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書けないを書く

驚いた。書けない。

今週の月曜日、ふと思い立ってnoteの毎週更新を始めることにした。
はじめの投稿は何を書こうか。と、ワクワクと少しの緊張感を持って水曜の夜を迎えた。今、何か書いてしまおうかな。いや、朝に投稿するのだから夜に書いたら朝向きの文章ではないかもしれない。

…と、そんなこんなで木曜日の朝。
とりあえず起きた。ヨガでもしたら何か書くことが見つかるかもという期待を込めて、少し長めのヨガをしてみた。いつもより早く起きたので、空気が少しひんやりとしていて気持ちが良かった。
ベランダの光が見えて、太陽の光を浴びたくなった。ゆっくりと深呼吸をした。
土の匂い、蝉の声、まだ出てきたばかりの太陽の光。夏の朝の空気だった。

読み終わっている小説の感想を書こうか。と、パラパラページをめくってみたけれど、「書かなければ」と思うと書けない。

歯磨きをしているときに、「ああ、私はこんな感じだ。」とふと思った。

新しいノートを使い始める時、どんなノートにしようか。と嬉しく、ドキドキして初めの文字をなかなか書けない。
イベントなんかもしてみたいのに、これはどうする?あれはどうする?と考えてしまって結局なにもできていない。

飛び込めばなるようになる気がするアルバイトやボランティアに対してのハードルは低いのに、これから自分が作っていくとなると、あれやこれや考えてなかなか始められないのである。

今机の前には「とりあえずやってみな!」の文字。
今年はやりたいことのために動く一年にすると決めて、春に東京を訪れた。
個人でカフェをしておられる方に話をして、いただいた言葉だ。

「フットワーク軽いよね」「いろいろ挑戦してるよね」という言葉で、私は挑戦することが得意だと思っていた。
好きなことを続けていると、誰かが見ていてくれて、”とりあえずやってみる”機会をいただいていた。
そんなことに隠れて、そういえば私は、”自分から何かやりたいことを創作する”ということをしていなかったんだな。と気づいた。

"とりあえず"書いてみたこの文章のように、
不完全ではじめても意外と成るようになるのかもしれない。
本当にやりたいことほど怖気付いて一歩踏み出せないけれど、あれやこれや考えず半歩くらい歩いてみようか。

頭をつかったせいか、朝から甘いものをたべている。しあわせだ。
それでは、今日もよき1日になりますように。



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