ソライロ文庫

読書の記録や、日々のこと。毎週もくよう日の朝、書いたもの載せます。

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記事一覧

お互いさまですね

お仕事が大変な時期だった。 「たいへんだったね」と、それを知っている人が声をかけてくれる。 「そうですね、大変でした😹」と答える。 わたしも相手が大変だったこと…

ポケットの中のメモ

電車、おじいさんの隣 カサカサと心地の良い音 横目にみると何か書かれた紙を広げるおじいさん 紙をしまうと窓から流れる景色をみていた。 中学生や高校生だったころ、 な…

ソライロ文庫
2週間前

25歳について。夏

むしむしとした朝。7時なのにもう暑い。 今日は、ビッグイベントがある。 明日もある。気が抜けない。 そういえば去年はその時その時を楽しめていたことを思い出す。こと…

ソライロ文庫
3週間前
1

ワンダーランド北朝鮮

社会科の資料集、世界の文化が書かれてあるページが好きだった。世界の文化や風習を知ることはワクワクする。知らないセカイというのは旅をしなくても新鮮で興味深いものだ…

ソライロ文庫
1か月前
5

草間彌生♾INFINITY

自分の感覚を信じ切るということは、 とても難しい。 ウレシイやカナシイ、モヤモヤを キャンバスに思いのまま書いたものは 紛れもなく自分の感覚からうまれたアートだと…

ソライロ文庫
1か月前
3

ハッピーに手をのばして

星を眺めるのが好きだ。ぼーっと、輝く星をみていると、心が落ち着く。 そしてその時間、少し期待をして流れ星をさがす。 街灯がすくない私の家のちかくは、星がきれいに…

ソライロ文庫
1か月前
1

くるりのライブ

LIVEに来るたびに、曲と思い出がより鮮明に心に刻まれていく気がする。 「なんの歌がいい?ひとりやと自由度高いねん。」 客席から色んな曲名が飛び交う。だいすきな曲を…

ソライロ文庫
1か月前
3

書けないを書く

驚いた。書けない。 今週の月曜日、ふと思い立ってnoteの毎週更新を始めることにした。 はじめの投稿は何を書こうか。と、ワクワクと少しの緊張感を持って水曜の夜を迎え…

ソライロ文庫
1か月前
3

毎週、書いてみます。

何かを続けてみたくなりました。 それは、続けた先になにかがあるようなワクワク感や、いつもと変わらない日常に少しだけ決まりごとを増やしてみようという好奇心だったり…

ソライロ文庫
1か月前
1

プラスチックの海

小学生のころ、夏になるとザリガニやお魚、カニをとりにいった。 大人になった私は思う。 「あの頃は良かった。」 子どもたちと私が昔遊んでいた川で魚取りをする。あの…

ソライロ文庫
1か月前
2

言語の異なる日本人

おなじ日本人であっても、 持っている言葉がちがう。 身近なひとがつかう言葉、 本や映画などの文化から得る言葉、 たくさんの言葉から、好きな言葉を選びながら使ってい…

ソライロ文庫
1か月前

言葉を諦めたくない、。

言葉が、大事だ。 たくさんの言葉に救われて、 たくさんの言葉に傷ついた。 伝えるのが、苦手だ。 相手のことを考えすぎて、 相手からみえる自分を見すぎて、 伝えたい…

ソライロ文庫
1か月前

ルックバック

誰の背中を、追いかけて いるんだろうか。 誰かに追いかけられるような、背中に なっているんだろうか。 きっと、それはひとりではないけれど まえに背中があることや 誰…

ソライロ文庫
1か月前
4

はじめての哲学的思考

最近「あぁこのひとは賢い人だ、、」 と、ふと安心する瞬間がある。 『はじめての哲学的思考』を読み進める内に、 わたしが最近思っていた"賢い人"というのは、"自分の頭…

ソライロ文庫
2か月前
1

旅をする木

『自然』と隣り合わせ もしくは 『死』と隣り合わせ ⁡ で、生きたことはない。 ⁡ お腹を満たすために、命をいただいている。 「いただきます」とも言うけれど 命を頂いて…

ソライロ文庫
3か月前
6

ナナメの夕暮れ

「なぜ飲み会がこんなにも苦痛なのかわからない。」 から、始まる2ページに言葉が溢れるように想いが文章を超えて心へ訴えかけてきた。 「考えすぎ」 いままで何度も言…

