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真剣に物事に関わる意義と方法【飛び越えられるハードルを課すこと】

真剣に物事に関わる意義と方法【飛び越えられるハードルを課すこと】

皆様には「真剣に何かに取り組んだ経験」があるだろうか?

勉学・部活・仕事・趣味・家庭・・・・色んな場面で人は物事と対峙しなければいけない。今思い返すと「このことについては真剣に向き合った」と胸を張って言えることが幾つあるだろう。少なくとも私はあまり思いつかなかった。

しかし、そんな中でも「真剣に取り組んだこと」が多少はあるはずで、そのことを振り返ってみると少し面白い感情が生まれたのでnoteに

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たとえ「普通の」生き方ができなかったとしても。

たとえ「普通の」生き方ができなかったとしても。

2020年6月末、ライターのキャリアに終止符を打った。
4年間、ライターとしてお世話になった会社を辞めた。

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幼い頃から小説を自作するのが趣味だった私にとって、「文章を書く仕事」……つまり「ライター」は、憧れの職業だった。

勤務先はパンフレット制作がメインの会社だったので、ライティングだけでなく、編集や進行管理にも携わらせてもらった。インタビューをしたり、撮影のディレクションをしたり、

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ボクは何者?ワタシは何者 ?― 自我レス時代 ①

ボクは何者?ワタシは何者 ?― 自我レス時代 ①

「私の大学の今年の一般入試の志願者が前年比4割減となった。ライバルの大学が5割減だったそうだから、ちょっとマシ。学校推薦・AO入試は例年並みだったので、定員はなんとか確保できそうだが、コロナの影響で高校生の大学進学についての意識が変わったようだ」

ある大学の経営諮問会議での入試についての学長報告だった。コロナ禍影響は、飲食や旅行・観光産業や都心の商業施設だけでない。大学経営も大変なことになってい

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服と私と、そして兄

服と私と、そして兄

ヘラルボニーに移籍しました、miuです。@iiimiiiu

人生初の転職をしてきました。
何をしていたかはあとで分かるとして

まず、私の三本柱をお伝えしたく
これなきゃ私が語れないというものです。

それは服、料理、そして兄

この3つからめでたく進路に選ばれたのは兄。
服屋さんにもなりたいし、料理人にもなってみたかった。
でも、大学では社会福祉学科に進学しました。

兄のりょうりょう1つ年上

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「やりたい事」はあなたを幸せにしない

「やりたい事」はあなたを幸せにしない

もう15年くらい前になるか。

自衛隊のパイロットを夢見て何年もただそれだけを追いかけていた年下の親友が、山口の宇部空港で行われる最終試験まで行って落ちた。携帯のメッセージで不合格の連絡をもらってから、2ヶ月くらい音信不通になっていたのだが、ある日突然連絡が来て会うと、彼は意外とケロッとしていた。

お互い試験のことには触れず、今何をやっていて次に何をやる予定か、そんな事を話しながらいつものように

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わらをひらう人を笑ったら、あかん ③

わらをひらう人を笑ったら、あかん ③

「ホワイトカラー」といわれる人たちの仕事の着地点が見えない。上司から命じられたこと、言われたらことをおこなってきた。だから自らで「仕事」をつくれといわれても、大半の人は「仕事」をつくれなかった。そんななか、コロナ禍となり、テレワークを命じられた。眼の前に、いつもいた上司がいなくなった。そして緊急事態宣言が発出された。会社にいけなくなった。よけいに仕事をつくれなくなった。仕事をつくれなかったら、いつ

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あなたは、どれだけさかのぼれるか ― わらを拾えるか ②

あなたは、どれだけさかのぼれるか ― わらを拾えるか ②

すぐれた仏師は山の木を見て、仏像の姿が浮かんだという。
東大寺南大門の金剛力士立像をつくったのは、平安末期から鎌倉時代に活躍した天才仏師運慶と快慶のグループ。仏像を彫る運慶の姿を、夏目漱石は、「仁王の眉や鼻を鑿(のみ)で作るのではない。眉や鼻が木のなかに埋まっているのを、鑿と槌の力で彫りだす」と書いた(夏目漱石「夢十夜」)。もうひとりの天才仏師快慶も、「仏様の力を借りて、木から仏様を彫り出す」とい

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あなたは、わらを拾えるか ①

あなたは、わらを拾えるか ①

子どもや孫に、ずっと読み聴かせる童話やおとぎ話がある。その物語のルーツとなった謂れ・エピソードがその地にあっただろうが、代々親が子どもに読みつがれてきたのには意味・理由があった。生きていくうえで伝えたいことを物語に込めていた。しかし江戸時代は人々の記憶から遠くなって、コンテクストが消え、コンテンツだけになり、意味が分からなくなっている。

1.あなたは、「わらしべ長者」を覚えていますか?子どものこ

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オンラインサロン、YouTubeメンバーシップの次に来るものは「コミュニティメディア」じゃないか。

オンラインサロン、YouTubeメンバーシップの次に来るものは「コミュニティメディア」じゃないか。

今日は、オンラインサロン、Youtubeメンバーシップの次に来るものについて、予想してみたいと思います。

結論から言うと、「コミュニティメディア」が来るんじゃないかなと。なかば直感的、なかば合理的に。

一応、僕の中には確信めいたものがあるので、ストーリーと理屈を言語化しておきます。

2つのメガトレンド
ソーシャルのクローズド化とコミュニティの喪失「コミュニティメディア」がポコポコ生まれそう、

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社会人4年目デザイナーがやりたい仕事をし続けるために大切にしていること

社会人4年目デザイナーがやりたい仕事をし続けるために大切にしていること

こんにちはマネーフォワードの稲毛です。

2017年の4月にtoC向けサービス「マネーフォワード ME」のデザイナーとして新卒入社しましたが、今年の5月にtoB向けサービス「マネーフォワード クラウド」の中小企業向けの集客を担当する部署へ異動になりました。

toCからtoB事業の社内転職となり、大きな変化だったので、社会人4年目のこれまでと、その中で大切にしていたことを書いていきたいと思います。

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