たなかともこ@ツレヅレビト

風に吹かれて揺らいだ時、大地に立つじぶんを感じるように、 地球の声に耳を傾けて生きてゆ…

たなかともこ@ツレヅレビト

風に吹かれて揺らいだ時、大地に立つじぶんを感じるように、 地球の声に耳を傾けて生きてゆきたい。ユタ州からnote発信中です。 オン・ザ・ロード人生の道の途中でこれから出会う世界がそっと微笑んでくれますように。 在米20年。医師を経て現在は夫(+時々子供達)&猫3匹と暮しています。

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楽観主義と祈りと

夕食後に食器を洗っていたら携帯電話が震えて着信を知らせる。 右手を拭きながら相手が見知らぬ人ではないことを確認した。夫だ。 応答ボタンをスライドさせたら、指先がまだ水滴を持っていたのか、指をひいた跡がすぅっとつく。 左手がまだ濡れているのでスピーカーホンにした。 「もしもーし、どうしたの?」 「あ、あのさ、スクラブで通勤するなって言われるから、服、取りに帰るわ」 声のトーンがリラックスしていることにホッとする。 夫は今 家から少し離れたゲストハウスに一人暮らししてい

    • オリエンテの万博跡地にて〜ポルトガル家族旅(7)

      さて、オリエンテ駅の地域にやってきました。1998年の万博跡地です。 明日からはレンタカー移動です。早く寝よう・・・ 【おまけ】

      • リスボンの真ん中で乾杯〜ポルトガル家族旅(6)

        グロリアのエレベーター(ケーブルカー)をおりるとそこはレスタウラドレス広場。復元者の記念碑という大きな塔があります。地下鉄・トラム・バスなどの乗り替え地点でもあります。 向かったのはリスボン・オリエンテ駅側のエリア。ここはリスボン国際博覧会(リスボンこくさいはくらんかい, Expo 1998)の開かれた場所です。ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見500周年を記念して開催され、テーマは「海、未来への遺産」。日本を含む155ヶ国・機関が参加し、132日間の会期中約1000万人が

        • 市電28番と、2つのフニクラ(ケーブルカー)〜ポルトガル家族旅(5)

          Martim Moniz Squareというところの手前まで逆向きの市電でいって、またリスボンの街中に向かうトラムに乗り換えました。座れなくても乗れればOK. 午後の散策は、また次回に。 【おまけ】

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        • 《旅記事まとめ》色んな地面に立ってみたツレヅレノート
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          アルファマの坂道を登って〜ポルトガル家族旅(4)

          2日目はリスボンの街散策。 1755年にリスボン大震災・大津波・続く大火災を経験して、市街の85%の建物が破壊されたと言われます。その後復興のために軍隊を使いながら新しい都市計画にそって街作りがすすめられ、現在のような街になりました。 この地震でさすがのポルトガル経済も大打撃をうけ、ここから国政を誰が担うか、みたいな変化が起きてくるのですが(基本、ポルトガルの人は大声を上げたり政治がどうのと議論するほうじゃなくて、決められた範囲内で幸せに暮らしてきてるのでは、と感じてます)

          アルファマの坂道を登って〜ポルトガル家族旅(4)

          久し振りで家族4人揃っての夕飯〜ポルトガル家族旅(3)

          夕食の場所が決まったので(でも予約はいれてない・・・ダメだったらどうしようか・・・)6時すぎにみんなで部屋を出て歩きます。 みなさんは出先のごはん、どうされてます?初めからガイドブックなんかで調べて、もう1日の予定に組み込んでおきます?予約いれます? 実はこの日の夕方、2件ほど調べておいた店をチェックしたのだけど、予約でいっぱいでダメだったんですよね・・・観光客の多い観光地は、アカンですね。 とまぁ、それはいいとして。ビール会社直営レストラン・トリンダーデへ! あちこち

          久し振りで家族4人揃っての夕飯〜ポルトガル家族旅(3)

          ベレン地区からシアードなどをてくてくと。〜ポルトガル家族旅(2)

           2024年3月の旅行記録です。 世界遺産ふたつ(ベレンの塔・ジェロニモス修道院)を見た後はゆっくり宿の方に向かって移動です。このベレン地区はリスボンの西の方、私達が宿を取ったのはコメルシオ広場とアルファマ地区という丘エリアの間にあたります。 リスボンではリスボアカードという市内の乗り物や一部の美術館など(ジェロニモス修道院も)が無料になるカードを使いました。オンラインで買っておいたカードを空港で現物に替えて使い始めました。 ある程度ベレン地区を歩いたら市電かバスで中心

          ベレン地区からシアードなどをてくてくと。〜ポルトガル家族旅(2)

          また「行ってらっしゃい」の日がきた。

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          また「行ってらっしゃい」の日がきた。

          世界遺産:贅をつくした中世の要塞と修道院〜ポルトガル家族旅(1)

          経験したこと、歩いた場所は自分のなかにあればいい。そうは思っているのだけれど、子供達が大きくなりこの家族で一緒の時間を過ごした大事な時間はこれからはそうないのかもしれない・・・そう思うと自分のためにまとめておかなければ、とは思う。 だからどうした、という記録にはなるけれど、家族4人が下らないことで笑ったこととかそれぞれに色んな事を考えてたこととか考えてなかったこととか。私の中での宝物には違いない。 ◈ 2024年の春、西海岸在住の娘・東海岸の方に住む息子の春休みがキレイ

