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#散歩日記
この夏おススメ! 23区内唯一の自然島「妙見島」を100倍楽しむコツ!🏝️
四ツ谷:いよいよ夏だね。バカンスの季節だ! お前らもしみったれた顔ばっかしてないで、さっぱり爽やかになろうや! 良い島があるらしいから、そこに行ってみようぜ。
高端:隠岐に行ったばかりなのに。四ツ谷は島が好きだね。先祖の血か。
四ツ谷:島なんて何回行ってもいいんだよ。じゃあ、土曜日に浦安駅集合で。
北山:浦安……?
高端:おい、こんなところに島があるのか?
四ツ谷:いいから黙って着いてこ
最果ての地のガールズバーに待ち受けているものとは!?
最果ての地のガールズバーに待ち受けているものとは!?
「米原のヤンキーたちに、資金力と教養の違いを見せつけてやろうぜ」
そう語る高端の顔は、とても頼もしく見えた。
正午に米原駅に降り立った我々編集部は、琵琶湖クルーズを楽しんだあと、日本酒を舐めながら名産の鱒料理に舌鼓を打った。
名所、郷土料理、地酒に満足した我々が次に求めるべくは、地元の人々との交流である。
しかし、飲み屋で見ず知ら
まるで古代遺跡? 緑に飲み込まれた幻の絶景廃村を探す(東京都) #鳩和荘編
(前回)
廃村・廃墟は地図に載っていない。
なぜなら、地図とはいまこの世に存在する場所にたどり着くためのものだから。
というわけで、我々はインターネットの海に漂流する先人たちの記録だけを頼りに、廃村のありかを調査した。
事前におおよその場所は把握できたので、あとは実際に足を運んで確かめるのみである。
我々は5月某日早朝、JR河辺駅前に集合した。
ここで車を借りて、廃村を目指す。
今回の目的
まるで古代遺跡? 緑に飲み込まれた幻の絶景廃村を探す(東京都) #出発編
廃村に行きたい。
なぜだろう、無性に廃村に行きたい。
青々しい新緑の精気にむせながら、うち捨てられた村のなかを歩き回りたい。
道々のアスファルトは千々にひび割れているほうが良い。その隙間から虎杖の頭などがぬっくりと顔を出していると、なお好ましい。
ひしゃげた家の屋根を、ヤマゴケがもこもこと浸食してゆくさまを思い描く。葛の葉の緑が、さび付いた自転車を螺旋状に飲み込んでゆくところを想像する。
気持