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弱さを認めよう。

僕も強い人間になりたかったな。
でも、僕は一生 なれないんだよな。


生まれつきで完治しない精神障害の影響もあって、どこからか不器用なところが見えてしまうんです。


今も昔も、成功した経歴のある人が「強くあるための方法」いう物を発信しているけど、

それを見て共感できるような心境になったことが一度もありません。


でも、

そんな僕が こうやって生きていられるのは、弱さをさらけ出して生きている人たちの存在があるからです。


芸能人でいうと、僕と同年代の栗原類さん。冒頭に書いた精神障害の持ち主で、常に弱さと向き合う日々を本にして伝えています。


その他にも、治るまでに何年もかかる病気を患っていたり、社会的にマイノリティーと呼ばれる環境で、自然な意志のもと生きている姿を見ると、何よりの励みになってくれます。


病気もマイノリティーも様々にあって 何から書けば良いか迷いましたが、
まずは 僕自身の体験談を入れつつ 色々書いていくことにしました。



僕は、二十歳になってから(精神)障がい者と認定される病気を抱えていると知らされました。


そこから精神科のカウンセラーと定期的に何年も会話を続けて、僕自身の弱みと強みが分かってきました。


障がい者と認定されて、大多数の人の平均的な生活(仕事から暮らしに関わる全ての管理)が僕一人ではできないと理解するに至りました。


今は自治体のサービスを使ってなんとか最低限の衣食住は確保できています。


そんな僕が、これから生きるために必要なことを書いておきます。


・できないことを、「できません」と伝える。


・苦手なものごとや環境について、理由を添えて「苦手です」と伝える。


・僕の言ったことに共感した上で動いてくれるかを見て、信頼できそうな人を選ぶ。


自分の弱さを伝えないことには、僕がどういう人間なのかを知ってもらうことができない人生なんです。


仕事の業種によって 弱さを見せてはいけない環境はあるのは知っています。でも、全てがそういう仕事場ではないはずです。


今は経済が急激に落ち込んでいる中だから、新しく人を雇うのはより難しくなっているんだろうとも感じています。


少しずつ経済が回復してきた時に、苦手なことがある人たちにも仕事を分け与えてほしいと願ってやみません。


完璧な人は、むしろ少ないんじゃないかと思います。
だから、素直に苦手なことを話して、それを聞いて 一緒に考えて 行動を見直していくべきです。


僕は、いつでも自分の弱さを認めることができます。

これがいつか、自分の強みになるのを夢見ています。

オーノ

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