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思考のクセ

あるセミナーを受けているのだけれど

自分の思考のクセについて気づかされた。

なにか問題が発生したときに

すぐに「なぜそれが起きたか」を考える。

その傾向がとても強い。

つまりは原因をつかもうとする

犯人を探しているコナン君のように

過去を振り返って

この問題が起きた地点がどこかを

調査していく感じだろうか。

まずそれを反射的にやってしまう。

そして犯人、原因となるものを見つける。

これはこれでいいのだけれど

原因がわからない場合は

何の役にも立たないことが多い。

セミナーで考えたのは

この問題が発生することで

次は何がおこるだろうか、ということだ。

つまりは今の状態が続くとしたら

この先にどんな未来が待っているかということ。

これを考えるときに、

前者よりもスピードが落ちる、ということに

気づかされたのだ。

例えば最近起きたことで言うと

会社支給のPCが起動しなくなった。

いつものように瞬時に「なぜだ?」と考え

再起動したり、振ってみたり、裏向けにしたり…
よくわからない対策を打っていた。

これは原因がわからないから

とにかく何か行動しようとした、と言える。

その後ネットで解決策を検索したり

サポートセンターに電話したりしたが

修理に出さなくてはならなくなった。

とりあえずいち早く修理のために集荷依頼をして

戻ってきたら初期化されてデータが消えていた。

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今回の場合を振り返ると

順序を逆にしたほうが正解だったと思う。

つまり、未来から考える。

PCが起動しなくなった、という問題発生。

明日以降も起動しない状態が続くとしたら

ぼくはどうなる?

という思考が先にできたとしたら

この仕事とあの仕事に支障が出る。

けれどもそれは他のPCで対応できそうだ。

明後日からの出張のときにあの仕事ができない。

本社に電話して代用のPCを手配してもらう。

そしてそのあとに起動しなくなったPCと退治する。

とりあえず代用PCで対応できそうだから

ポンコツPCはちゃんとデータの取り出しを依頼して

そのあとに修理に出せばいい。

今となっては遅いけど、

これはいい勉強になったと考えている。

なぜ?の方向性

これからどうなる?の方向性

シーンによって使い分けができるように

普段から「もしこれが続いたらどうなる」

と自問してみることにする。

ただし、思考のクセは意外と根強い。

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