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サラリーマンの孤独と悲哀

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サラリーマンの孤独と生き様。 普通でいることが何か。 普通に生きることが難しいと感じているあなたに 読んで欲しい。
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#転職

キャリアも長期分散投資の時代だ

キャリアも長期分散投資の時代だ

新NISAがスタートして、
早1ヶ月がすぎた。
多くの投資信託において
純資産額が増えているらしい。

投資はギャンブルみたいなもので、
怖いものだ。
お金は勤労で得た所得で増やして
きたのが日本人だ。

そう思い続けている人もいる。
日本があまり金融教育に
力をいれてきてこなかったことが
大きな影響を与えているのだろう。

ただそんな価値観を抱え続けるほうが
リスクになる未来はもう目の前に
来て

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やってごらん、絶対うまくいかないから

やってごらん、絶対うまくいかないから

行動あるのみ。
成功者とその敗者の違いは
行動してやりきれたかどうか
の違いであると。

成功者のブログや
自己啓発本にはそんなフレーズや
ストーリーテリングが溢れている。

結局あの時、行動を起こしていたからこそ
今の自分があるんだ。

あの日、あの時、あのイベントで
あの人に出会えたから、
物事がうまく回り始めたんだ。
そんなエピソードを
たくさん聞く。

しかしながら、世間一般にいう
大きな

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「やることがない」社会になったなら〜凡人は適度に働こう〜

