永見 薫 / ライター・編集

インタビューのお仕事を中心にしています | あなたの想いを心の底から聞きたい | 地域…

永見 薫 / ライター・編集

インタビューのお仕事を中心にしています | あなたの想いを心の底から聞きたい | 地域や街、暮らしや子育て、働き方などがテーマ | 東京郊外在住。発達ゆっくりな6歳児の母 | 自主制作Zine『あのひとの居場所』販売中 | 知らない街をおさんぽしながら本屋を訪れる休日が大好き

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ライター・編集者 永見 薫のプロフィールと執筆実績(2024年3月更新)

初めまして、ご覧いただきありがとうございます。ライターの永見薫です。1982年生まれ、東京・多摩地域在住です。6歳児の男の子を育てながら、取材やインタビュー記事を中…

ルージュの魔法

メイクになんて気をつかえない数年間だった。外に出るために、誰かにじっと見られるのが怖いから武装する、ただそれだけの道具に成り下がっていた。 ふと気持ちに余裕が生…

命短し、叶えよ願い

火曜日の打ち合わせ。 いつもお世話になってる編集者さんがおもむろに話を切り出してきた。 「退職することになりました」 そのことに驚きは特になかった。 きっとこれ…

恐れを越えた先に見えた世界は、思ったよりなだらかだった

12月も気づけばあと1週間になってしまった。この週末はパパさんママさんにおかれましては、プレゼントお運び代行業に忙しいことでしょう。年末に1年を振り返るという余裕な…

手をかければその時間はもっと宝物になる あなたのお家でホームクリスマスを

12月が足音を立ててやってきて、早9日。1年の締めくくりといえばクリスマス。クリスマスといえば、パーティ! 本当はキリストの降誕をお祝いする日らしいけれど、そんなこ…

リアルな本屋は、街から消えない。絶対に。 

端的にいうとこんな感じの論議が、X(旧Twitter、Xって言いたくないね)で起きていました(解釈が若干違ってたらすみません)。 詳しくはヌマブックス内沼さんのポストを…

楽しい気持ちと疲労のせめぎ合い 

2022年は公私ともに旅をすることが多い1年だった。 出張で北から南まで、全国各地を巡る。そして日常の暮らしをこよなく愛する私たち家族は、非日常を求めて珍しく3度も旅…

ライターとして”書く”に向き合った私が体験した学びたち③ <中村洋太さん編>

ライターとしての学びたちシリーズを最後に投稿してから、だいぶ間があいてしまいました。久しぶりに投稿をします。 産後しばらくお休みしていたライター業。2020年に再開…

子どもの会話力を引き上げるために、インタビュアーとしての仕事が役に立った話

新年明けましておめでとうございます。 すっかり年が明けてしまいましたが、昨年の思い出を記録に残したいなと思います。 2022年、子どもとの関係作りで1番力を注いだのは…

コーチングに正解はなくてよいんだ 3人目のコーチと対話を通して感じたこと

いつの日からか、世の中で「コーチング」という言葉を耳にすることが増えてきた気がします。 「一体なんなのだろう?」「どんなことするのだろう?」 というのが、私の第…

【書きました】静岡県のポータルサイト「サテライトしずおか」にて、インタビュー記事執筆です。三島市と都内に拠点を持つ株式会社エムエフに、サテライトオフィス開設した想いや経緯などをお伺いしました。

https://shizukuru.pref.shizuoka.jp/satellite_office/column/mf.html

面倒でもひと手間をかける方が、日々の暮らしは面白いかもしれない

思うにもうだいぶ長いこと続いている。 私は、私の周りで完結してしまう暮らしをしているのだ。 仕事も遊びも日常も、家を中心とした暮らし。きっと周りにそんな人が増え…

【書きました】文春オンラインで執筆しました!
俳優であり、文筆家であり電線愛好家である石山蓮華さんに、電線愛と自分の偏愛を持つこととは?についてお話いただきました。
https://bunshun.jp/articles/-/55275

【書きました】朝日新聞の新メディア「Sunny Choice(サニーチョイス)」で、スマートホームの先駆者、アクセルラボ社を取材しました。
スイッチを入れたら家中が自動で動き始めたらいいなぁ…なんていう願いはそう遠い話ではなさそうです!https://www.asahi.com/choice/reform/column-accellab/

