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わたしの転職体験 その11 サービス事業企画に転職 経営企画への道 総合IT会社コンサルティング事業部電子行政担当職から同ソフト·サービス事業本部 ネットワークサービス事業部事業企画職へ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 文系の方も理系頭の中身を覗いて見て下さい。(笑)

【経緯】
 大学を卒業して希望していた鉄鋼会社に入社、専攻していた表面物理学を活かせる研究部門に配属されました。そこでのんびり論文ドクター位取ってから総合企画部、そして役員狙いかなぁとぽんやり考えていたのでした。

 社内結婚を期に一気に人生が動きました。

 夫婦同部署不可もあり、研究(コストセンター)から事業部門(プロフィットセンター)へ希望通りの転職。それを足ががりに会社の未来の中核事業へ転職。転職先の製造所の所長にアピールが功奏し、米国カリフォルニア州のシリコンバレーの最先端半導体ベンチャーに転職。多国籍の方々と最先端半導体の開発をし、2年後に転職。鉄鋼会社の操業ノウハウを惜しみなくつぎ込んだ最新量産試作工場に米国で開発した技術を移管、製品化までしてやることはやったからそろそろ総合企画職へと上司に談判。

 技術職から事務職に転職し、最初は渉外職からのスタート。本社のセールス&マーケティング職、事業企画職と思った通りのキャリアパス。
 
 部門売却の流れに乗って国内最大のIT企業に転職。大学の先輩のスーパーコンピューターの技術が入った商品マーケティングを手伝った後、事業企画部での新規事業開発案件を査読·評価を担当。全社の事業の概要を頭に入れ、マーケティング職へ転職。生体認証デバイス担当し、プリンターメーカーの商談を上手く利用してユビキタスプリンティングの実現をテーマにビジネスコンサルティング、ビジネスサポートサービス、セキュリティサービスを提案し、包括的なコンサルティングを受注。

 この成果から子会社から親会社に転職。電子行政ソリューション部門の年度予算達成のためのドサ回りで社内外人脈を整備し、上述のユビキタスプリンティング事業企画に参画。セキュリティプラットフォームにユビキタスプリンティングのアプリケーションを載せるスキームにキャリア(通信事業者)なども巻き込み、一大事業企画プロジェクトに仕上げました。

 この辺りまではこちらもご覧下さい。

【サービス事業企画に転職】
 このセキュリティプラットフォームを差別化ポイントにした事業企画の展開を期待され、セキュリティのリテラシーが高いネットワークサービス本部の本部長に談判し、同本部に事業企画部を作ってもらいました。

 サービス事業企画職に転職です。

【企画から事業化へ、経済産業省の事業開発予算も活用】
 まずは標準化。TCG(Trusted Computing Group)に参画。米国ワシントンの研究所に予算を入れて部長を1名常駐。自社の仕様を標準化に盛り込みました。


 また、保有していたネットワークサービスのプラットフォーム(基盤)に、まずはセキュリティ必須の典型的なアプリケーションである医療を載せてプロトタイプを作ることにしました。経済産業省と連携して予算を確保して実証実験の予算を2期頂きました。そしてその出口として受け皿となる会社を用意しました。

 ところが、とある理由でIT会社の部長の収入を倍程度にしなけれはならなくなりました。

 一見キツイ話ですが、災い転じて福となす。

何と次の新しい未来が待っていました。

 運と勘としつこさ

が引き寄せた転職人生はまだまだ続きます。

 宜しければこちらもお楽しみ下さい。


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