ヘラルボニー

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「異彩を、放て。」をミッションに掲げ異彩作家とともに、新しい文化をつくるアートエージェンシー「ヘラルボニー」のマガジン。【Corporate】http://www.heralbony.jp【Online Store】https://heralbony.com/

マガジン

  • Event

    ボップアップショップなど、ヘラルボニーの活動展開を要チェック。

  • Essay

    社員が綴る、切実な想いと裏話の数々。

  • Works

    へラルボニーが企画を手がけたプロジェクトのストーリー。担当者の想いや企画の裏側を赤裸々に。

  • Recruit

    インターンやスタッフの募集情報をまとめています。

  • Interview

    素敵なアート、には描かれない本当の話。

最近の記事

【イベントレポート】盛岡のこれからを一緒に考えるトークイベントを開催!

2024年10月26日。手先が少し冷たくなるようなキリッとした空気の秋晴れのもとトークイベント「一緒にかえる、一緒にのこす、盛岡の未来」を開催しました。 盛岡という地で深い繋がりを持つ川徳、ホームシックデザイン、そしてヘラルボニーの3社が約200名のお客さまをお迎えする特別な1日となりました。 当日ご来場いただいた方、残念ながらご来場いただけなかった方にも、すこしでもイベントの様子を感じていただけたらとレポートを作ってみましたので、ぜひご覧ください。 カワトクヘラルボニ

    • 「異彩」とともに、新たな文化をつくる

      仕事って、何のためにあるんだろう。 ずっと考えてきたテーマ。 生活のため? 成長のため? 仲間のため? 挑戦のため? 使命のため? 人生には、思いもかけないご縁や機会がある。 人生の中で、決して失われることのない報酬を与えてくれる「志事」が、そこにはたしかに存在する。 みなさん、はじめまして。10月よりヘラルボニーに参画することになりました、曽根(@hsonetty)と申します。 自己紹介もかねて、私がなぜヘラルボニーへ参画させてもらうことになったのか、これからどんなチ

      • ヘラルボニーは、過剰な賞賛を疑い、現実を直視して、圧倒的に飛ぶ。

        過剰な賞賛を、疑え。最近、過剰なほどの賞賛を受けている。だが、創業当初を振り返ると、それがいかに遠い道のりだったかを痛感する。 あの頃、私たち双子の兄弟は、何も持っていなかった。 家賃すら払えない状況だった。本社と呼べる場所はなく、祖母の家を間借りしていた。夜行バスに飛び乗り、全国の福祉施設を回りながら、ただひたすら思い描いた未来を信じて走り続けていた。ビジネスカンファレンスに参加してヘラルボニーの名刺を渡しても、ぞんざいに扱われることも多く、冷たい対応に心が折れそうにな

        • ヘラルボニー「ガイアの夜明け」を通して広報PRが伝えたかったこと

          こんにちは。ヘラルボニー広報室 シニアマネージャーの小野静香です。 9月20日に放送された「ガイアの夜明け」。 1時間まるまるヘラルボニーに密着していただいたおかげもあり、放送後にはたくさんの方から嬉しい感想のお言葉をいただきました。 これから10月4日(金)21:59 までの1週間限定で、TVerにて無料配信されています。広報としてずっと同行していたからこそ伝えられる撮影の小話を、ほんの少しお話しします。 よろしければ、もう一度。 まだ見ていない方は、ぜひ。 見逃

        【イベントレポート】盛岡のこれからを一緒に考えるトークイベントを開催!

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        記事

          ヘラルボニーのアートを纏った「ニコン Z fc」。ユーザーが個性をより発揮できる一台に【ニコン&ヘラルボニー】

          ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに、企業様とさまざまなカタチでコラボレーションし、社会課題の解決を目指しています。 今回登場いただくニコンさんは、カメラボディを好みのカラーに変更できるミラーレスカメラ「ニコン Z fc」プレミアムエクステリアモデルに、ヘラルボニー契約作家4名4作品のアートを採用。さらに、「HERALBONY Art Prize 2024」への協賛もしていただきました。 ニコンとヘラルボニーのコラボレーションがスタートしたきっかけから取り組みや

