エムノ

地方住みの23歳 イラスト、文筆など。 いまはマンガ家のたまごです。 13歳〜複雑性…

エムノ

地方住みの23歳 イラスト、文筆など。 いまはマンガ家のたまごです。 13歳〜複雑性PTSD。過去にうつ、摂食障害 など。※現在は寛解

記事一覧

ちなみに私がメンタルが限界のときにやってたのは
「他人の投稿にひたすらいいねをする」
でした。

楽しいしオススメです。

たとえ一日外に出なかったとしても、
自己肯定感と何かやった感が出ます。

少し元気なら日光浴、足湯、散歩とか。

エムノ
2週間前
3

「死にたい」ほどつらいあなたへ

死にたいと思ったことは何度もある。  これはnoteの書き手さんへの返歌みたいなもので、私も「自死」について思うところがあり書きました。 もし、昔の死にたくてたまら…

エムノ
2週間前
8

複雑性PTSDという傷から回復して、いま伝えたいこと。

夜が明けた。 複雑性PTSDという病気について、その名前を知り自分がそうだと確信したとき。3年前。患っていた期間が11年。 やっと、終わった。 この文章は、以前書き…

エムノ
2週間前
13

悪口が止められない病気って?【つれづれ綴り帳】

前回の「眠れない夜と戦う」では、不眠症状について取り上げた。 今回は、私を長年悩ませているもう一つの症状について、語っていこうと思う。 【前回追記:悪夢が目覚ま…

エムノ
1か月前
6

眠れない夜と戦う【つれづれ綴り帳】

眠れない。もうシンプルに眠れない。前作のエッセイ「ぬいぐるみを抱いて眠る夜」をご覧頂いた通り、私は不眠症である。正確には、あるトラウマに由来して、眠ることができ…

エムノ
2か月前
7

ぬいぐるみを抱いて眠る夜【つれづれ綴り帳】

私は夜が怖い。 あまり自分の病気について話すことはないのだけれど、私は12歳の頃から複雑性PTSDという病気を患っている。 かんたんに言うと、トラウマの病気。丁寧に…

エムノ
3か月前
3

うつくしいキャベツの食べ方【つれづれ綴り帳】

寒さもいくぶんやわらぐニ月の末。 暦のうえでは春とはいえ、春の野菜であるさやえんどうやたけのこは、まだ出回らない。キャベツも冬のままだ。 春の葉のやわらかいキャ…

エムノ
3か月前
9

回転寿司チェーンで呑む【つれづれ綴り帳】

お気に入りの回転寿司チェーン「魚米」にて。 入店は17時頃。三連休の中日でもあり、店内はすでに混雑していた。老若男女入り交じり、寿司のパワーに改めて敬服せざるを得…

エムノ
3か月前
4

晩餐歌〜浮気性な男の妄言多謝〜【J-POP考察】

【妄言−多謝】(もうげん-たしゃ)。 口からでまかせを言ってしまったことを深く詫びる意。 …ふむふむ。まさにこの歌に出てくる彼氏?に相応しい言葉ではなかろうか。 …

エムノ
4か月前
5

楽しく笑ってストレス解消!【ナートゥをご存じか】

生きていると、ストレスが溜まる。最近になっていらいらくさくさすることは少なくなったものの、過去のことを思い出して、怒りが込み上げることもある。それは私にとって完…

エムノ
4か月前
5

QOLが爆上がりした朝ご飯「汁かけ飯」【つれづれ綴り帳】

みなさん、朝ご飯は何派ですか。 私はごはんかパンかで試行錯誤したうえ、悩みに悩み、ようやく「これが"正解"」では……!?という答えに辿りついたため、お裾分けしよう…

エムノ
4か月前
8

「ながら食事」をやめてみた【つれづれ綴り帳】

「ながら食事」を、やめてみた。というのも、うつ病になってからの自分をいたわる試みの一つだった。テレビを観ながら、スマホを見ながら。そういう「ながら食事」をやめた…

エムノ
4か月前
7

花を愛でるということ【つれづれ綴り帳】

ユリを買った。それは今までにはない新しい試みだった。これまでは百均のフェイクグリーンや造花を飾って済ませていたのだから、大きな革命だ。 それは私の体調がすこし良…

