井郡大刀洗町 今村天主堂の付近)  世にも珍しい福岡弁の路面標示です。今村天主堂が重要文化財に指定され、そのため見物客が増えたことにより、子供の通学を心配した住民の方がこのような標示を提案されたそうです。 ②『バカの壁』の壁(愛知県名古屋市中区 ビブリオマニア)  写真だと分かり辛いんですが、これ全部、養老孟司さんの『バカの壁』の新書です。2003年に発売され売上が400万部を超えた

    • 島根から失われたものを感じる3選

        島根は都道府県別人口ワースト2位である(1位は鳥取)。よく島根と鳥取が混同されるが、島根は西側(九州側)で出雲大社が有名で、鳥取は東側(関西側)で鳥取砂丘が有名である。DAIGOさんの祖父である竹下登元首相は島根県の雲南市出身である。  広島・岡山・鳥取とハードな内容が続いたので、今回の島根は趣向を変えている。盛えては衰退する文明のさなかで、人々は何を失い、そして何を得たのか、島根という範囲内で捉えてみた。 ①経島(ふみしま)   出雲市の日御碕神社からすぐ近くの港

      • 自分は日本に生まれ、このまま日本で死にゆくのだと、そう思っていた。けれども今の時代、様々な可能性を考慮する必要がある。リンク先の動画を見てそのようなことを考えたし、考えざるを得ない時代に俺たちは生きている。 https://x.com/takashikiso/status/1805616814275314059?s=46&t=l2zfQO0PTdc7huP-1wMWVA

        • 鳥取で人類の進む先を垣間見る3選

           鳥取は人口が最も少ない都道府県である。そんな県だからか、福祉方面への取り組みが進んでいる。鳥取駅前には黄色いタクシーがたくさん止まっているが、これは全てUD(ユニバーサルデザイン)タクシーである。また、鳥取県は障害者就労B型工賃が日本一である。  少子化と高齢化が進む中、人類の未来がここで見て取れるのではと、鳥取を思考の依り代にしてテーマを深掘りしてみた。 ①日本一遅いエスカレーター  鳥取駅北口にある、日本一遅いと噂されるエスカレーター。一般的なエスカレーターは分速

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        旅先で見た変なもの7選

        • 島根から失われたものを感じる3選

        • 自分は日本に生まれ、このまま日本で死にゆくのだと、そう思っていた。けれども今の時代、様々な可能性を考慮する必要がある。リンク先の動画を見てそのようなことを考えたし、考えざるを得ない時代に俺たちは生きている。 https://x.com/takashikiso/status/1805616814275314059?s=46&t=l2zfQO0PTdc7huP-1wMWVA

        • 鳥取で人類の進む先を垣間見る3選

          写真のストックをnoteに使えると、今までの旅は無駄ではなかったんだなと感慨深くなります。梅田駅前で全身タイツの女性シンガーに遭遇したことも、大分滞在中に貴重な時間を削ってお尻岩を撮りに行ったことも、珍宝館で珍子さんにチンコの玉部分を触られたことも、決して無駄では無かった──。

          写真のストックをnoteに使えると、今までの旅は無駄ではなかったんだなと感慨深くなります。梅田駅前で全身タイツの女性シンガーに遭遇したことも、大分滞在中に貴重な時間を削ってお尻岩を撮りに行ったことも、珍宝館で珍子さんにチンコの玉部分を触られたことも、決して無駄では無かった──。

          岡山で世界の光と影を読み解く3選

           中国 光と影編、2件目は岡山である。岡山と言えば"晴れの国"である。降水量1mm以上の日数が全国最小で、全国1位と2位の規模のメガソーラーが岡山にある。  最初、3選は大雑把なテーマで決めた。調べていく内に人工照明についてもっと深堀りしたくなり、後半のエッセイを書いた。最後までお付き合い頂けるとありがたい。 ①しろちか多肉植物園  岡山城下の地下広場にある小さな多肉植物園。元々、太陽光を集光器で集めて光ファイバーで地下に照射していたが、2019年頃から壊れており、現在

          岡山で世界の光と影を読み解く3選

          都市探検家みたいなオシャレな肩書き欲しいなー。今ある二つ名は『単細胞旅狂いおじさん構文バカ』くらいかぁ……(*バレンタインチョコ反省会の記事参照)。冒険家ではないし、旅人は詩的過ぎる。個人的に一番しっくり来るのは旅芸人かな🤔

          都市探検家みたいなオシャレな肩書き欲しいなー。今ある二つ名は『単細胞旅狂いおじさん構文バカ』くらいかぁ……(*バレンタインチョコ反省会の記事参照)。冒険家ではないし、旅人は詩的過ぎる。個人的に一番しっくり来るのは旅芸人かな🤔

          広島で被爆建造物から戦争の記憶を引き継ぐ3選

           1945年7月20日、原子爆弾ファットマンの模擬爆弾となるパンプキン爆弾が新潟・茨城・東京に投下された。これはファットマンとほぼ同一の形状と質量をもつ爆弾で、弾道特性や慣性能率等の事前データ採取を目的に製造されたものである。7月20日から8月9日に長崎にファットマンを落とすまでの間に18都府県30都市に52発投下され、全体で死者400名・負傷者1,300名を超す被害を受けた。  B-29爆撃機 エノラ・ゲイの機長は広島市の上空から見える特徴的なT字型の相生橋を「最も完璧な

