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大人の発達障害

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26歳でASD &ADHDと診断された息子。 その後私は、発達障がいとカウンセリング技術を学びまくりました!自分自身はADHD傾向が強いと気づき、今迄のモヤモヤが腑に落ちました。…
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2022年5月の記事一覧

「実は…」て言うほどでもないけど、幼い頃からコンプレックスだった私自身の特性の話

「実は…」て言うほどでもないけど、幼い頃からコンプレックスだった私自身の特性の話

雨野千晴さんが描かれたイラストを見つけました。
(★朝日新聞社tellingnoの記事より引用しました:雨野さんより掲載許可いただいております)

「アッ!これ私のこと?」と思いました。

幼い頃から「ちょっと他の人と違うところ」を自分で感じていて、つい最近まで、それがバレたくなくて隠そうとしていました。

見た目はボンヤリ、脳内は大忙し(;^ω^)「『脳』は思考を止められない」という記事を以前書

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「普通○○だよね!?」の「普通」ってなぁに?発達障害当事者の家族としての淡い願い

「普通○○だよね!?」の「普通」ってなぁに?発達障害当事者の家族としての淡い願い

「常識」や「あたりまえ」は、
その人が生まれ育った国や地域の環境、習慣、道徳などによって、随分違ったものになるのではないでしょうか?

「普通○○だよね!?」と言いきれたのは、どうしてなのでしょうか...今まで、その考えで何の問題もなくうまくいっていたから?賛同する人が他に1人でもいれば、その考え方は安定し、同じ考えの人が3人そろえば、もう「常識」として捉えられがちだと、心理学で学んだことがありま

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なるべく無理をしない、家族といえども別の人間!発達障害の家族の対応について思うこと

なるべく無理をしない、家族といえども別の人間!発達障害の家族の対応について思うこと

「他人の意見との境界線が薄い」発達障害発達障害には個人差があり、皆同じではありません。
記事では息子の例を中心に書かせていただいております。

息子はSNSの記事やコメントを読んだ後、よく打ちひしがれています。
まるで自分が批判されているかにように、落ち込むことも日常茶飯事です。

それはまだ何とか理解できました。
時には記事に書いてあることを、息子はまるで書いた本人であるかのように話すこともあり

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終活セミナーで樹木葬のご質問を多くいただきます。
昨日、見学会に参加しました。
現場を見るって大事だなぁ!と感じました。
(サスペンスドラマじゃないですけど)

女性社長の息子さんも発達障害だと言われました。「親亡き後の子どもの未来のために」という終活の動機が私と同じでした。

「自分をジャッジするのはやめましょう!」精神科医に指摘された、発達障害あるある

「自分をジャッジするのはやめましょう!」精神科医に指摘された、発達障害あるある

結局は自分を責めて苦しむ思ったようにいかない時
自分でも理由はわからないが苦しい時

「周囲の人が悪い」
「世の中が狂っている」
初めはそんな思いになって、周りのせいにする息子。

ジッと聞いていて気づきました。

「そんなふうに感じてしまう自分が情けない!」
「僕がダメなんや!」
結局は、いつも自分に刃(やいば)を向けるのです。

他の人や世の中のせいにして言うのは、
「きっと苦しくてどうしよう

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息子の発達障害の特性を熟知しているお友達に感謝!

息子の発達障害の特性を熟知しているお友達に感謝!

親友を激怒させてしまった「穏やかな性格の友達を激怒させてしまった…」
「僕は人の気分を悪くさせる天才や!」
「何とかしたいけど、どうしていいかわからん(T_T)」

怒らせた経緯は忘れてしまい、負の感情だけが強く長く残る傾向の息子。
唯一の友人が離れていってしまうのではないかという、不安におそわれていました。

近くにいる家族としても辛いですが、
「出会いがあれば、別れもある…」
何とか息子に乗り

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家族の発達障害がきっかけで「変なプライド」がなくなり、かえって楽になれた話

家族の発達障害がきっかけで「変なプライド」がなくなり、かえって楽になれた話

ショックを受けた息子の発達障害3年前、息子が発達障害と診断された瞬間は、非常にショックでした。
「妊娠中の過ごし方に問題があったのだろうか?」
「前世で何か罪深い事をしたのだろうか?」
「私の何が悪かったのだろう?」

自分を攻めまくりました。

心の奥にある「変なプライド」を崩してくれた息子に感謝私は認知症の舅を約10年間介護した経験があります。
心身ともに疲労困憊でしたが、それでも私の心の奥に

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