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本の棚 #ビジネスコーナー

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ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきま…
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#サラリーマン

店長あるあるなあなあ日記〜苦しいときにどんな顔をするか〜

店長あるあるなあなあ日記〜苦しいときにどんな顔をするか〜

リーマンショック、自然災害、新型コロナ…

様々な難局が立ちはだかる昨今。

世の中の店長さんたちは幾度となく

苦しさを感じていることだろう。

どうしようもない外的要因だけでなく

自分の力不足によってなかなか目標を

達成できないときもある…

ぼくも新店舗の立ち上げで6ヶ月未達が続き

文字通り「目の前が真っ暗になる」経験をしたことがある。

そのときの帰り道に聞いていた歌を聞くと

あの

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本の棚 #221 『しないことリスト』

本の棚 #221 『しないことリスト』

ぼくは大学3年生の冬に

あることに気づいた。

「世の中に、やらなければならないことなんて何ひとつないんじゃないか」

やらないといけない

これを「must状態」と命名した。

この状態が続くとぼくはかなり窮屈な思考になり

なんだか楽しくなくなり苦しくなる。

落ち着いて考えてみると

やらなければ死ぬ、ということには

ほとんど遭遇したことがないのに…

そんなmust状態に突入して

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本の棚 #199 『RPAの威力』

本の棚 #199 『RPAの威力』

RPGではありません。

robotic process automation

この頭文字をとっているわけで

短縮版横文字読解力の低さを痛感する。

まさにチャレンジしてみたい内容で

特に誰かに教わるという段階でもなく

自分ともう一人くらいいたら

まぁ展開していけるだろうという予想のもと

「威力」という単語にひかれて

本書を手にしている。

世の中はもっと自動化していく。

ロボット

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本の棚 #198 『会社で起きている事の7割は法律違反』

本の棚 #198 『会社で起きている事の7割は法律違反』

ちょいちょい…

7割はチョトマテクダサイ。

法のもとの平等、と言われるが

知らぬ間にやってしまっている状態が

最も怖い…

世の中には色んな人がいて

もちろん会社にも色んな人がいる。

いつもどおりに接していても

ある人は問題ないけど、

またある人にとっては「無理、訴える」で

チーン、となるときがくる。

これは思っているよりも身近な話だと

ここ数年感じているわけであります。

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思考のクセ

思考のクセ

あるセミナーを受けているのだけれど

自分の思考のクセについて気づかされた。

なにか問題が発生したときに

すぐに「なぜそれが起きたか」を考える。

その傾向がとても強い。

つまりは原因をつかもうとする

犯人を探しているコナン君のように

過去を振り返って

この問題が起きた地点がどこかを

調査していく感じだろうか。

まずそれを反射的にやってしまう。

そして犯人、原因となるものを見つけ

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本の棚 #150 『営業はいらない』

本の棚 #150 『営業はいらない』

い、いらない?

ちょっと待ってくれ。そんなバカな。

焦る必要はない、というより

ジタバタしても無駄だ。

そんな世の中はもうすぐそこにきている。

現に営業なしでも活躍している会社はあるし

逆に従来どおりの営業のおじさんは減っているそうだ。

その中で営業マンはどう生きていくのか

そんなアドバイスまで記されている。

『サラリーマンは300万で小さな会社を買いなさい』の著者が送る一冊。

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店長あるあるなあなあ日記〜次の店長に渡すバトンは〜

店長あるあるなあなあ日記〜次の店長に渡すバトンは〜

同じ店舗の店長を一生続けるわけではない。

いつかやってくる「そのとき」

他の店舗へ異動するとき

新規出店で異動するとき

昇格、降格のとき

退職、転職するとき

オーナー店長なら後継者が見つかったとき

この他にもいろんなパターンがあるだろう。

次の店長へのバトンは?

そんなことを考えたことがある。

優秀な販売スタッフを育てて残すこと?

きれいで整ったお店や商品?