          広島で被爆建造物から戦争の記憶を引き継ぐ3選

          現代の冒険はレコード(記録)に挑戦するものが主流で、私みたいな発見好きはどちらかと言うとゲテモノ感はある。高野秀行さんの著書『間違う力』の人生訓に「怪しい人にはついていく」という教えがあって、それが全てを表現していると言っても過言ではない。

          現代の冒険はレコード(記録)に挑戦するものが主流で、私みたいな発見好きはどちらかと言うとゲテモノ感はある。高野秀行さんの著書『間違う力』の人生訓に「怪しい人にはついていく」という教えがあって、それが全てを表現していると言っても過言ではない。

          秘境の国、群馬で壮大にはしゃぐ3選(危険度Aあり)

           さて、関東死闘編、最後の県である群馬をやります。今までで一番体を張った回と言っていいです。3選って言っておいてなんですが、余りお薦めはしません。行くなら自己責任でお願いします。 ①プラムの国(みなかみ町)  標高約500mにある果樹園、プラムの国です。プラム狩りができますが、なぜか園内に恐怖の洞窟があることで有名です。  ネタバレになるので内部の写真は上げませんが、あらゆる手段をもって脅かしにきます。  園内ではヤギにエサもあげられます。癒しあり、恐怖ありで、エンタ

          秘境の国、群馬で壮大にはしゃぐ3選(危険度Aあり)

          作家性ドリブン:未踏の地を目指すための考え方の装備

           先に言っておくと私は文章術もライティングも体系的に学んだことがないです。「結論は先に言う」など、ある程度の一般論や細々とした注意点を知っているだけで、技術的なことをあまり言語化したことがないですが、PREP法やSDS法など、日常的にそれを活用している文章を目にするのせいか、私も無意識に使ってる気はします。  しかしながら、去年の7/29にnoteを始めてから約週1のペースで記事投稿をして、今回の記事で52回目の記事となるのですが、昨日時点でフォロワー数は3800人超となる

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          作家性ドリブン:未踏の地を目指すための考え方の装備

          徳島で春だなぁと思えるものを拝む3選!

           今回は【四国四季編】、徳島をやります。サブタイトルから分かるように各県でそれぞれの季節を表現していきます。夏・秋・冬の回はその季節になったら単発で記事をあげる予定です。  さて、徳島といえば板東英二さんですよね。また、漫画のNARUTOの知名度が高いので、鳴門市の存在を外国人に教えると驚かれます。お遍路参りのスタートは徳島にある霊山寺からです。  そんな徳島で春を感じられるものはないか調べてみると、意外とあり、気持ちよくピッタリとハマってくれました。それでは、どうぞ!

          徳島で春だなぁと思えるものを拝む3選!

          福岡で国をめぐり古代の謎に挑む3選

           都道府県47本勝負 九州カオスモス編、いよいよ最後の福岡県です。福岡と言えば修羅の国のイメージがありますが、日本古代史の中心地でもありました。福岡の旅写真を依り代にして、古代の謎に挑みます。 ①伊都国(糸島市)  伊都国とは魏志倭人伝に見られる国の名前で、糸島市三雲を中心地とする説が有力です。伊都国には卑弥呼が任命したとされる一大率(いちだいそつ)という役人がいて、北部九州の軍事掌握や中国に発送する文書の検閲を行っていたとされています。  伊都国から邪馬台国までの距離

          福岡で国をめぐり古代の謎に挑む3選

          和華蘭(わからん)文化の長崎で訳分からん体験をする3選!

           和華蘭文化とは日本の和、中国の華、オランダの蘭が溶け合った長崎特有の文化のことです。そんな文化を持つ長崎で、一風変わった旅をしてきました(いつものことですが)。  それではどうぞ! ①いぎりすを食べる(島原市)  いぎりすとは島原の郷土料理のことなんですが、元々は愛媛県今治地方に伝わるイギス藻を使った「いぎす豆腐」というのがルーツだとされており、「いぎす」が「いぎりす」になったようです。こちらは島原城の東側の堀端にある中屋というお店で、いぎりすを買って食べてみましたが

          和華蘭(わからん)文化の長崎で訳分からん体験をする3選!

          佐賀で磐座を依り代に天孫降臨の謎に挑む3選

           佐賀の旅のテーマは磐座(いわくら)です。磐座とは石のご神体のことで、特徴的な巨石は古代から神様の依り代として崇められてきました。依り代という概念は柳田国男の有名な弟子である折口信夫が作った言葉なので、古代では依り代という単語はありませんでした。  今回は佐賀の磐座を旅して、アマテラスの孫にして天皇一族の始祖であるニニギがおこなったとされる天孫降臨の謎に挑みたいと思います。 ①金立神社上宮(佐賀市)  吉野ヶ里遺跡から車で30分くらいの場所にある神社の磐座です。分かり辛

          佐賀で磐座を依り代に天孫降臨の謎に挑む3選

          火の国、熊本で火の源を確認しに行く3選!

           火国(ひのくに)とはかつて九州にあった国で、肥前(長崎・佐賀)と肥後(熊本)の前段階の国であると言われています。火山があるからとも言われてますが、名前がカッコいいですね。古代人は火国(ひのくに)と聞いて、心が躍ったことでしょう。  羨ましいことに、熊本は火の国を二つ名として名乗っています。じゃあ、実際に火の源を確認してやろうと思い、そのまんまテーマにしました。できれば本当に燃えてるものを撮影したかったのですが、そんな都合良くは存在してませんでしたね。  それでは、どうぞ

          火の国、熊本で火の源を確認しに行く3選!