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ひよっこ精神福祉職?のつぶやき

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18年間事務職一筋だったOLが、ひょんな事から精神疾患や発達障害を抱える方を対象とする就労支援施設で働き始めた事で、考えたこと、気づいたことを綴ったマガジンです
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#転職

仕事初め。やっぱり会社が辛い、あなたへ。

仕事初め。やっぱり会社が辛い、あなたへ。

1月4日。仕事初め。
久々に会社に行って、「やっぱり会社が辛い」と感じたあなたへ向けて手紙を書きます。

お正月、いかがお過ごしでしたか?
私は近所で初詣をしたり、テレビで「芸能人格付けチェック」を見たり例年通りの寝正月をしてました。

今年はGACKTが体調不良という事で、代わりにYOSHIKIが出てましたね。「芸能人格付けチェック」は、毎回GACKTが連勝をかけて音楽や肉、ワインなど様々なジャ

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終わりと始まり

終わりと始まり

現在、退職に向けて着々と引継ぎ中。

昨日、ケースワークの担当する中で一番苦労した某利用者さんから電話があった。その方は統合失調症で、その方が入院中から私は関わってきた。そして電話の中で「次の担当者もまた、あなたが良い!あなたの一生懸命さも純粋さも冷静さも頭の良さも優しさも好きだった!ありがとう!新しい会社でも絶対に無理しちゃダメよ」と言ってもらった。

他にも、一緒に支援してきたヘルパー派遣会社

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「話を聞いてもらうこと」に意味はあるのか?

「話を聞いてもらうこと」に意味はあるのか?

3月から精神障害者就労継続支援施設のスタッフとして雇われることになり、その後、支援困難な案件専門の相談支援担当になり2ヶ月。私もようやく慣れてきた。

幸い今のところトラブルは起こってない。ただ、「利用者と会話する事は無駄」と考えるオーナーと自分との考え方の違いをどうやって埋めるか、相変わらず試行錯誤している。

✳︎支援困難な案件担当として感じる事✳︎支援困難な案件を幾つも担当していると、段々そ

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「本当のニーズに応えること」。相談支援とカウンセリングとのアプローチの違いについて

「本当のニーズに応えること」。相談支援とカウンセリングとのアプローチの違いについて

言動が心の内と一致することって、意外と少ないのかもしれない。

✳︎本音と言動の不一致✳︎改めて考えてみると、子供の頃は好きな子をいじめたり、追いかけ回してスカートめくりするような男子は必ずクラスに何人かは居たし、大人になると職場で気持ちと言動が一致しないのは寧ろ普通。プライベートでも、例えば「会いたいなー」「ご飯に行きたいなぁ」「連絡してみようかなぁ」とか思っても「コロナだしなぁ」「県を跨ぐしな

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キャパオーバーになった時は

キャパオーバーになった時は

リストカット、多剤服薬、放火、ゴミ屋敷。行政や他社が匙を投げた方への対応が続いてる。

上席は、「後輩(70代のお爺ちゃんで自閉症あり)と2人でやって」の一点張り。結果経験も資格も人脈もない私が丸投げされ1人で相談に乗り行政サービスや他の施設とを繋げるパイプ役をスマホとYouTubeを頼りに行う日々。

昨日も本当は休みなのに無給で午前中から先週から私が担当する事になった利用者の生活保護担当者と攻

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「あざとい」と言われていた会社員が、就労支援施設でバイトしてみたら・・

最近、就労支援施設のスタッフとしてバイトを始めた。

今までデスクワークしかしてこなかったので、自分の机が無い仕事は手持ち無沙汰な時に戸惑う面もあるけれど、なかなか新鮮な感覚を味わっている。

私が今心掛けているもの私がいるところは、鬱病や統合失調症、身体の怪我、発達障害などで一般企業での就労が難しい人を対象に、無理のない時間で(1日2時間程度)軽作業をしてもらう施設。

私にとってこの業界は初め

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