「やることがない」社会になったなら〜凡人は適度に働こう〜

働かないで生きていきたい。
私のような怠惰な人間は
いつも思っている。 

いま読んでいただいている
社会人のみなさんはどうだろうか。

何かに打ち込んだり、
大谷翔平のように決定的に他人より
秀でた才能を持っている人で
ない限り、一度はそう思ったことが
あるのではないだろうか。

経済学者のケインズは、
ある論文で、
経済の発展によって
やがて人間はそれほどやるべき
仕事がなくなると指摘している

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THE中間管理職、40歳、我々はどこへ向かうのか

THE中間管理職、40歳、我々はどこへ向かうのか

「人は仕事をしていないと
不幸になってしまう」

経済学者ケインズの言葉だそうだ。

社会人になりたての頃。

土日の休日すら確保されない中で、
追い込まれたとき。

「もう働きたくない」
会社にも誰にも縛られることなく、
自分自身の選択で生きていきたい。
そんなことができたなら。
そう何度思ったかはわからない。

好きを仕事にしよう
若いときだったら、
そんなどっかの転職サイトのフレーズに
も惑

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負け組?「人生のレギュラーになれ」の意味

負け組?「人生のレギュラーになれ」の意味

けっして体育会系と言われる
ほどではなかった。

小3の少年野球に始まり、高校の硬式野球まで。
私のアスリートとしてのキャリアは10年で終わった。

恥ずかしい話だが、
一度もいわゆるレギュラーメンバー
になれたことはなかった。

試合に出たいという気持ちは常に人1倍あった。
表舞台に出たいという意欲であったかもしれない。

ただ高校という狭いコミュニティの中で
生活していくと、
この部活動の実力

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自分の選択を正解にする方法

自分の選択を正解にする方法

いいんだ。
これでいいんだ。

諦めるとかではない。
腹をくくった結果だった。

現役のときに合格した大学に
なぜか浪人生になっての再受験で
落ちたことも。

リーマンショックで内定を取り消されたことも。
37歳で5回面接した企業に落ちたことも。

はい、悔いはありますよ。
あのとき、こうしておけばよかった。

誰だってあるでしょう。
でもこれで良かったって今は思えているんです。

それなりに生き

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中堅社員のキャリアの処方箋③〜不安からの合理的な報酬〜

中堅社員のキャリアの処方箋③〜不安からの合理的な報酬〜

この記事は、悩める中堅と呼ばれるサラリーマン向けの有料マガジン記事です。

興味のある方はまずはこちらを
チェックしていただけると嬉しいです。

では今回のテーマに行こう。

心配性という言葉がある。
何となく不安で日常生活に影を
落としている方もいる。

このまま今の会社にいていいのだろうか。
そろそろマネージャーになりたいけど、
キャリアアップの見通しがたたない。
いったいどうしたらいいんだろ

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ブレまくりの自分を愛せよ

ブレまくりの自分を愛せよ

一度決めたことをやり通す。

初志貫徹という言葉にも代表される
ように、ひとつのことにこだわり
やり遂げることが賛美される傾向
は強い。

自分は少なくとも、そんな
環境で育った。

少年野球をはじめたときも、
どんなに水が飲めなくてつらいときも、
この謎の「初志貫徹信仰」が
自分の頭の中を支配した。

結局、あれよあれよという間に
高校まで野球を続けることになる。

飽きっぽい性格で、
次から次

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資格で痛い目にあってきたサラリーマンがたどり着いた、「取るべき資格」とは

資格で痛い目にあってきたサラリーマンがたどり着いた、「取るべき資格」とは

この記事を上げてから、5ヶ月が経過した。
正直、驚いている。

「しくじり」は誰かの役に立ついままで150以上の記事をnoteで掲載してきた。

そのほとんどが2000字を超えているので、
ビジネス書3冊分の分量である。
記事はたいてい1週間でビューア数の
ピークを迎え、その後読まれることは少ない。

ただ例外がこのしくじり記事である。

未だにたくさんの方がこの記事を
読んでいただいている。

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200社以上落ちても、折れないチャレンジマインドの作り方

200社以上落ちても、折れないチャレンジマインドの作り方

キラキラした言葉に踊らされて
転職してしまった若者の例を前回は書いた。

もっと早く相談してくれればと
思うないこともなかったが、
まずはそれ以前の心構えも重要である。

筆者は200社以上書類選考落ちしながらも、
ウィルス対策に世間が追われる中、
年収アップ+職種チェンジを実現した。

今回は転職活動を例にとって、
チャレンジングなマインドの
作り方について、今日は取り上げたい。

①その不安は

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ギャンブルを知らないキラキラ転職男子

ギャンブルを知らないキラキラ転職男子

こんなはずじゃなかった。

営業がこんなに泥臭い仕事とは思わなかった。
時間外労働がこんなに多いなんて……
マネージャーのパワハラっぽい言動が
耐えられない……
やりがいのある会社に入れたと思ったのに……

そんな若手の20代の男性から相談を受けた。

話を聞いてみると、入念に
転職エージェントと
相談をして自分の適正を見極め、
IT系ベンチャーに入社したのだという。

話を聞いているうちに、私は

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「自分なんか…」と思っている間は、いつまで経っても転職できない

「自分なんか…」と思っている間は、いつまで経っても転職できない

「新しい会社でチャレンジしてみたいんです」

漠然とそう考えている人をたくさん見てきた。

そしてその大半の人は、
行動すればすぐに事態が好転するかも
しれないのに、
今の職場の忙しさや、
現状の情報収集不足を言い訳に
踏み込めないのだ。

踏み込めない最大の要因。
「自分なんか無理です」と
条件反射的に新しいことを
拒絶してしまう人に共通点である。

自分自身も転職を2回経験し、
周囲の方のサポ

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「たったひとつの正解がある」という名のアブナすぎる麻薬

「たったひとつの正解がある」という名のアブナすぎる麻薬

「こんな時代だからこそ、
大手に入社したほうがいいに決まってるだろ」

「この資格をとっておけば、
就職で絶対有利だよ」

「この投資なら、デメリットもないし
絶対うまくいくよ」

若いときであればあるほど、
「正解っぽいもの」
が見えてくるとそこに
のめり込むのではないか。

かくいう私もそこで痛い目にあった一人だ。

あっけないほど残酷に
判断能力を失うものだ。

もしかしたら詐欺師に
だまさ

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ぼくは車の運転ができない

ぼくは車の運転ができない

ふと振り返ってみると、
他人が当たり前にできること
ができないことが多い。

自分が求めた「結果」にはことごとく
「失敗」を重ねてきたということ。

これからも失敗を続けるだろうし、
それでいいと開き直っている。
そのうちのひとつを今日は書きたい。

たとえば車の運転。
普通免許は取得したが、
絶望的にセンスがない。

隣に座った同乗者に
「死ぬかと思った」といわれたこと
は一度や二度ではない。

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