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ナナメの夕暮れ

「なぜ飲み会がこんなにも苦痛なのかわからない。」

から、始まる2ページに言葉が溢れるように想いが文章を超えて心へ訴えかけてきた。

「考えすぎ」

いままで何度も言われてきた言葉である。
考えスギることが自分の悪いクセであることだと思ってきた。

歳を重ねるごとに、色んな人と出逢い考え方とも出合ってきた。
意外にも、考えスギなひとは居るのである。

若林さんも同じく"考えスギ"なひと。
たくさん考えるあまりに、苦しいこともある。
わたしが今まで感じてきたことや考えたこと、モヤモヤしていたこと、考えたことがなかった事が独り言のように書かれている。
もはや心の中をみているような感じで、文章の中ではとてもオープンなひとなのだと思う。

色んなことを考える人と話していると、楽しい。
「これは〜だろうか?」と1人で考えていたことを一緒に考えることができる。
もはや1つのエンターテインメント。😹
そんな人に出逢えたとき、
"考えスギ"は、"考えることが好き"に変わる。

ひとりの仲間に出逢えたような気持ちになった。
若林さんにこれから会ったり遊んだりなんて、する事はないと思うけど、本の中に仲間がいると思えると凄く心強いのです。

まだ、"考えスギ"だと思っている人は
読んでみるとちょっと安心するかもしれない。

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