エムノ
4か月前
6

鬼才の読み切り、エクソシズムオーバーナイトフィーバーについて語る①「物語における"出逢い"の重要性」

ご存知だろうか、エクソシズムオーバーナイトフィーバーという作品を。「少年ジャンププラス」の次世代少年漫画賞でなんと大賞を獲った作品であり、作者の雄鶏先生は後に別…

エムノ
4か月前
5

ちなみに私がメンタルが限界のときにやってたのは
「他人の投稿にひたすらいいねをする」
でした。

楽しいしオススメです。

たとえ一日外に出なかったとしても、
自己肯定感と何かやった感が出ます。

少し元気なら日光浴、足湯、散歩とか。

「死にたい」ほどつらいあなたへ

「死にたい」ほどつらいあなたへ

死にたいと思ったことは何度もある。 

これはnoteの書き手さんへの返歌みたいなもので、私も「自死」について思うところがあり書きました。

もし、昔の死にたくてたまらなかった自分に声をかけるとしたら。

「明日やればいいからパフェ食べにいこうぜ」かもしれません。

私は地獄を生きてきて、間違いなく「このまま生きてもええことないわい」と思ってました。

それほどに、性的虐待は人生をめちゃくちゃにす

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複雑性PTSDという傷から回復して、いま伝えたいこと。

複雑性PTSDという傷から回復して、いま伝えたいこと。

夜が明けた。

複雑性PTSDという病気について、その名前を知り自分がそうだと確信したとき。3年前。患っていた期間が11年。

やっと、終わった。

この文章は、以前書き残した病気の症状からの回復の経過、そして予後を簡潔に記すものである。

文章が下手になったなあ。もう私に「語り」は必要ないのだろう。「性虐待被害者」というレッテルが不要になり、誰に広める理由も無くなってしまった。

それでも、この

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悪口が止められない病気って?【つれづれ綴り帳】

悪口が止められない病気って?【つれづれ綴り帳】

前回の「眠れない夜と戦う」では、不眠症状について取り上げた。

今回は、私を長年悩ませているもう一つの症状について、語っていこうと思う。

【前回追記:悪夢が目覚ましく減った。言葉で発散することは良い影響をもたらすのかもしれない。あとぬいぐるみを抱かなかったらハチャメチャな悪夢を見た。あれでも抑えられてた方だったのだ。】

さて。私のもう一つの症状、それは題の通り悪口が止められないことである。とい

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眠れない夜と戦う【つれづれ綴り帳】

眠れない夜と戦う【つれづれ綴り帳】

眠れない。もうシンプルに眠れない。前作のエッセイ「ぬいぐるみを抱いて眠る夜」をご覧頂いた通り、私は不眠症である。正確には、あるトラウマに由来して、眠ることができないでいる。

仔細は省く。詳しい事情を知りたい方のみ読めばよい。今回は、ただぐだぐだと眠れねえ!という事実のみを書き連ねていこうと思う。

色々あって私は布団の上で安楽するという感覚がない。一番落ち着く場所?電話ボックスの中で寝たときは気

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ぬいぐるみを抱いて眠る夜【つれづれ綴り帳】

ぬいぐるみを抱いて眠る夜【つれづれ綴り帳】

私は夜が怖い。

あまり自分の病気について話すことはないのだけれど、私は12歳の頃から複雑性PTSDという病気を患っている。

かんたんに言うと、トラウマの病気。丁寧に説明するのに飽き飽きするぐらい、この病気について調べ、本を読み漁り、分析と行動を繰り返した。1日の大半をメンテナンスに費やしたうえで、体調は健常者の50%くらい。

