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店長あるあるなあなあ日記〜後退という名の進歩がある〜

「おかしい、明らかに先月より能力は伸びているのに…成果が比例しない」

仕事をしていると、そんな不思議に出会う。

スポーツをしていても

「昨日より技術は身についているのに、試合で勝てない」

みたいなことが起きる。

それは単なる技術不足だと言われると

はい、すみませんでした。で終わる。

なんだかそのパターン以外の視点はないかと

考えてみたところ、

後退という名の進歩がある

ここに行き着いた。

三歩進んで二歩下がる

という言葉があるように

その「二歩下がる」だけきりとれば

後退ではあるけれども、

全体でみると一歩ずつ進んでいる。

つまりはどのくらいのスパンで捉えるかによって

後退も進歩のうちなのだと考えている。

しかもそれは不必要な後退ではない。

砂場で山をつくるときに

ただただ砂を積み上げて行くとどうなるか。

ある程度は積み上がるが

途中から横に流れていく量が増えて

山が高くなる速度が落ちていく…

そうならないようにするためには?

砂を叩いて土台を固めるではないか。

叩くとその分だけ一時的に山は低くなるけど

その上に砂をかけて、叩いて、かけて、叩いて…

繰り返すことで、富士山ができる(わけがない)

もちろん砂遊び同様、体力(耐力)はいる。

これを短いスパンで切り取ると

「なにやってるだ!どうして成果が落ちるんだ!」

となるし、もちろん落ちずに上がっていくほうが

「今」の心労は小さくて済むだろう。

けれども「少し先の未来」まで考えると

この落ち込みが糧となることは

決して少なくないように、ぼくは思う。

そんなのただの言い訳だと言われたら

ぼくは堂々と言ってやる。


「はい、すみません」と。


…というのは冗談で、

現状の課題とそれをクリアするための行動

小さな失敗を改善する仕組みづくり

それらを学べるのは「今なんです」と。

そして、あんまりだらだらやっていると

それは商売としてNGなので

可能な限り早く成果を出す。

土台がすかすかの、吹いたら飛ぶような

そんな成果ではなく、

「自分たちでやってきたんだ」

と堂々と、でも少し謙虚に言えるような

そんな歩みを共にしたい。

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#後退 #進歩 #技術 #30代  

#サラリーマン #コンサル


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