永見 薫 / ライター・編集 

インタビューのお仕事を中心にしています | あなたの想いを心の底から聞きたい | 地域…

永見 薫 / ライター・編集 

インタビューのお仕事を中心にしています | あなたの想いを心の底から聞きたい | 地域や街、暮らしや子育て、働き方などがテーマ | 東京郊外在住。発達ゆっくりな6歳児の母 | 自主制作Zine『あのひとの居場所』販売中 | 知らない街をおさんぽしながら本屋を訪れる休日が大好き

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ライター・編集者 永見 薫のプロフィールと執筆実績(随時更新中)

初めまして、ご覧いただきありがとうございます。ライターの永見薫です。1982年生まれ、東京・多摩地域在住です。6歳児の男の子を育てながら、取材やインタビュー記事を中心にお仕事をしています。 プロフィール大学卒業後2005年から大手ショッピングセンター運営会社にて、ショッピングセンターやアウトレットモールの運営業務に携わってきました。ゼネラル職として多岐にわたる経験をしていますが、テナント出店交渉(リーシング)や施設の販促企画や広報、マーケティング、売上や事業の分析などに携わ

    • お休みの日のモーニングって特別だよね

      先週は久しぶりにこもって仕事をしたくて、朝子どもを学童に送り出したあと、近所のデニーズに一直線。 店内にはちょっとした仕切りに囲まれている集中できそうなエリアと、開放的なワイワイエリアがあり、ワイワイエリアには夏休みの午前だからか、わずかに家族連れが見えた。 私は箱エリアで、テレワークで仕事をするおじさんたちに挟まれながら作業に集中して、お昼を食べたら退店。その足で子どもを迎えに行き、療育へと足をのばした。 流れでデニーズから迎えにきたとうっかり話したら「ずるい、いきた

      • わたしを出すことが怖かった

        物書きの端くれとして仕事をしているが、わたしは自分のことを書くのが怖い。 自分のことを書くのが怖いというより、わたしの内側を知られるのが怖いのだと思う。 ある日書く習慣をつけたくて始めたnoteだったが、いざ自分の身の回りにある出来ごとを書こうとしたら全く筆が進まなくて愕然とした。 今から数年前のできごとだったけれど、あの時の行きどころのない気持ちを抱いた、地に足がついてないなんとも浮遊した体の感覚は今でも記憶にびったりと張りついている。 その感情は悲しみというか、憤

        • グリーン車に乗ってみたら

          これまで夏休みの旅行は毎年9月にしていた。民族の大移動が落ち着いた頃にゆったり落ち着いて過ごしたいからだ。 子どもが小学生になって夏休みが決まった期間になってからは、そうはいかなくなった。9月だと新学期が始まってしまうからだ。 民族の大移動に巻き込まれるのが苦手な私たち家族が、それでも旅に出るのはどうしたらいいのか。 考えた結果、1学期が終わってすぐに旅に出ることにした。 * ところが今年の計画性はあんまりにもなかったので、予定を決めたのは旅行の1ヶ月前ほど。行き先

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        ライター・編集者 永見 薫のプロフィールと執筆実績(随時更新中)

          多分、前に1歩ずつは進んでいるのだ

          「ながみさんと話をすると、何かしら必ず毎月変化があるよね〜。本当にそう感じるよ」 パーソナル編集者™のみずのさんとの月1会合(と私は呼ぶ)で、そう伝えられた。 そんなに私自身毎月毎月、するする進んでいるのか? と思うとそうは感じない。でもまあたしかに、やりたいことはあれこれある。 ーー パーソナル編集者™のみずのさんは、「この広い世の中で何かを書く、たったひとりのあなたのために、編集者としてそっと寄り添いますよ」というサービスをしている。 この言葉は私がみずのさんか

          多分、前に1歩ずつは進んでいるのだ

          自分の背中を自分で押す 「やってみたい」をフォーマットで表してみた

          1年もあっという間に折り返してしまった。7月はもう半分が終わろうとしている。やりたいこと、やらなくちゃいけないこと、やってみたいなとぼんやり描いていること。脳にも体にも心にもパンパン溜まって膨れ上がり結局何から始めようか迷って日が暮れる。 パーソナル編集者のみずのさんが1年マラソンの折り返しのタイミングでみんな棚卸してみればいいよ? と素敵なフォーマットをみんなに教えてくれました。 記事の中では5つの質問が書いてありますが、その質問に素直に答えていくのです。自分で自分に問

          自分の背中を自分で押す 「やってみたい」をフォーマットで表してみた

          【文学フリマ東京38】V-18(第一展示場)に「稀人書店」を出展します!

          文学フリマ東京いよいよ今週末! 今週末5/19に開催される、文学フリマ東京38。 文学フリマって一体何だ? と思いますよね。 表現者が、自らの想いや考えを「文学」という形に表す、いわば文学のお祭りなのです!詳しくは、ぜひこちらを読んでみてください。 さて、いよいよ今週末にやってくる#文学フリマ東京38 、ライターの川内イオさんが率いる#稀人ハンタースクール 1期生有志で「稀人書店」として出展します! スクール生有志14人が寄稿したオムニバスエッセイ集『喧嘩ノ生態』ほか

          【文学フリマ東京38】V-18(第一展示場)に「稀人書店」を出展します!

