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陸上自衛隊を辞めて米国永住権を取ったけど、帰国して看護師になりました
「mariちゃん!今すぐテレビをつけて!日本が大変なことになってるから!!!」
私がホノルルで働いていた頃のことだ。仕事へ行く準備をしていると、突然、現地の友人からそんな電話がかかってきた。
と同時に、街中に警報が鳴り響いた。
訳が分からず慌ててテレビをつけると、黒い巨大な波が、ものすごいスピードで田んぼを飲み込んでいく映像が流れた。
見出しには、
「Tsunami in Japan(日本で津
自衛官一家がハワイで釣り対決したら、幹部自衛官の父が判定勝ちだった話
私は、父、母、兄弟全員が自衛官という自衛官一家に生まれた元女性自衛官だ。
私がハワイに住んでいた頃、家族が日本からわざわざ遊びに来てくれた。
当時、幹部自衛官だった父は初めての海外だ。普段自己主張をほぼしない父が、珍しく「ハワイの海で釣りをしてみたい。」と言うので、釣り対決をすることになった。
決戦はハワイ最終日だ。
乗り物酔いが酷い母は断固参加を拒否し、不戦敗。勝率が上がった。
参加したの
ブランドへの愛が暴発したローカルのおばちゃん〜これがブランディングだ!〜
ハワイの某ブランドのセールススタッフとして働いていた時の話だ。
(複数のアパレルブランドで勤務していたが、今回はアメリカ発の、ナイロン素材で有名なブランドの話である。)
ある日、60歳前後くらいのローカルのおばちゃんが来店した。
彼女は体が不自由で、電動車椅子に乗っていた。
当時、大人気で完売が続出していたシリーズをコレクションしており、2週間ほど前に来店した際、ハンドバッグを何種類も膝の上に乗
食洗機の工事に来たルー大柴さん似のフィリピン人にパシられた話
私に、アパートに存在しない階を探し続けさせた、あのフィリピン人のLeeさんがまたやって来た。
結局、壊れた食洗機は修理不可だったため、新品と取り替えてもらうことになったのだ。今回はストレートにcrown floorまで迎えに行き、早速、彼は取り付け工事にとりかかった。
備え付けの巨大な食洗機のため、1〜2時間はかかるだろう。私はパソコンで作業をしながら、Leeさんはルー大柴さん(*1)に似ている
友人のダメ彼氏のおかげで繋がった私のクビ
ハワイで、某ブランドのセールススタッフとして働いていたとある日のこと。
この日は、閉店の23時を過ぎても店内にお客様がいるくらい、とても忙しかった。
私が働いていた店舗では、閉店後、23時45分までに他支店の方へ売り上げ金と店の鍵を持って行かなくてはならなかった。
しかし、閉店が遅くなり慌てていたため、クレジットカード決済の集計や現金のカウントが何度やっても合わない。
ようやく店を出られた時に
アパートに存在しない階を探し続けさせられた話
ハワイに住んでいた時、アパートの食洗機が故障した。
大家である中国人のケンさんに連絡をしたところ、フィリピン人のLeeさんが修理に来るとのことだった。
登場人物全員の名前と国籍がバラバラだな…と思いつつ指定された日に部屋で待っていると、フィリピン人のLeeさんから電話がかかってきた。
彼とはこの日が初めてなのだが、開口一番、キレていた。
『I’m on crown floor! You sho
自衛官一家がハワイで実弾射撃をしてみたら、幹部自衛官の父が圧勝だった話
はじめましての記事に書いているが、我が家は、父・母・私・兄弟全員が陸上自衛官という自衛官一家である。
そんな自衛官一家が、私を訪れて初めてハワイへ来た時に、実弾射撃へ行こうという話になった。もちろん全員が射撃の経験者であるが、現役時代は皆違う駐屯地での勤務だったため、一緒に射撃をしたことはない。旅行の思い出に、腕を競ってみることにした。
場所は、ワイキキにあるWaikiki Swat Gun