          ヘラルボニーのアートを纏った「ニコン Z fc」。ユーザーが個性をより発揮できる一台に【ニコン&ヘラルボニー】

          多様性を体感できるオフィス空間で社員同士がConnectする【ユニリーバ&ヘラルボニー】

          ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに、企業様とさまざまなカタチでコラボレーションし、社会課題の解決を目指しています。 今回登場いただくユニリーバ・ジャパン(以下ユニリーバ)さんは、創業60周年を記念して、本社オフィスのリニューアルにヘラルボニーの異彩作家のアートを起用。さらに、多様な人々が集まり、個性やその人らしさを互いにリスペクトし合う社風を表現するオリジナルアート作品を制作させていただきました。 ユニリーバとヘラルボニーのコラボレーションがスタートしたきっかけか

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          舌がんステージ4からの生還、そして『ヘラルボニー宣言』

          2019年例えるなら、『バゴーン!!!』とバットで後頭部をなぐられて暗転して時間が止まった感覚。受け入れがたい現実。言われた瞬間の切り取り動画が真空パックされて甦る。 病院を出て母さんに電話して伝える。 母さんは驚きの声。『そんな弱い身体で産んでごめん!』母さんは涙声で言った。僕はあまり覚えて無いが、『治すから大丈夫!心配しないで良いよ!』と一生懸命に強がりを言った気がする。 いつか死ぬ。 必ず死ぬ。 でも、まだ死んでいない。 だから瞬間を大事に今を生きる。 みなさん、

          舌がんステージ4からの生還、そして『ヘラルボニー宣言』

          【第7回インターン募集】異彩を世界に届ける伴走者求ム!

          この度、株式会社ヘラルボニーは、福祉領域のさらなる拡張を目指すため、岩手・東京での採用インターン(※新卒採用選考に参加するための長期インターン)の募集をいたします。 インターン募集にあたり、ヘラルボニーのストーリーや思想について、ご一読ください。 ヘラルボニーのはじまりと未来ヘラルボニーは、双子である代表の松田崇弥、副代表の松田文登に4つ上の兄がいたことから誕生しました。 彼ら双子の兄は、重度の知的障害を伴う自閉症です。彼はもちろん、笑います、悲しみます、怒ります、そし

          【第7回インターン募集】異彩を世界に届ける伴走者求ム!

          「世界はもっと優しくなれる」物流施設から始まるESGの輪【プロロジス&ヘラルボニー】

          ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに、企業様とさまざまなカタチでコラボレーションし、社会課題の解決を目指しています。 今回ご登場いただくのは、物流施設の開発・運営を行うプロロジスさん。東北エリア最大規模の物流施設「プロロジスパーク盛岡」の施設空間、取引先に年賀のご挨拶でお配りしたドリップパックコーヒーのパッケージに、ヘラルボニーのアートを採用いただきました。 プロロジスとヘラルボニーが協業することになった経緯やコラボレーション後の成果、今後の展望について。 開発部マ

          「世界はもっと優しくなれる」物流施設から始まるESGの輪【プロロジス&ヘラルボニー】

          夏休み企画 「HERALBONY POP UP in KAWATOKU × 職業体験」

          2024年7月31日。盛岡市のパルクアベニュー・カワトク1階で夏休み中の中学生を対象とした職業体験が開催されました。これは「本社を構える盛岡に学びを還元したい」とヘラルボニーが企画実施したものです。地元である岩手の中学生たちに実際のビジネス現場での学びを還元し、社会とのつながりを深めてもらうことを目的としています。 盛岡市にあるヘラルボニーの本社には実際に作家の作品を展示し、さまざまな企画展の運営を行う「HERALBONY GALLERY」が併設されています。最近では地元の

          夏休み企画 「HERALBONY POP UP in KAWATOKU × 職業体験」

          「障害者」とは誰なのか?