ソライロ文庫
3か月前
お互いさまですね

お互いさまですね

お仕事が大変な時期だった。

「たいへんだったね」と、それを知っている人が声をかけてくれる。
「そうですね、大変でした😹」と答える。
わたしも相手が大変だったことを知っている。
「でも〜さんも大変でしたよね」と言う。

ある時は、
「お互いさまですね」と伝えた。

なんだか心がスッとした。

"大変だった話"というのは尽きないものである。
お互いの大変さを勝負するように話した時があった。家にか

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ポケットの中のメモ

ポケットの中のメモ

電車、おじいさんの隣
カサカサと心地の良い音
横目にみると何か書かれた紙を広げるおじいさん
紙をしまうと窓から流れる景色をみていた。

中学生や高校生だったころ、
なんども同じ紙をくちゃくちゃになるまで折りたたんでは広げ、書き込んだり確認をした。
かたかった紙は役割を果たす頃にはもう柔らかくなっていた。
仕事を終えた紙はもうすててもいいのに、思い出が頭に浮かんでファイルの中にまた戻す。

使い慣れ

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25歳について。夏

25歳について。夏

むしむしとした朝。7時なのにもう暑い。
今日は、ビッグイベントがある。
明日もある。気が抜けない。

そういえば去年はその時その時を楽しめていたことを思い出す。ことしは、次のことを考えて省エネで生活をしてしまっている。

「たのしい!!」ではあるけど、
「もう!たのしすぎるーー!!!!」って感じではないのだ。
100%楽しめないので思い出がぼやけている。
そして次の日のことを心配して時が無事すぎる

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ワンダーランド北朝鮮

ワンダーランド北朝鮮

社会科の資料集、世界の文化が書かれてあるページが好きだった。世界の文化や風習を知ることはワクワクする。知らないセカイというのは旅をしなくても新鮮で興味深いものだ。

「北朝鮮=ミサイル」、私の中の北朝鮮に対する知識はかなりすくない。北朝鮮の文化や風習は知らない。

『ワンダーランド北朝鮮』を観た。
「おかしい。」という考えのまえに、「おもしろい。」が浮かぶ。

神様のように扱われる国のトップ。信じ

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草間彌生♾INFINITY

草間彌生♾INFINITY

自分の感覚を信じ切るということは、
とても難しい。

ウレシイやカナシイ、モヤモヤを
キャンバスに思いのまま書いたものは
紛れもなく自分の感覚からうまれたアートだと思う。
それを「素晴らしいね!芸術だね!」と褒めてくれる人はいるだろうか。もしくは自分で、「これを世の中に広めたい。」と思えるだろうか。

自分の感覚から生まれたものを褒めてくれる人がいたなら、それは幸せなことである。
草間さんは、褒め

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ハッピーに手をのばして

ハッピーに手をのばして

星を眺めるのが好きだ。ぼーっと、輝く星をみていると、心が落ち着く。
そしてその時間、少し期待をして流れ星をさがす。

街灯がすくない私の家のちかくは、星がきれいにみえる。寝る前や、仕事おわりに車から降りて少し空を見あげる。幾つもの星が輝く日は、なかなか家に入ることができない。

「流れ星ってそんなにみえるの?」と、聞かれたことがある。

流れるかは分からない。でも、夜空をみあげる時にしか流れ星はみ

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くるりのライブ

くるりのライブ

LIVEに来るたびに、曲と思い出がより鮮明に心に刻まれていく気がする。

「なんの歌がいい?ひとりやと自由度高いねん。」
客席から色んな曲名が飛び交う。だいすきな曲を私も叫びたかった。
叫んだらきこえていたと思うけれど勇気が出なくて言葉に出せなかった。

「めっちゃいい歌するわ」

「…言葉はさんかくこころは四角」

誰も言っていなかったのに、気持ちが伝わったのだろうか。ありもしない事を考えてしま

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書けないを書く

書けないを書く

驚いた。書けない。

今週の月曜日、ふと思い立ってnoteの毎週更新を始めることにした。
はじめの投稿は何を書こうか。と、ワクワクと少しの緊張感を持って水曜の夜を迎えた。今、何か書いてしまおうかな。いや、朝に投稿するのだから夜に書いたら朝向きの文章ではないかもしれない。

