なるべく無理をしない、家族といえども別の人間!発達障害の家族の対応について思うこと
「他人の意見との境界線が薄い」発達障害
発達障害には個人差があり、皆同じではありません。
記事では息子の例を中心に書かせていただいております。
息子はSNSの記事やコメントを読んだ後、よく打ちひしがれています。
まるで自分が批判されているかにように、落ち込むことも日常茶飯事です。
それはまだ何とか理解できました。
時には記事に書いてあることを、息子はまるで書いた本人であるかのように話すこともあります。以前は「アホちゃうか?!」と息子を怒っていました。
精神科の医師や仲のいい友達に指摘され、本人も意識をすることもあるのですが、特性というものは、なかなかスッと変えられるものではありません。
去年もこの特性について書いていますが、正に一進一退の繰り返しです。
毎朝の行事(お恥ずかし~)
私個人的には、家族とご飯を食べる時間が大好きなのです。
いつもその楽しい時間をぶち壊してくれるのが息子です(^_^;)
息子:「ネットの記事に書いてあったんやけど…」
...(また始まった!)←私の心の中
以前の私は「そんなしょうもない記事、読むな~!」
とブチギレていました。
しかし、ブチギレたところで何の解決にもならないどころか、返って「お母さんはスグにキレる!」と息子も腹を立て、話がややこしくなります。
人は誰でも強制されて変われるものではないのに…
家族にはいつも穏やかな気持ちでいてもらいたいという私の願望から、
「嫌な気持ちになるくらいなら、ネットの記事やらSNSやらを見ないようにしなさい!」だの、「どうせ読むのなら、心が楽しくなるものや、元気になれる記事を読みなさい!」
私の願望を押し付けて「はい、わかりました!そうします」といくわけがないのに、私はいつも無理やり息子を変えようとしていました。
ただ疲れるだけです(~_~;)
私も生身の体と心、無理しないことにした
「息子さんの話を穏やかに聞いてあげましょう~」
というのが教科書の答えなのかもしれません。が、私も人間ですので、いろいろな心と体の状態があります!
ただ、ブチギレなくはなりました。
「こうなってほしい!」
「こうあってほしい!」という気持ちがあまりにも強かった私ですが、
最近は「確かに息子は産んだけど、私ではない」と思うようになりました。
以前はもしかしたら自分の分身のように思っていたのかもしれません。
「ネットの記事に書いてあったんやけど…」息子が言い始めたら、
「10分だけ聞くわ、ゆっくりご飯食べたいから。」または、
「〇時〇分まで聞きます。」
と答えて、息子が話している時は他のことを考えていたりします(笑)
本人も変わりたいとは思っている
以前は何とか息子を楽な気持ちにさせてやろうと、ムキになって、ああでもない、こうでもないと必死に話をしました。
ほったらかしにしていると、自然に「あれ、これは他の人の意見であって、僕の気持ちではないなぁ~」と息子が言い出すこともあります。
本人が気づいたときは、すかさず「お!気づいたね」とサラっと返すようにしました。
今朝は「生まれた場所や育った環境が違うのに、考え方が同じなわけがないよね?」と私に聞いてきました。息子がネットのネガティブ記事を読んだ後のことです。
「おっしゃる通り!」
私はニコっと笑って息子に答えました。
まとめ
息子のサポートはします。
ですが、「私が何とかしてやらなければ~」と今までのように、頑張りすぎないようになっていきました。最近、自分の事でもまあまあいっぱいなので…
見守っている姿勢は出しつつも、息子に対する心は以前ほど重くなくなりました。ちょっと楽になりました。
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