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わたしの転職体験 その10 子会社から親会社に転職 経営企画への道 総合IT会社電子デバイス事業本部の新規設立子会社(総合IT会社電子デバイス事業本部のマーケティング(出向))から総合IT会社本社(コンサルティング事業部電子行政担当職)へ転社 ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 文系の方も理系頭の中身を覗いて見て下さい。(笑)

【経緯】
 大学を卒業して希望していた鉄鋼会社に入社、専攻していた表面物理学を活かせる研究部門に配属されました。そこでのんびり論文ドクター位取ってから総合企画部、そして役員狙いかなぁとぽんやり考えていたのでした。

 社内結婚を期に一気に人生が動きました。

 夫婦同部署不可もあり、研究(コストセンター)から事業部門(プロフィットセンター)へ希望通りの転職。それを足ががりに会社の未来の中核事業へ転職。転職先の製造所の所長にアピールが功奏し、米国カリフォルニア州のシリコンバレーの最先端半導体ベンチャーに転職。多国籍の方々と最先端半導体の開発をし、2年後に転職。鉄鋼会社の操業ノウハウを惜しみなくつぎ込んだ最新量産試作工場に米国で開発した技術を移管、製品化までしてやることはやったからそろそろ総合企画職へと上司に談判。技術職から事務職に転職し、最初は渉外職からのスタート。本社のセールス&マーケティング職、事業企画職と思った通りのキャリアパス。部門売却の流れに乗って国内最大のIT企業に転職。大学の先輩のスーパーコンピューターの技術が入った商品マーケティングを手伝った後に、最初の仕事である事業企画部での新規事業開発案件を査読·評価を担当。そこで全社の事業の概要が頭に入りました。マーケティング職へ転職。経験が積み上がっている半導体デバイスを差別化ポイントにして、サービスまで垂直統合したビジネスを企画してやろうという新しいキャリアパスをスタート。生体認証デバイス担当し、プリンターメーカーの商談を上手く利用してユビキタスプリンティングの実現をテーマにビジネスコンサルティング、ビジネスサポートサービス、セキュリティサービスを提案し、包括的なコンサルティングを受注。

 この辺りまではこちらもご覧下さい。

【子会社から親会社に転職】
 半導体のマーケティングがサービス事業企画をお客様と進めていると話題に。そして親会社の電子行政、住基カードを担当していた先輩から親会社に来て欲しいと子会社の社長(上司)に連絡が入りました。鉄鋼会社として子会社組織でまとまって動いた方が良いとの判断も有りましたが、私の転職希望が尊重され転職できることになりました。

 (何時も希望が尊重してもらえる運の良さ(•‿•))

ヤッター 親会社に戻れた!
これでお客様の力を借りなくても事業企画はできる。

 素直に喜びました。

【最初の仕事は予算達成】
 少し話を戻すと、親会社の人事がサービスからは遥かに遠い半導体デバイスのしかも子会社の人材を本社に入れる前列が無く、入れるなら管理職から一般社員に落とすと強烈な難色を示しました。

 しかしそこも運で突破。

 本社の先輩が人事と私の過去の実績をベースに即戦力で欲しいと粘り強く交渉して下さり、人事発令はほぼ年度末になりました。そのため年度予算達成のためのドサ回りからのスタートになりました。

 これが良かった。

 お金の絡んた交渉だらけでしたから真剣そのもの。事業企画には必須の重要顧客や社内の重要な部署とのパイプが2ヶ月で一気にできました。

 運が良い。

【事業企画プロジェクトに発展】
 これが効いてプリンター会社のコンサルティング契約にも半導体屋ではなくソフト·サービス部門の人間として絡む事ができました。所詮半導体屋、これがコンサルティングを担当できなかった理由。受注してあげてもお金が絡んた途端になんでサービスビジネスに首を突っ込むんだという冷たい私への扱でした。それがこの転職で激変し、思う存分動けるようになりました。キャリア(通信事業者)なども巻き込んた一大事業企画プロジェクトに仕上げ、それを担当することになりました。そして、

 何と次の新しい未来が待っていました。

 運と勘としつこさ

が引き寄せた転職人生はまだまだ続きます。

 宜しければこちらもお楽しみ下さい。


 
 


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