…と、そんなこんなで木曜日の朝。
とりあえず起きた。ヨガでもしたら何か書くことが見つかるかもという期待を込めて、少し長めのヨガ

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毎週、書いてみます。

毎週、書いてみます。

何かを続けてみたくなりました。

それは、続けた先になにかがあるようなワクワク感や、いつもと変わらない日常に少しだけ決まりごとを増やしてみようという好奇心だったりします。

たぶん、ちょっと飽きたのだと思います。

わたしは、周りの人よりゆっくりなペースで進むひとです。だけどその分続けることは少しだけ得意だったりします。

だから、日々の中でいくつか続けていることはあるけどいつのまにか習慣になって

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プラスチックの海

プラスチックの海

小学生のころ、夏になるとザリガニやお魚、カニをとりにいった。

大人になった私は思う。

「あの頃は良かった。」

子どもたちと私が昔遊んでいた川で魚取りをする。あの頃いたザリガニはもう居ない。お魚も少なくなっている。

この年月で何があったんだろう?

最近ちょうど疑問に思っていたことだった。

何があったんだろう?
なんて、他人のことのように思っていた。
自分のせいである。
喉が渇いたら、ペッ

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言語の異なる日本人

言語の異なる日本人

おなじ日本人であっても、
持っている言葉がちがう。

身近なひとがつかう言葉、
本や映画などの文化から得る言葉、

たくさんの言葉から、好きな言葉を選びながら使っている人もいるし
身近な人がつかう言葉が大きな影響を与えているから、それを何気なく浸かっているひともいる。

"心無い言葉"
って、何かよく分からなかった。
心のない言葉ってあるんだろうか?
ってずっとおもっていた。

その人が持つ言葉の

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言葉を諦めたくない、。

言葉を諦めたくない、。

言葉が、大事だ。

たくさんの言葉に救われて、
たくさんの言葉に傷ついた。

伝えるのが、苦手だ。

相手のことを考えすぎて、
相手からみえる自分を見すぎて、
伝えたい言葉をたくさん心にしまってきた。

だから、

書くことが、好きだ。

あふれる想いを、時間をかけて言葉を選びながら伝えられる手紙。
日々感じることを、整理しながらじっくり向き合いながら書く文章。

他人を変えようとは思わないけど、

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ルックバック

ルックバック

誰の背中を、追いかけて
いるんだろうか。

誰かに追いかけられるような、背中に
なっているんだろうか。

きっと、それはひとりではないけれど
まえに背中があることや
誰かにとっての”かっこいいひと”でありたいとおもう気持ちは

途轍もなく大きなことなんだと気付かされる。
#ルックバック

はじめての哲学的思考

はじめての哲学的思考

最近「あぁこのひとは賢い人だ、、」
と、ふと安心する瞬間がある。

『はじめての哲学的思考』を読み進める内に、
わたしが最近思っていた"賢い人"というのは、"自分の頭で考えられる人"であることに気がついた。

たくさんの情報がある。たくさんのウワサがある。考えや方法がある。流れるように変わっていくそれらのなかで、自分のなかの答えを持っている人に出逢うと安心する。

『その問題をとことん考え、ちゃん

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旅をする木

旅をする木

『自然』と隣り合わせ
もしくは
『死』と隣り合わせ

で、生きたことはない。

お腹を満たすために、命をいただいている。
「いただきます」とも言うけれど
命を頂いているという実感はない。

頑張って生きている。
生きるためにがんばるのではなくて、
生きることが頑張ることになってしまっている。

であいがない。
であいがないのではなくて、目の前にあるものいる人を知り、出会わなくても生きていけ

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ナナメの夕暮れ

ナナメの夕暮れ

「なぜ飲み会がこんなにも苦痛なのかわからない。」

から、始まる2ページに言葉が溢れるように想いが文章を超えて心へ訴えかけてきた。

「考えすぎ」

いままで何度も言われてきた言葉である。
考えスギることが自分の悪いクセであることだと思ってきた。

歳を重ねるごとに、色んな人と出逢い考え方とも出合ってきた。
意外にも、考えスギなひとは居るのである。

若林さんも同じく"考えスギ"なひと。
たくさん

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