マガジンのカバー画像

Interview

19
素敵なアート、には描かれない本当の話。
運営しているクリエイター

記事一覧

1枚の企画書からはじまった、知的障害のある人たちの“音”の企画展「ROUTINE RECORDS…

知的障害のある人は、何度も繰り返しの行動をすることがある。その「音」に着目し、社会へ届け…

ヘラルボニー
5か月前
84

アートと福祉と経済と。JALもJRも共鳴するヘラルボニーの挑戦

私たちは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニー・ヘラルボニーです。 …

ヘラルボニー
7か月前
136

風は吹き続け、今円舞する。 「風のロンド」を描いた高橋南さんの今に迫る。

静けさと激しさが共存している。 全方向から引かれる曲線をみていると、風が自由に舞う世界へ…

50

灼かれてしまうほどに高い密度で異彩を放つ。変化していく岩瀬俊一の制作に迫る。

岩手に居を構える、今春オープンしたばかりの「HERALBONY GALLERY」。第3回企画展の主役は、水…

51

明暗色の世界を、音と情熱が迸る。 第2回企画展を彩る、森啓輔の制作背景に迫る。

今年の春、ヘラルボニーが岩手県盛岡市に拠点を構えた「HERALBONY ART GALLERY」。次なる企画…

49

150もの色彩で世界を構築する。ギャラリーの開幕を飾った木村全彦の制作背景に迫る。

去る4月26日、ヘラルボニーの岩手本社に新たに、障害のあるアーティストの作品を披露する「HER…

38

ゆっくりと繁殖していく小宇宙。豊かな土壌に支えられた、Fumie Shimaokaの世界に迫る。

『妖精』 画用紙、水性マーカー/2018 花弁や細胞のようにも見える小さな図形の集積。 細部の美しさに魅入っていると、視界の外側で世界が広がっていくような感覚に襲われる。 まさしく小宇宙とでも言うべきこの作品は、「HERALBONY ArtHandkerchief AWARD2021」の受賞作品に選ばれた。 作者は、大阪府に住むFumie Shimaoka(しまおかふみえ)さん。現在は作業所に通いながら、自宅で制作を続けている。 今回の受賞に際し、ステイホーム中のS

【Interview】ちいさな日常を拾い上げては繰り返す。渡邉行夫のおおらかな視点を覗く…

無題 クラフト紙、ボールペン / 220×152mm 無題 画用紙、水性ペン / 249×176mm りんご。…

34

【Interview】「自然=緑」の方程式を塗り替える。土屋康一の見ている世界とは?

無題(*1) 板、アクリル絵の具、クレヨン / 650×910×10mm 黒い地に対して、のびやかに走る…

31

舞うような優雅さが生んだ偶然の産物「ギザギザ」の秘密。|坂本大知

Zoomのミーティングルームに入室すると、周囲のにぎやかな雰囲気に気がついた。 自然生クラブ…

27

すべてのゴールはディズニーに通ずる?高田祐が描く、ファンタジーな迷路の正体。

とある月曜日の午後、1本の電話が鳴った。 茨城県つくば市・自然生クラブの支援員である谷中…

54

彼女が描く世界はその人柄を表したように明るく楽しく美しい|工藤みどり

ある時はふわふわと、夢見るように周囲の誰かに笑顔で話しかけては場の空気を一瞬にして暖める…

78

すべての文字・数字をつなげて生み出される線の造形美アーティスト 小林覚

現在ヘラルボニーが挑戦する「日常を美しく彩る、サステナブルなリバーシブルアートマスク」の…

44

生涯、ただひとつの手法で。 八重樫季良が生み出す、この世界に存在しない"建築物"たち。

HERALBONYがお送りするアーティスト紹介。 第3回目のアーティストは、「 八重樫 季良 」です。 ARTIST - KIYOSHI YAEGASHI - ABOUT 一見抽象的な幾何学パターンを描いたように見える絵だが、それが独自のアレンジによって描かれた建築物だと知ったら多くの人が驚くだろう。 この表現様式を八重樫は子どもの頃、誰に習うことなく独創によって生み出し、以来半世紀余りにわたってこのただ一つのスタイルで創作し続けて来た。 その作品数はおそらく数千点に及