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言葉って大事よ。

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どんな時代になっても生き続けるものだから。
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#生きづらさを感じている方へ

代表の姿を見ていると…

代表の姿を見ていると…

勝ち続けてきた人(たち)だけが金メダルを獲れるオリンピック。

どの種目でも、一挙手一投足 強さと鋭さに満ち溢れている姿が印象に残るものです。

しかし、その舞台に出場し 金メダルをかけて争うためには、代表という名の権利を勝ち取る"強さ"が必要で、
その権利を得られなかった人たちは全て 弱い人と呼ばれる世界でもあります。

過去に何度も金メダルを獲ってきた選手でさえ、
負けてしまった瞬間に弱い人と

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盛り上げる意味が分からない。

この1年半、"コロナ禍"が終息する兆しすら見えてない中で、

「どんな時も前を向いていないといけない」「負けちゃいけない」といったメッセージに ひたすら嫌悪感を抱く自分がいます。

もともと僕は、
高揚した環境に居ると浮ついた感覚になって気持ち悪さばかり出てくる、
反対に ネガティブで現実的な言葉を聞くと 地に足が着く思いになる、
という傾向があって、

違和感として人知れず抱え続けてきました。

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この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。⑥

この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。⑥

完璧を常に求めるのって…

⑤の最後で プロ意識に関して書きましたが、

完璧を求める方法によっては、心身を傷つけるだけの「マルトリートメント」になることにも気づきました。

どんな職業でも、プロを名乗る人やプロを目指している人に対しては、

"完璧と共感性と強さ"を常に見せてくれるものとして扱い、

心身の弱さや個性が現れた途端に
その人格をけなす傾向が強いように見受けます。

生まれつき 苦手

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この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。⑤

この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。⑤

僕は 今までの集団生活で、数えきれないほどの「マルトリートメント」を受けてきたことが分かりました。

さらに、「マルトリートメント」の家系であり、その悪影響も受け継いでしまっている事実も知りました。

大人になってからこういうことに気づいた僕は、里親などの支援を受けることができません。

犯罪には問われない「マルトリートメント」の言動によって、肉親や親戚に頼ることすらできなくなっている今の状況に、

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この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。④

違いがあるからこそ…

友田先生はまた、他人との差や違いが、
仲間外れをはじめとする「マルトリートメント」の引き金となる場合もある と指摘しています。

 きょうだいを比較しすぎるようなことでも、子どもは傷つきます。たとえば兄の成績を引き合いにして弟にダメ出しをする、親戚の前で妹ばかり褒めて姉のことは無視するというのも、状況や程度によってはマルトリートメントにあたります。
 さらに、自分に向けられ

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この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。③

この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。③

性行為に関するマルトリートメント

個人的な性欲を満たすためにとる言動を 「性行為」とひとくくりに表すようですが、

他人と一緒に行う場合は、参加者全員の同意が必要です。

同意した範囲外だったり、法律上の年齢に達していない場合は、犯罪にあたります。

また、罪として認定されるかは関係なく、
性行為を目撃したりして心身に悪影響が出た場合も、
「性的マルトリートメント」とみなすべきだと 友田先生は主

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この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。②

この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。②

では早速「マルトリートメント」の具体例を紹介します。

体罰、しつけまずは、「体罰」や「しつけ」と称して行われる言動です。

日本には、昔から体罰という風習があります。親や教師などが、子どもに対する教育の一環として、肉体的な苦痛を伴う罰を与えるものです。わたしの子ども時代、学校では、宿題を忘れたら廊下に立たされる、教室で騒いでいたら正座させられる、といった懲罰は日常茶飯事で、特に悪いことを

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この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。①

この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。①

わけあって「マルトリートメント」について さらに掘り下げていくことにしました。

今回も、こちらの本を引用しつつ、僕自身の経験と共に説明していこうと思います。

人を傷つける言動は全て「マルトリートメント」

友田先生の著した本では、親子関係での「マルトリートメント」が重点的に紹介されていて、それに関する記事も書いてきました。

しかし、家庭以外の人間関係においても、
「マルトリートメント」と呼ぶ

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"見えない壁"をすっ飛ばしたっていい。

"見えない壁"をすっ飛ばしたっていい。

"見えない壁"との付き合い方が分からなかった今まで

不思議なことに、僕は小さい頃から、
集団生活特有の "見えない壁"を意識して行動したことがありませんでした。

大人になってようやく その存在が分かるようになってきたのですが、

場の空気を読んで壁を作る、という考え方が、
どうしても腑に落ちない気持ちになっていました。

その思いが雰囲気で伝わったからか、いつしか僕の周りに壁が作られ 孤立させ

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悲劇まみれの人生でも

悲劇まみれの人生でも

2020年、まだ30日以上残ってはいるけども、
今のところ この他に見せたいものが無いので、今年最後のつもりで書きます。



今年初めに計画していたことが叶わないまま一年が終わろうとしている。

今年 僕に投げかけられたある言葉に対して、いろんな感情が湧きあがってきたので書き残しておく。

精神障がい者のための作業所に通う回数がなかなか増やせない中、例のウイルス騒動がやってきて、

正体が分か

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弱さを認めよう。

弱さを認めよう。

僕も強い人間になりたかったな。
でも、僕は一生 なれないんだよな。

生まれつきで完治しない精神障害の影響もあって、どこからか不器用なところが見えてしまうんです。

今も昔も、成功した経歴のある人が「強くあるための方法」いう物を発信しているけど、

それを見て共感できるような心境になったことが一度もありません。

でも、

そんな僕が こうやって生きていられるのは、弱さをさらけ出して生きている人た

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後ろに振り返る と言っても…

後ろに振り返る と言っても…

題名をそのまま読み取ろうとすると、ネガティブな印象を持つ方が多いと思います。

でも、言い方を変えてみると、その印象も少し変わってくるかもしれません。

例 「過去を振り返った上で これからに生かす」

過去の出来事というのは、良い事たちとそうでない事たちの集合体だから、全部悪い事だったと決めつけるのは早いんじゃないかと思ったりする。

今の時代、何も考えずに良い事を引き寄せるのは難しい。僕は特に

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