【書きました】
文春オンライン で初執筆です。絶大な人気を誇るご当地ガチャ「さいたま市ガチャシリーズ」の生みの親、アルシェの中島社長にインタビューしました。愛するがゆえのさいたまイジリは一体どこまで突き進む?

https://bunshun.jp/articles/-/54369

【書きました】東洋経済オンラインで執筆しました!
ウィル・スミスの件で注目された「脱毛症」。しかし現実はあまり知られてません。今回当事者の諸星さんと、髪に悩みを持つ方が集うコミュニティ「ASPJ」の代表理事、土屋さんにお話を伺いました。https://toyokeizai.net/articles/-/579466?display=b

ライター・編集者 永見 薫のプロフィールと執筆実績(2024年3月更新)

ライター・編集者 永見 薫のプロフィールと執筆実績(2024年3月更新)

初めまして、ご覧いただきありがとうございます。ライターの永見薫です。1982年生まれ、東京・多摩地域在住です。6歳児の男の子を育てながら、取材やインタビュー記事を中心にお仕事をしています。

プロフィール大学卒業後2005年から大手ショッピングセンター運営会社にて、ショッピングセンターやアウトレットモールの運営業務に携わってきました。ゼネラル職として多岐にわたる経験をしていますが、テナント出店交渉

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ルージュの魔法

ルージュの魔法

メイクになんて気をつかえない数年間だった。外に出るために、誰かにじっと見られるのが怖いから武装する、ただそれだけの道具に成り下がっていた。

ふと気持ちに余裕が生まれはじめた時に、リップルージュをすすめられた。色をさした自分の口もとの乾いた肌が、鮮やかにつややかに、艶かしくグラデーションしていく様にドキッとした。

口びるに何かをまとうことがあれほど苦手だったのに、翌日からは習慣となった。

薄く

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命短し、叶えよ願い

命短し、叶えよ願い

火曜日の打ち合わせ。

いつもお世話になってる編集者さんがおもむろに話を切り出してきた。

「退職することになりました」

そのことに驚きは特になかった。
きっとこれまでの出来事と新しい道のりへ想いを交錯されている頃だろうなぁ。

新たな門出を祝いたい。

ハッとしたのはその後に続いた言葉だった。

「明日死ぬかもしれない、と思った時に、私はやり残したことがある。だから退職して挑戦します」と言い切

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恐れを越えた先に見えた世界は、思ったよりなだらかだった

恐れを越えた先に見えた世界は、思ったよりなだらかだった

12月も気づけばあと1週間になってしまった。この週末はパパさんママさんにおかれましては、プレゼントお運び代行業に忙しいことでしょう。年末に1年を振り返るという余裕などないのだ。ないのに、何故か私は23日の担当としてnoteを執筆する決意をしてしまった。
なのに、更新が23日にあと1分間に合わなかった‥……。ぐう。

ということで、これは23日の担当分のnoteとして、薄目でお読みいただけたら嬉しい

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手をかければその時間はもっと宝物になる あなたのお家でホームクリスマスを

手をかければその時間はもっと宝物になる あなたのお家でホームクリスマスを

12月が足音を立ててやってきて、早9日。1年の締めくくりといえばクリスマス。クリスマスといえば、パーティ!

本当はキリストの降誕をお祝いする日らしいけれど、そんなことは日本人にはあんまり関係ない(関係者の皆さん、ごめんなさい)。

とにかく街も人も動物も、生きとし生けるもの全てが浮かれるイベント。それがクリスマス。

そして、お祝いごはんが好きな私にとって、1年で一番楽しいイベント。この日は腕に

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リアルな本屋は、街から消えない。絶対に。 

リアルな本屋は、街から消えない。絶対に。 

端的にいうとこんな感じの論議が、X(旧Twitter、Xって言いたくないね)で起きていました(解釈が若干違ってたらすみません)。

詳しくはヌマブックス内沼さんのポストを見てほしいです。

このポストでは「その本の情報を何かで知って、すでに買おうと決めていた人が買うこと」をAとしており、「その本のことを売り場で見かけて、そこで得た情報をもとに買うことを決めた人が買うこと」をBとしています。

