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「自分なんか…」と思っている間は、いつまで経っても転職できない

「新しい会社でチャレンジしてみたいんです」

漠然とそう考えている人をたくさん見てきた。

そしてその大半の人は、
行動すればすぐに事態が好転するかも
しれないのに、
今の職場の忙しさや、
現状の情報収集不足を言い訳に
踏み込めないのだ。

踏み込めない最大の要因。
「自分なんか無理です」と
条件反射的に新しいことを
拒絶してしまう人に共通点である。

自分自身も転職を2回経験し、
周囲の方のサポートをしてきた
経験からいうと、不確かなものへの恐怖である。

・自分の市場価値は年収ベースでいったらどれくらいだろう。
・そもそも応募できる求人なんてあるのかしら。
・転職エージェントはどこに依頼すればいいんだろう。

こんなことを行動してもいないのに、
いつまで経っても答えが出ず
悩み続けているのだ。

その背景には、
今までの会社でそれなりに
やってきた自負であったり、心の奥底では
現状のままの方がいいという
気持ちがあったりする。

変化や未知のものを避けて
現状維持を望む心理作用のことを
現状維持バイアスという。

今回の転職の例でいえば、
新卒で入った会社に長年いると、
過去にやったことがない未知の
転職活動をイメージしただけで
「わたしなんかには無理だ」と
思い込んでしまう。

今のままのほうがいいのではないか。
薄々今の職場のポテンシャルを
見限っている自分がいる一方で、
今までのスタンスやキャリアを
肯定したい自分がいたりする。

そして何も行動せずに「自分には
やっぱり今の職場のほうが
向いているんですよねー」とか
いってうそぶいたりする。


そしてまたそういう人に限って
周囲には、定期的に「そろそろ
会社やめようかと思っているんだ」
と言って「やめるやめる詐欺」
を繰り返す。

これは本人とっても不幸なことだ。
転職に限らないが、
新しいことを始めることへの
不安や恐怖への対処法はどうしたらよいか。

まず素直に自分自身を認めることだ。

未知の領域にふれるということ。
そこへの得体も知れぬ不安があること。

認めることができないと、
今の環境を安住の地であると錯覚する
方向に思考が傾いてしまう。

そして次にこの
「今のままがいい」と思っている現状維持
バイアスを外すこと
だ。
このバイアスは周囲の影響を多分に受ける。

「今の会社のほうがいい」
と思えるのは、それだけ現職の
環境に関わる時間が長いから当然である。

もちろんいきなり、
会社を辞めてスパッと転職活動に
踏み込むという手ならば、
バイアスは一気に外れるかもしれない。
ただ経済的な点含めリスクがあるので、
オススメしない。

なので少しづつ
インパクトを加えてあなたの
モードを変えていく必要
がある。
ここでのインパクトは経験と
置き換えていこう。
そう、小さな経験を積んでいく。

まずは履歴書や職務経歴書を書いてみる。
ネットで転職エージェントに登録してみる。
休日のちょっとした時間を
捻出することはできるはずだ。

そして次のステップとして
転職エージェントに会ってみよう。
今は簡単にオンラインで
面談をしてくれるケースがほとんどだ。
少しづつでいい。

インパクト、つまり小さな経験を
積み上げていくこと
だ。
こうしてバイアスが外れていき、
少しづつ新しい自分を
受け入れることができるようになっていく。

自分自身に眠っているバイアスは必ずある。
自分のことだから、
自分のことは一番良くわかっている
と思い込んでしまうのは危険である。

上記のリンクで紹介したFACTFULNESSの
書籍も参考にして欲しい。

小さい、ほんとうに小さい一歩でいい。
踏み出してみよう。

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