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壁にぶつかった時の為に

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沢山のクリエイターさんからあなたに合う記事を探して下さい。誰か1つでも、いくつか選んでも。読めばきっと少し変わるはず、それだけの為に選びました。
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#毎日note

迷った末の意思決定は、迷わなかった時より強い

迷った末の意思決定は、迷わなかった時より強い

日々色んな選択と決断を繰り返している。迷うことは絶えない。

できることなら迷わない方が良い、迷わず選択できるならそれが良いと思っていた。

けれど、案外迷うことも悪くないのかもしれない。

振り返ってみると、過去に迷った末の決断が今の自分を形作っている。

一切の迷いなく決めたことももちろんあったけれど、迷わなかった選択よりも、迷って迷って迷い抜いた選択はその後、力強い意思決定になっている。

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理想の生活?って、それ本当に望んでる?

理想の生活?って、それ本当に望んでる?

最近、自分にとっての「理想の生活」って何だろう?それを実現したところで人生がよりハッピーになるのかな?と懐疑的になっている。

そう考えるきっかけとなった出来事の話。

以前、わたしが手帳に書いた「理想の生活」リストにはこんな一文があった。

「本や映画を好きなだけ楽しめる毎日が送りたい」

昨年の今頃、これは思いがけない形で叶うこととなる。

2018年の年明け早々、第二子を妊娠中だったわたしは

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つまらないかも?読者はあなたではありません。

つまらないかも?読者はあなたではありません。

noteの連続投稿を始めて200日以上が過ぎた。

「さて、何を書こうか。」

noteを書いている人なら一度は、いや度々思うことだと思う。
私は日課のようにそう思っている。
200日中160日くらいはそう思っていたかもしれない。

そして誰もが思う「何を書こう」よりは頻度は低いかもしれないが、時々こんなことを思わないだろうか。

「この話、別に全然面白くないな。やめようか。」

何度”私は面白お

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365の日々是好日

365の日々是好日

noteの毎日投稿をはじめて、今日で丸一年を迎えました。

コロナの世界になって、とりあえず何でもいいから「一歩でも前進している」という感覚がほしくてはじめたように思います。だから、この一年間に書き続けた文章は、ある意味、ぼくの「COVID-19 diary」です。目に見えない小さなウィルスは、ぼくたちを家の中に閉じ込めました。負けじと、ぼくたちは目に見えない電波を通じてコミュニケーションを密にさ

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自信がない時ほど、書いてしまえばいい。

自信がない時ほど、書いてしまえばいい。

あまり読まれてなく、反応も少ないnoteを見ると、ちょっとざわざわした気持ち、しゅんとした気持ちになる。

「ああ、何が良くなかったのかなあ…」と、ふと考えてしまう。



タイトルがよくなかったかも。
書き出しがよくなかったかも。
表現がわかりづらかったかも。
共感できるような内容じゃなかったかも。

ダメだったかもしれない箇所をあれこれと探してしまう。

そうやってダメなところを探していると

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自己否定も美しさも一緒

自己否定も美しさも一緒

矛盾することばが自分を作っているなぁと思うこと、ありませんか。

他人には「世界で唯一のあなたはそのままで素敵だ」と本気で言い、一方で「どうして周りの人と私はこんなに違うのだろう」とため息をつく。

たった一人でも行動することで少しずつ世界は変わるんだ!と思う一方で、私一人がやったところで誰にも気付かれないし、雨の街中で踏みつけられているちらしのようにそこに在ることがむしろ邪魔になるんじゃないか、

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きちんと悲しむために。

きちんと悲しむために。

「こんなの、癌に比べれば大したものじゃないよ。死ぬわけじゃないんだから、平気。すぐに元気になれるよ」

身体を壊して実家に戻った私に、最初に母が言った言葉だった。最寄り駅から実家までの車の中で、その言葉をかみしめながら、ただ悲しくて仕方がなかった。

  〇

母は昔から「もっと大変な人はいるから」と言う人だった。

別に、母だけじゃない。世の中の多くの人が、「私より苦しい人はいるから、こんなこと

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届く言葉と届かぬ言葉。

届く言葉と届かぬ言葉。

世の中には、届く言葉と届かない言葉がある。
それは、読者の数や人気の差異ではなく、言葉そのものに宿る力じゃなかろうかと、私は思っている。

  〇

言葉を届けたいときに、きっと大切なのは「教えてやる」って態度じゃないんだろうなって、思う。

「世界の真理を教えてやろう」みたいな態度で来る人っているじゃない?いやだよね、ああいう人ね。なんで嫌なんだろうって考えるとき、きっと言葉に無意識に「自分のほ

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手本は3歳児の素直さ

手本は3歳児の素直さ

“テクノロジーが発展してあなたの生活はよくなりましたか?”

いつものように英語のディスカッションイベントに参加したとき、私の隣に座っていた台湾人がこの質問に対してこんな風に答えた。

「悲しくなる時が増えました。インスタグラムなんかは時に毒です。誰かの幸せそうな写真を見ると自分と比べてしまって落ち込んでしまう。」

どこかで聞いたことのある理由だった。ああそういえば私の彼氏がインスタのアカウント

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片腕がないあの先生に学んだこと

片腕がないあの先生に学んだこと

ふと、中学校の国語で学んだ「ゼブラ」について思い出した。
あらすじは、たしかこんなかんじ。

走るのが好きだった少年が、事故にあう。そのため、もう以前のように走ることはできなくなる。腕を骨折してギプスで止めて、指が少し動く程度……だったきがする。そんな彼が通う学校に、新任で美術の教師が来る。その先生は、左腕がなかった。
少年は、先生の授業を通して自分の失ったものやトラウマと向き合う術を得る。そして

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