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ワンダーランド北朝鮮

社会科の資料集、世界の文化が書かれてあるページが好きだった。世界の文化や風習を知ることはワクワクする。知らないセカイというのは旅をしなくても新鮮で興味深いものだ。

「北朝鮮=ミサイル」、私の中の北朝鮮に対する知識はかなりすくない。北朝鮮の文化や風習は知らない。

『ワンダーランド北朝鮮』を観た。
「おかしい。」という考えのまえに、「おもしろい。」が浮かぶ。

神様のように扱われる国のトップ。信じている人が生きていたらこんなにもしあわせなものなのか?競い合う相手が世界であればこんなにも国が一致団結するのか?まるで何かのスポーツチームのようであった。
子どもたちに思想を教え込む姿。思想が文化をつくっているかのようで、国の思想に支配された北朝鮮の人は意外にも幸せそうにみえた。

考えさせられる場面もあったが、なにより知らない考え、知らない文化、私が日本で生活するあいだ北朝鮮というセカイのなかで、かなり異なる暮らしをしていることがとても興味深かった。

ただ、この映画も社会科の資料集の数ページに書かれていることくらいにすぎない。北朝鮮というセカイはもっともっと奥深いものであると感じる。

LINEニュースに定期的に表示される「北朝鮮、ミサイル」の文字。こんなに身近であるのに、北朝鮮のことは全く知ろうともしていなかった。
最近「ひとつの側面を掘り下げて見る」ことがわたしの「知りたい」という気持ちを掻き立ててくれている。それを作ってくれているのがドキュメンタリーである。
ドキュメンタリーはいつも私のセカイを広げてくれる。

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