          世界遺産:贅をつくした中世の要塞と修道院〜ポルトガル家族旅(1)

          前倒し誕生日ディナーの理由。

          今日は我が家では「とーちゃんの誕生日」です。 誰かの誕生日は我が家では一応「みんなで御馳走を食べられる日」として(笑)、あるいはよほどでない限り他の用事を入れない日、として設定されています。 それにあと数日で息子が大学に戻るためまた家を出ちゃうので、「じゃあ肉の日だ!」と。そういうわけで昨日はアメリカ標準?サイズのステーキ肉を買ってきて、「これでもか」の量を食べる日としました。とーちゃんの誕生日ディナーだから 下味は私が付けてあとは息子に焼いてもらいました。焼くだけ、でも息

          前倒し誕生日ディナーの理由。

          最終日はゆっくり移動しながら・・・のはずが。〜フィンランド紀行(14)

          最終日の話の前に、前日見たデザイン美術館の素敵な展示物たちをご紹介させてください。 というわけで、デザイン美術館、私の様なその方面に疎い人間にもかなり見応えあるものでしたので、チャンスあればぜひどうぞ。 ーーーーーーーーーーーーーーー さて、最終日は昼くらいに空港に行けばよかったので、もう一度ヘルシンキの朝の散歩に出ました。 1時間強散歩して、部屋を片付けチェックアウト。官庁街そばにある宿泊していたホテルから空港まで、Uberで28€、25分くらいでした。 えーとこ

          最終日はゆっくり移動しながら・・・のはずが。〜フィンランド紀行(14)

          デザインの街、の街歩き〜フィンランド紀行(13)

          この日は特に大きな予定無く、ヘルシンキでまだ訪れていない地区を歩こうか、と話していました。ヘルシンキでの初日は有名な観光拠点を歩いたのですがそれらは大体中央駅周辺からすこし東の方だったので南の方に向かいます。 デザインディストリクトは小さい、センスのいいお店が並んでいて眺めて歩くだけでも楽しい場所でした。あんまり買い物するほうじゃないのですが、子供達へのお土産を探していたのでちょうどよかったと言えばちょうどよかった。 娘には服、息子には(何をあげてもなかなか喜んでもらえない

          デザインの街、の街歩き〜フィンランド紀行(13)

          シベリウス縁の地と、日本で人気の会社のアウトレットと。〜フィンランド紀行(12)

          あんまり知られてないルートの旅をしておりますが、このあとはヘルシンキに戻りますんで・・・そして本日は「日本のガイドブックにはほとんど載ってないけど英語ガイドブックには結構載ってる」街ハーメンリンナにいき、その後「日本のガイドブックのせいか日本人だらけ」ってところも立ち寄ります。 タンペレからこの宿あたりはフィンランドの湖水地方の西端って感じの所。森と水の多い風景、日本人が好きな感じですよね。 のんびりした宿で、確かにここは長く滞在してゆっくりすべきところだなぁと思いつつも

          シベリウス縁の地と、日本で人気の会社のアウトレットと。〜フィンランド紀行(12)

          タンペレでのランチと、何もない休暇の贅沢〜フィンランド紀行(11)

          世界遺産都市のラウマを出て、ここから2時間弱ドライブ(オットがww)フィンランド第2の都市タンペレに向かいます。とはいっても、私はちょっとまた具合が悪くなり(そりゃそうか)車中で寝ていましたが・・・ゴメンよオット。 タンペレに着いたのはお昼、有名なマーケットにいくことにしました。ランチできるもの、あるかな。 タンペレといえばサウナ好きの人達には有名な街ということでしたが、ま、そこまで回復して無さそうだったので宿のほうへ。 だって今日の宿、フィンランドでもなかなか無いスモー

          タンペレでのランチと、何もない休暇の贅沢〜フィンランド紀行(11)

          世界遺産の木造建築の街を歩く〜フィンランド紀行(10)

          また一晩熱を出しまくってヘロヘロ。でも今日も朝に熱は下がって、怠さは残るもものの、昨日よりはずっといいです。 今日は世界遺産の街ラウマ、「サウナとフィンレイソンの街」タンペレ、その後「農場の休暇」Ilorantaイロランタというところへ。 朝ご飯は今日も前日買ったパンとヨーグルト、コーヒーで。まぁこのくらいのほうが外食の多い旅行中はおなかが楽です。 ごはんも食べたので出発です。 最初のラウマまで来るまで30分くらい。18世紀からの歴史ある木造建築の家が建ち並ぶラウマ旧市

          世界遺産の木造建築の街を歩く〜フィンランド紀行(10)

          憧れの絵本の島へ〜フィンランド紀行(9)

          えーと、実は2日前から喉が変・・・と思っていたのだけれど、前夜一晩中熱をだして苦しんだ私。朝には解熱したけれど。でもとにかく今日は行かなきゃ!だったのです。解熱剤を飲んで出発! 昭和生まれの私はムーミンのアニメが大好きでした。(あの頃の絵は作者トーベ・ヤンソンから「これはムーミンじゃない!」とダメ出しされた、と、ムーミンショップの中に書いてありましたがwww) 折角夏にいくのです、フィンランド人ぽい休みを満喫しながらムーミンの島に行きましょう!ムーミンワールドは夏の3ヵ月だ

          憧れの絵本の島へ〜フィンランド紀行(9)