まあぐだぐだ書きましたが、眠れなくてつらいということ、ぬいぐるみを

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うつくしいキャベツの食べ方【つれづれ綴り帳】

うつくしいキャベツの食べ方【つれづれ綴り帳】

寒さもいくぶんやわらぐニ月の末。

暦のうえでは春とはいえ、春の野菜であるさやえんどうやたけのこは、まだ出回らない。キャベツも冬のままだ。

春の葉のやわらかいキャベツとは違い、きゅっとひきしまり、冬の寒さを耐えぬいたものならではのひややかな甘みがある。

今回は、そんなキャベツのぜいたくな食べ方をご紹介したい。

調理法はいたってシンプルだ。大ぶりのフライパンか鍋に、水をはる。薄氷が張るみたいに

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回転寿司チェーンで呑む【つれづれ綴り帳】

回転寿司チェーンで呑む【つれづれ綴り帳】

お気に入りの回転寿司チェーン「魚米」にて。

入店は17時頃。三連休の中日でもあり、店内はすでに混雑していた。老若男女入り交じり、寿司のパワーに改めて敬服せざるを得ない。

着席しフェアメニューを眺めるも、金目鯛が終了していた。諸行無常である

アルコール

とりあえずウーロンハイ。今日はあっさりめの気分。

同時にガリも忘れず注文。ひと手間かけてでも食べたいほど、魚米のガリはべたべたした甘さがな

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晩餐歌〜浮気性な男の妄言多謝〜【J-POP考察】

晩餐歌〜浮気性な男の妄言多謝〜【J-POP考察】

【妄言−多謝】(もうげん-たしゃ)。

口からでまかせを言ってしまったことを深く詫びる意。

…ふむふむ。まさにこの歌に出てくる彼氏?に相応しい言葉ではなかろうか。

この歌は、恋人に対し愛を訴えかけている男(仮に男とする)の視点で進んでいくらしい。

まず、冒頭の一文。

君を泣かすから だから一緒にはいれないな

男の方が、深い関係になりたい恋人に対し「いやいや、そんなことはできないよ」とノー

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楽しく笑ってストレス解消!【ナートゥをご存じか】

楽しく笑ってストレス解消!【ナートゥをご存じか】

生きていると、ストレスが溜まる。最近になっていらいらくさくさすることは少なくなったものの、過去のことを思い出して、怒りが込み上げることもある。それは私にとって完全に"過去"になったものの、やはり虐待という不当なハンデを背負わされたことへの怒りは、未だに消えない。

まァそんな話しはおいといて、ストレスの解消法である。人には人の乳酸菌、人の数だけあろうストレスとその解消法について、私なりのアンサーを

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QOLが爆上がりした朝ご飯「汁かけ飯」【つれづれ綴り帳】

QOLが爆上がりした朝ご飯「汁かけ飯」【つれづれ綴り帳】

みなさん、朝ご飯は何派ですか。

私はごはんかパンかで試行錯誤したうえ、悩みに悩み、ようやく「これが"正解"」では……!?という答えに辿りついたため、お裾分けしようと思います。朝ご飯に悩んでいる方、ぜひ。

汁かけごはんというのは、文字通り汁をかけたご飯です。そのまんまですね。汁は大体昼か夕に作ったものを残しておきます。今日は鶏ときのこの味噌汁と、ご飯をフュージョンさせました。

これがなかなか私

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「ながら食事」をやめてみた【つれづれ綴り帳】

「ながら食事」をやめてみた【つれづれ綴り帳】

「ながら食事」を、やめてみた。というのも、うつ病になってからの自分をいたわる試みの一つだった。テレビを観ながら、スマホを見ながら。そういう「ながら食事」をやめた。

最初は静けさをさみしく感じたものの、数日たつにつれてすっかり馴染んでしまった。

次第に自分が作った料理について味わいながら食べられるようになった。これが案外、楽しい。白菜の火の通りがあまかったが、独特の苦みがクセになるなとか、冷凍し

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花を愛でるということ【つれづれ綴り帳】

花を愛でるということ【つれづれ綴り帳】

ユリを買った。それは今までにはない新しい試みだった。これまでは百均のフェイクグリーンや造花を飾って済ませていたのだから、大きな革命だ。

それは私の体調がすこし良くなったことが関係している。うつが原因で休職してから、はじめて自分を愛し、慈しむ時間を取れるようになってきた。規則正しく眠り、丁寧に食事を拵える。そんな生活を続けているうちに、ようやく、ほかの生き物を愛でようという余裕が湧いてきたのだ。

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鬼才の読み切り、エクソシズムオーバーナイトフィーバーについて語る①「物語における"出逢い"の重要性」

鬼才の読み切り、エクソシズムオーバーナイトフィーバーについて語る①「物語における"出逢い"の重要性」

ご存知だろうか、エクソシズムオーバーナイトフィーバーという作品を。「少年ジャンププラス」の次世代少年漫画賞でなんと大賞を獲った作品であり、作者の雄鶏先生は後に別の作品で連載していた。
(ディアスポレイザー/温井雄鶏)。
こちらももちろん素晴らしいのだが、今回はこの読み切り(エクソシズムオーバーナイトフィーバー)について語らせて欲しい。端的に言うと面白いからみんな読んで。

まずタイトル。タイトルが

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