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にんにく日記31 究極のペペロンチーノ 

最近どうも脱線気味です🦊
もっと農作業の苦労話をしたいのですが…。
気になるお店があったのでご紹介いたします。

食べると元気になる、ニコッとするお客さんの顔が見たくて。



テレビ朝日の「人生の楽園」という番組で『にんにく料理の専門店、ガーリックプラスさん』を紹介されていました。


思いの詰ったニンニクコンフィ!!

ペペロンチーノのベースとなるコンフィ。
一人前でにんにくさん5~6粒ほど使用されているそうです。

コンフィとはフランス料理の調理法であり、各種の食材を風味をよくし、なおかつ保存性を上げることのできる物質に浸して調理した食品の総称だそうです🦊

たっぷりのゴマ油とヒマワリ油で煮詰めます🦊
カーリックプラスさんの魂です🧄


まずは使用されているにんにくさんから。


少し強面のにんにく農家の宮村さん。通常に比べて化学肥料を6割程度におさえて使用しており、農薬、除草剤、動物性堆肥を使わず、手間を惜しまず栽培されています。ここのにんにくさんは、甘くえぐみがなく、食べた後特有の胸やけや、においはすっと消えてしまうと評判だそうです。

ちなみに私も、手間においては負けておりません😤


週一回の重労働。こだわりのニンニクコンフィ作り。


私のボカシづくりと共通点がありました😅
この作業は気持ちがないと続かないです。

【作り方】
①にんにくさんの表面を傷つけないように一粒づつ丁寧に皮をむきます。
②フードプロセッサーにかけ、きざみます。
③お鍋にいれて、たっぷりのゴマ油とヒマワリ油の2種類を投入します。ひたひたぐらいです。
④温度を90℃位に保ちながら丁寧に1時間近くかき混ぜます。かき混ぜることで温度を下げる感じです。
⑤間違いなく腕ぱんぱんです。

にんにくさんは、強火で短時間の過熱をするとえぐみが強くなります。
じっくりと低温で調理するのが一番ですね。

それに、にんにくさんの皮むきが結構大変だったりもします🦊
わたくし経験済みなのでよく分かります。

表面を傷つけるとえぐみがでるので
一粒づつ全て手作業で皮をむきます。

ちなみに外食チェーンや加工品のむきにんにくさんのほとんどは中国産で、監獄にいる人たちが、にんにくさんの皮むきをやらされているそうです。手でむいているらしく、次第に手の皮、爪がなくなってきて最後には自分たちの歯を使ってむいているそうです。ですから、むきにんにくさんはやばくないですかって有名なユーチューバーさんが投稿していました。本当かなー😧なんて思いながら聞いていましたけれど。本当の話なら日本でこの作業をやっても割に合わないだろうなと思う次第です。

こうして手間ひまかけて、濃厚でにおわないペペロンチーノが出来上がるのですね🦊

食べることは生きること。
おいしく食べれることは幸せなことなんだ。
元気=にんにくさん。


おいしそうに食べるハリネズミさん🦊

店主の小林さんの言葉です。
この思いは、胃がんで亡くなったお母さんを看病していた時に感じていたことだそうです。日に日に衰弱して食べれなくなる様をみて"食"について考えさせられたといいます。

元気でいる。

当たり前のことが一番幸せ。
結局、ここに行き着くのですね🦊


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信州の青空。


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