「A

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楽しい気持ちと疲労のせめぎ合い 

楽しい気持ちと疲労のせめぎ合い 

2022年は公私ともに旅をすることが多い1年だった。

出張で北から南まで、全国各地を巡る。そして日常の暮らしをこよなく愛する私たち家族は、非日常を求めて珍しく3度も旅に出た。

偶然重なったことなのかもしれないけれど、理由もあるように思う。

コロナ禍で外に羽を伸ばすことが許されなかったこの数年。否が応でも半径数キロメートル以内の生活が中心だった。

出張は出張で、そうは簡単に行けなかった。

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ライターとして”書く”に向き合った私が体験した学びたち③ <中村洋太さん編>

ライターとして”書く”に向き合った私が体験した学びたち③ <中村洋太さん編>

ライターとしての学びたちシリーズを最後に投稿してから、だいぶ間があいてしまいました。久しぶりに投稿をします。

産後しばらくお休みしていたライター業。2020年に再開したものの、自分の実力不足に悩み、一人の書く者としてどうしたらよいのか迷走をしてきた私。

そんな私が”迷走から脱したい" 、“書くことに向き合いたい”、と数々の講座や体験し、一歩踏み出すために奮闘した記録をシリーズものとして綴ってい

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子どもの会話力を引き上げるために、インタビュアーとしての仕事が役に立った話

子どもの会話力を引き上げるために、インタビュアーとしての仕事が役に立った話

新年明けましておめでとうございます。
すっかり年が明けてしまいましたが、昨年の思い出を記録に残したいなと思います。

2022年、子どもとの関係作りで1番力を注いだのは、会話力を引き出すために、あれこれと考え、そして奔走したことです。

5歳になったばかりの我が息子。言葉の発達がゆっくりで、現在月齢より半年遅れくらいのコミュニケーション力です。

彼は、単語やボキャブラリーのストックはそれなりに持

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コーチングに正解はなくてよいんだ 3人目のコーチと対話を通して感じたこと

コーチングに正解はなくてよいんだ 3人目のコーチと対話を通して感じたこと

いつの日からか、世の中で「コーチング」という言葉を耳にすることが増えてきた気がします。

「一体なんなのだろう?」「どんなことするのだろう?」

というのが、私の第一印象。なんだかその正体がぼんやり霧のような姿をしていて形にならない。よくわからなかった。

うっすら見えたその姿、つまりお仕事のツールっていうこと?
私の中のコーチってあれですよ、習い事とか競技する選手の横にいる人みたいなイメージなの

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【書きました】静岡県のポータルサイト「サテライトしずおか」にて、インタビュー記事執筆です。三島市と都内に拠点を持つ株式会社エムエフに、サテライトオフィス開設した想いや経緯などをお伺いしました。

https://shizukuru.pref.shizuoka.jp/satellite_office/column/mf.html

面倒でもひと手間をかける方が、日々の暮らしは面白いかもしれない

面倒でもひと手間をかける方が、日々の暮らしは面白いかもしれない

思うにもうだいぶ長いこと続いている。

私は、私の周りで完結してしまう暮らしをしているのだ。

仕事も遊びも日常も、家を中心とした暮らし。きっと周りにそんな人が増えた数年だったはず。でも、私にいたっては、時が経つにつれてその勢いはどんどんと増していて、とうとう一歩も家から出ない日もほどほどにある。

パソコンやスマートフォンを立ち上げれば、仕事ができるし、おしゃべりや議論もできるし、打ち合わせだっ

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【書きました】文春オンラインで執筆しました!
俳優であり、文筆家であり電線愛好家である石山蓮華さんに、電線愛と自分の偏愛を持つこととは?についてお話いただきました。
https://bunshun.jp/articles/-/55275

【書きました】朝日新聞の新メディア「Sunny Choice(サニーチョイス)」で、スマートホームの先駆者、アクセルラボ社を取材しました。
スイッチを入れたら家中が自動で動き始めたらいいなぁ…なんていう願いはそう遠い話ではなさそうです!https://www.asahi.com/choice/reform/column-accellab/

【書きました】
文春オンライン で初執筆です。絶大な人気を誇るご当地ガチャ「さいたま市ガチャシリーズ」の生みの親、アルシェの中島社長にインタビューしました。愛するがゆえのさいたまイジリは一体どこまで突き進む?

https://bunshun.jp/articles/-/54369

【書きました】東洋経済オンラインで執筆しました!
ウィル・スミスの件で注目された「脱毛症」。しかし現実はあまり知られてません。今回当事者の諸星さんと、髪に悩みを持つ方が集うコミュニティ「ASPJ」の代表理事、土屋さんにお話を伺いました。https://toyokeizai.net/articles/-/579466?display=b