          はじめまして。昨年の4月に新卒でヘラルボニーに入社しました山本しずくです。ヘラルボニーには2021年12月にインターンでJOINし、早2年半。これまで多くのメンバーの入社エントリーを読んできましたが、ついに自分が書く番になりました。(もはや在職エントリですね〜) 自分の人生や考えを振り返り、赤裸々に書き連ねた文を読んでいただく機会はなかなかないので少し恥ずかしい気持ちもありますが、お付き合いいただけますと幸いです。 1. 私が「障害」という言葉に出会うまで 小学校は1学

          「障害者」とは誰なのか?

          バックヤードから、約1万人の従業員が「この会社で働いていてよかった」と思える仕掛けを【阪急うめだ本店&ヘラルボニー】

          ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに、企業様とさまざまなカタチでコラボレーションし、社会課題の解決を目指しています。  今回ご登場いただくのは阪急うめだ本店。2022年の全館イベント「HARMONY FOR THE SMILE」にて大規模な催事「ヘラルボニーアートコレクション」を開催したのを皮切りに、さまざまな共創を進めてきました。 そして今年5月には、従業員用バックヤードをヘラルボニーの異彩アートで彩り、すべての人の感性を刺激するような素敵な空間が誕生しました。

          バックヤードから、約1万人の従業員が「この会社で働いていてよかった」と思える仕掛けを【阪急うめだ本店&ヘラルボニー】

          新しいパーパスを「世界の常識」を変えながら伝えていく【パイロット&ヘラルボニー】

          ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに、企業様とさまざまなカタチでコラボレーションし、社会課題の解決を目指しています。 今回登場いただくパイロットコーポレーション(以下パイロット)には、消せるボールペン「フリクション」へのアートの採用をはじめ、ヘラルボニーのDE&Iを学ぶ体験型プログラム「DIVERSESSION PROGRAM(ダイバーセッション・プログラム)」への参加、HERALBONY Art Prize 2024 への協賛をしていただきました。 パイロット

          新しいパーパスを「世界の常識」を変えながら伝えていく【パイロット&ヘラルボニー】

          100周年企画にふさわしい、次の100年を見据えたプロダクトが誕生【LIXIL&ヘラルボニー】

          ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに、企業様とさまざまなカタチでコラボレーションし、社会課題の解決を目指しています。  今回登場いただくLIXILとは、2022年より協創を開始。タイル名称統一100周年企画の一環として、LIXILオンリーワンの技術で作られる内装機能タイル「エコカラットシリーズ」に、ヘラルボニーのアートを起用していただきました。  LIXILとヘラルボニーが出会ったきっかけや取り組み、成果や今後の抱負まで。タイル事業部事業部長・木野謙さんにお話を伺い

          100周年企画にふさわしい、次の100年を見据えたプロダクトが誕生【LIXIL&ヘラルボニー】

          “自分を生きる”ために旅する人生を。

          誰しもが、心の中に"モヤモヤ"を抱えながら生きている。 いっそのこと全て消し去って、どこか遠くへ旅したくなるときだってある。 そんな時、「自分の違和感と共に生きる」ことの大切さを教えてくれたのが、ヘラルボニーでした。 ーーーー みなさん、はじめまして。 2023年4月3日に新卒で入社いたしました、リテール部門ECチームの勝木大地(かつきだいち)と申します。 入社の1年前にインターンしていた頃は、東京にオフィスもなくメンバーも20人弱でしたが、今は気づけば倍以上のメンバー

          “自分を生きる”ために旅する人生を。

          繰り返すこと、それは才能だと思う。「くりかえしのうた by ROUTINE RECORDS」ができるまで|NHK Eテレ『あおきいろ』

          現代アートの発信地・金沢21世紀美術館(石川県)。そこで2022年10月から2023年3月までのおよそ半年間にわたり展示されたのは、知的障害のある人たちが日常で繰り返す音を採取し、楽曲へと昇華させる実験的な音楽レーベル「ROUTINE RECORDS」の企画展だった。 構想からおよそ2年。企画から実装までの経緯や思いは以前投稿した対談記事に詳しいので割愛する。今回は、きょうからNHK Eテレ『あおきいろ』で放送がスタートしたスピンオフ企画「くりかえしのうた by ROUTI

          繰り返すこと、それは才能だと思う。「くりかえしのうた by ROUTINE RECORDS」ができるまで|NHK Eテレ『あおきいろ』