3月14日(火)、第1641回 「現実を創るもの」
自分の心の中の出来事が、
自分を取り巻く現実へと投影
されているに過ぎない、
ということです。
わたくしたちは、
大いなる勘違いをしています。
それは、
自分を取り巻く世界が、
自分の心に影響を与えている、
という勘違いです。
ちょっと考えてみてください。
飛行機が嫌いなひとにとって、
飛行機に乗ることは恐怖以外
の何ものでもありません。
飛行機が好きなひとにとって、
飛行機に乗ることは喜び以外
の何ものでもありません。
同じものごとに対して、
それを受け取る側の心により、
天国にも地獄にもなりうる、
そういうわかりやすい例えの
ひとつです。
例えば、
人間関係が嫌になって会社を
やめたとしましょう。
これは、
自分を取り巻く世界が、
自分の心に影響を与えている、
そう思い込んでいるからこそ、
会社をやめれば嫌な人間関係
から離れられると信じている。
しかし、
会社をやめたとて、
また次の会社で、
以前と同じように、
人間関係が嫌になってしまう、
そういうことが度々起きる。
それこそが、
自分の心の中の出来事が、
自分を取り巻く現実へと投影
されているに過ぎない、
という証拠です。
現実を変えたければ、
現実を変えてもダメなのです。
現実を変えたければ、
現実を見つめているわたくし
の心の側を変えるのだ、
ということなのです。
感謝、合掌
慈永
ありがとうございます。お布施は、こちらから😊😊😊