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日経CNBC 好きな番組 その2 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 私の好きな番組。それは
日経CNBCです。

 そもそも最新の専門性の高い経済情報についての情報入手は、NHKラジオ第2放送の

株式市況

経済市況

などが有りました。

 生まれて初めてのラジオ。長いアンテナ線に(付属のワニ口クリップの先に鉄道模型用の極細導線をつなぎ、数m、庭一杯に伸ばして受信感度を上げました。)部品3個、コンデンサーとダイオードに円筒状のコイルの中に円柱状のフェライトに金属棒。この金属棒でフェライトの位置を変えて選局します。音声はクリスタルイアフォンで、出力の高い放送局だけが受信できました。

鉱石ラジオ(当時のもの)

黒い直方体から伸びるのが同調用の金属棒
これを動かして選局する

 FENという進駐軍放送(当時はそう呼ばれていました。FEN(極東放送網、Far East Network))が電界強度最高でガンガン受信できるのです。

 今はAFNに移管されているようです。


それが邪魔して他局の受信はしんどいのです。それでもNHKも受信可能でした。上述の第2放送はFENと周波数が近いのですが、株式市況という番組の独特の節まわしでの株価の朗読?が特徴的なので選局し易いのでした。
 そんな経験も有って、大学で電子工学をかじってからの物理学という学びと研究と並行して経済も学びました。
 満を持して会社員になっていきなり株式投資開始。鉄鋼会社の福利厚生は今では考えられない程充実していました。社内預金制度、持ち株制度、住宅財形制度など全て枠一杯利用していました。実家からの勤務だったので、お給料の殆どはその3制度に吸い込まれて行きました。やり過ぎて同僚との会食や部署内の宴会用の現金が無く、親から用立てて貰ったことも有りました。これも作戦の内。あざと可愛くして早く結婚して、次世代も仕上げて余生を楽しみたかったのです。それは功を奏するのですが…それはこちらで。

 ですから、社会人になってからは日本経済新聞は必読書でした。新入社員としては正にビジネスの教科書。

スクラップブックも作って復習していました。

今でもこの文化残っているのですね。

 これで徹底的にサラリーマンとしての基礎体力(知力)を鍛えました。シリコンバレー駐在時代はそれがウォール・ストリート・ジャーナルに。

振出しは大学の専攻通り順当に研究所の界面解析研究でしたが、定年まで丁度半ばの15年目で技術系から事務系に転向。渉外、営業·マーケティング、事業企画から最後には経営までたどり着いたのは正にその基礎体力のお陰です。


 と、ここまでが前フリ。

 その日本経済新聞が私の中で進化したのです。
それが日経CNBC。シリコンバレー海外駐在から始まっての海外畑人生も手伝って、特に夜間の英語での番組編成もストレスは無く活用できています。現役時代米国、欧州、中東、アジア等で見ていたCNBCがそのまま日本でも視聴できるのは、何とも隔世の感が…
 日経さんとの連携で取り扱う話題も広範でしかも最新。海外での経済指標の発表なども同時性が担保されていて言う事無しです。
 オマケにスクラップブックは不要。外付けハードディスクに取りだめして必要に応じて検索すれば良いだけ。音楽とか芸術関連ではないので高圧縮率のモードで録画できるので取り敢えず録画して不要ならタイトルごと消去することも自由自在。正に夢のよう…

 ということで私の好きな番組としてニュースだけではなくその解説も良い感じの

日経CNBC

のご紹介でした。

つづく

蛇足
 ネタバレですが、この解説という所が次の話題に繋がります。

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