          2024年春、私のゆるやかなデニーズ朝活

          3月までの私たち(というか主に私)の生活は、ずいぶんぐうたらだった。 コロナウイルスが流行して、半径1キロ圏内のまあるい暮らしになってから、原稿執筆に精を出す生活に拍車がかかった。家族が寝静まってから執筆に集中する毎日。完全に夜行虫だった。 ぐうたら具合はうなぎ登りに加速。そんなんだから、当然朝は起きれない。 ゴトゴトと電車で通勤していた時代、6時代には起きていた。それが7時起きになり、7時半起きとなり、さらに8時起きの私になった。 子どもの保育園の見送りは、夫が担当

          2024年春、私のゆるやかなデニーズ朝活

          ルージュの魔法

          メイクになんて気をつかえない数年間だった。外に出るために、誰かにじっと見られるのが怖いから武装する、ただそれだけの道具に成り下がっていた。 ふと気持ちに余裕が生まれはじめた時に、リップルージュをすすめられた。色をさした自分の口もとの乾いた肌が、鮮やかにつややかに、艶かしくグラデーションしていく様にドキッとした。 口びるに何かをまとうことがあれほど苦手だったのに、翌日からは習慣となった。 薄くてきれいな口だね。そうコーチに言われたのは中学生の時だった。 美醜の話ではない

          命短し、叶えよ願い

          火曜日の打ち合わせ。 いつもお世話になってる編集者さんがおもむろに話を切り出してきた。 「退職することになりました」 そのことに驚きは特になかった。 きっとこれまでの出来事と新しい道のりへ想いを交錯されている頃だろうなぁ。 新たな門出を祝いたい。 ハッとしたのはその後に続いた言葉だった。 「明日死ぬかもしれない、と思った時に、私はやり残したことがある。だから退職して挑戦します」と言い切った。 文字通り編集者さんは死ぬかもしれない局面を味わっていたのは知っていた。

          恐れを越えた先に見えた世界は、思ったよりなだらかだった

          12月も気づけばあと1週間になってしまった。この週末はパパさんママさんにおかれましては、プレゼントお運び代行業に忙しいことでしょう。年末に1年を振り返るという余裕などないのだ。ないのに、何故か私は23日の担当としてnoteを執筆する決意をしてしまった。 なのに、更新が23日にあと1分間に合わなかった‥……。ぐう。 ということで、これは23日の担当分のnoteとして、薄目でお読みいただけたら嬉しい。 転機が訪れた2023年現在の私の職業はフリーライターである。それまでは、長

          恐れを越えた先に見えた世界は、思ったよりなだらかだった

          手をかければその時間はもっと宝物になる あなたのお家でホームクリスマスを

          12月が足音を立ててやってきて、早9日。1年の締めくくりといえばクリスマス。クリスマスといえば、パーティ! 本当はキリストの降誕をお祝いする日らしいけれど、そんなことは日本人にはあんまり関係ない(関係者の皆さん、ごめんなさい)。 とにかく街も人も動物も、生きとし生けるもの全てが浮かれるイベント。それがクリスマス。 そして、お祝いごはんが好きな私にとって、1年で一番楽しいイベント。この日は腕によりをかけて丸焼きの鶏をこしらえるのだ。 思えば、時と共にクリスマスパーティの

          手をかければその時間はもっと宝物になる あなたのお家でホームクリスマスを

          リアルな本屋は、街から消えない。絶対に。 

          端的にいうとこんな感じの論議が、X(旧Twitter、Xって言いたくないね)で起きていました(解釈が若干違ってたらすみません)。 詳しくはヌマブックス内沼さんのポストを見てほしいです。 このポストでは「その本の情報を何かで知って、すでに買おうと決めていた人が買うこと」をAとしており、「その本のことを売り場で見かけて、そこで得た情報をもとに買うことを決めた人が買うこと」をBとしています。 「A」はおそらくAmazonのことを指しており(ただし書店も当てはまるけど)、「B」

          リアルな本屋は、街から消えない。絶対に。 

          楽しい気持ちと疲労のせめぎ合い 

          2022年は公私ともに旅をすることが多い1年だった。 出張で北から南まで、全国各地を巡る。そして日常の暮らしをこよなく愛する私たち家族は、非日常を求めて珍しく3度も旅に出た。 偶然重なったことなのかもしれないけれど、理由もあるように思う。 コロナ禍で外に羽を伸ばすことが許されなかったこの数年。否が応でも半径数キロメートル以内の生活が中心だった。 出張は出張で、そうは簡単に行けなかった。 子どもが幼かった数年、いつ発熱したり病気をされるのかドキドキしていた。”じゃあよ

          楽しい気持ちと疲労のせめぎ合い 

          ライターとして”書く”に向き合った私が体験した学びたち③ <中村洋太さん編>

          ライターとしての学びたちシリーズを最後に投稿してから、だいぶ間があいてしまいました。久しぶりに投稿をします。 産後しばらくお休みしていたライター業。2020年に再開したものの、自分の実力不足に悩み、一人の書く者としてどうしたらよいのか迷走をしてきた私。 そんな私が”迷走から脱したい" 、“書くことに向き合いたい”、と数々の講座や体験し、一歩踏み出すために奮闘した記録をシリーズものとして綴っています。 今回はライター中村洋太さんのライターコンサルについてです。 ▼第一弾

          ライターとして”書く”に向き合った私が体験した学びたち③ <中村洋太さん編>

          子どもの会話力を引き上げるために、インタビュアーとしての仕事が役に立った話

          新年明けましておめでとうございます。 すっかり年が明けてしまいましたが、昨年の思い出を記録に残したいなと思います。 2022年、子どもとの関係作りで1番力を注いだのは、会話力を引き出すために、あれこれと考え、そして奔走したことです。 5歳になったばかりの我が息子。言葉の発達がゆっくりで、現在月齢より半年遅れくらいのコミュニケーション力です。 彼は、単語やボキャブラリーのストックはそれなりに持ち合わせています。 しかし、引き出しから上手に引き出して、組み合わせてアレンジ

          子どもの会話力を引き上げるために、インタビュアーとしての仕事が役に立った話