顧客様との良好

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店長あるあるなあなあ日記〜センターピンをはずさない〜

店長あるあるなあなあ日記〜センターピンをはずさない〜

ボーリングにおいて

「ストライク」をとるために

一番大切なことはなんだろうか?

球が重いからといって

スピードが速いからといって

カーブさせることができるからといって

全てが倒れるとは限らない。

なんなら女の子が投げた

へなちょこゆるゆるボールが

ストライクになることだってある。

だからボーリングはおもしろい!

という話がしたいわけではなく

ストライクをとるために大切なこと

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店長あるあるなあなあ日記〜「10−1=11」を成立させる〜

店長あるあるなあなあ日記〜「10−1=11」を成立させる〜

あれもやって、これもやって…

あっ、これも成果につながりそうだ!

やることをどんどん増やしていく。

気づけば「やらなければならない」たちに

追われ追われ、やがて終わる。チーン。

目的に向かっていた視線は

いつしかどちらに向けていいのかわからなくなり

そのうち目の前の、いや後ろから

追いかけてくるTODOに追撃される。

「足し算ではなく引き算で考える」

あれもこれもつまみ食いする

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本の棚 #122 『デキる人は敬語でキメる』

本の棚 #122 『デキる人は敬語でキメる』

『デキる人は敬語でキメる』

日本語力向上会議

「適切な言葉遣いができる」

そう自信をもって言えるだろうか?

ぼくは、言えない。

未だによくわかっていないまま

曖昧にして何となく使っている言葉が

たくさんあるからだ。

特に敬語という分野については

「失礼だ」とお叱りを受けることも数知れず

そのたびに「あっ、これはだめなのか」と

一応学習して同じことはしないように

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店長あるあるなあなあ日記〜後退という名の進歩がある〜

店長あるあるなあなあ日記〜後退という名の進歩がある〜

「おかしい、明らかに先月より能力は伸びているのに…成果が比例しない」

仕事をしていると、そんな不思議に出会う。

スポーツをしていても

「昨日より技術は身についているのに、試合で勝てない」

みたいなことが起きる。

それは単なる技術不足だと言われると

はい、すみませんでした。で終わる。

なんだかそのパターン以外の視点はないかと

考えてみたところ、

後退という名の進歩があるここに行き着

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店長あるあるなあなあ日記〜高く飛びたいなら〇〇〇め!〜

店長あるあるなあなあ日記〜高く飛びたいなら〇〇〇め!〜

2021年も早いものでもう折り返し。

どんな目標を設定しただろうか?

もう忘れてしまっている人もいるかもしれない。

そうやって、あれよあれよという間に1年は終わる。

まあそれはいいとして…

僕の務めている会社ではここ数ヶ月で

続々と新店舗がオープンしている。

それぞれの店長がお客様に喜んでもらおうと

必死になって駆け回る。

オープンする前は

「1年後にはこんなお店にしたい」

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店長あるあるなあなあ日記〜準備に勝る武器はない〜

店長あるあるなあなあ日記〜準備に勝る武器はない〜

「ぶっつけ本番」

「ガチンコ勝負」

なんの準備もしないままに、できないままに?

お客様への対応、打合せ

社内ミーティング、プレゼンなどに

臨むことはないだろうか。

「これまでの経験値でなんとかする」

なんとなくかっこよく感じるかもしれないが

それでいいものは生み出せるだろうか?

「準備する時間がないから」

その言い訳によって生まれた準備不足という悪魔が

どれだけの人の時間を奪

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本の棚 #105 『人間的魅力の研究』

本の棚 #105 『人間的魅力の研究』

『人間的魅力の研究』
伊藤肇

「あぁ、この人は素敵だなぁ」

そう思える、そう感じる人は身の回りにいるだろうか?

いるとしたら、一体その人のどんなところに

素敵さ、魅力があるのだろうか。

そんな研究をしたのが筆者だ。

1980年に刊行された本書。

ぼくもまだ生まれていないわりと昔の本。

こういう本から学ぶことは

現代でも、というより現代でこそ

活かすことができるよ

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