失われた家を求めて〜上京記〜
これは虐待サバイバーが家を出たい話「脱家記」の、その後を記したものだ。家を出、上京し、仕事なし住所なし(正確には転出届を出していないので元の住所のままである)。
そこまでを軽く振り返るべく、東京のありえないぐらいゆで卵の不味いカフェにて筆を執った。パイエッグ、お前がいないと俺ァ駄目だ…。三重の幸が恋しい。
あれから色々な不運に見舞われた。ちょっと善法寺伊作でもため息をつくのでは!?という具合である。あの忍たま界の不運大魔王と言われた彼が。
唯一の幸運は、あっけないほど早