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眠れない夜と戦う【つれづれ綴り帳】

眠れない。もうシンプルに眠れない。前作のエッセイ「ぬいぐるみを抱いて眠る夜」をご覧頂いた通り、私は不眠症である。正確には、あるトラウマに由来して、眠ることができないでいる。

仔細は省く。詳しい事情を知りたい方のみ読めばよい。今回は、ただぐだぐだと眠れねえ!という事実のみを書き連ねていこうと思う。

色々あって私は布団の上で安楽するという感覚がない。一番落ち着く場所?電話ボックスの中で寝たときは気持ちよかったな〜。という有り様である。私にとってふかふかの布団は戦場であり、そこでは死体となった過去の自分がつめたく横たわっている。

死体の側で眠れるか。否である。どこやらかの実験では、マウスとマウスの死体を安置し活動を観察したところ、それはまあ眠れなかったらしい。そうだよね。いやそんなことはどうでもよいのだが……。


工夫は凝らした。やれアロマだのマッサージだのストレッチだの半身浴だの…これらはスムーズに眠りを誘ってくれるものの、いざ布団に入るとシャン!とする。冷たい水にいきなり漬けられたチューリップのように。そして横たわったままゴロゴロと体勢を変えつつどうしよっかな〜、と煩悶する毎日。

つらい!!もうほんとやだ!!!かれこれ3ヶ月は熟睡できていない。ぬいぐるみことキュートな熊のキヨスケは、抱いたとてふつうに悪夢を見る。

もういいんじゃないだろうか。人間は睡眠不足によって死にはしない。起きたいだけ起きて好きなことをやろう。そういう諦めの境地に入っている。

原因は過去に心が囚われていること。なれば心理教育に専念し、眠れないことについてはこのさい気にしない。悩むことはやめる。


…という結論に至りました。因みに私は複雑性PTSDという病気なのだが、ピート・ウォーカーの著作がとてもよいのでこれを読んで下さっている同志がいれば強くオススメする。あと関係ないですがディアスポレイザーを読んで下さい。ほんとに関係ない。

以上、書き散らしでした。夜となかよしになれない仲間たちに捧げます。コメント感想ご自由にどうぞ!

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