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テイトのクラウドファンディング【ほぼ無料】
【前提のあらまし】
ミュージックテイトという新宿にあるCDショップがあり、そこでは落語会がよく開催されていたそうです。コロナ禍の影響もあり、経営不振で閉店しかけたところで、2022年夏にクラウドファンディングを行いました。「若手落語家の勉強の場を残そう!」みたいなことで1,200万円を目標にし、見事達成(2022年9月30日クラファン終了)。ところが、1年も経たずに倒産。
【単純な笑福亭たまの感
落語家の修行とパワハラ【一部無料】
落語家の「修行」というと、「パワハラ」的なものを連想する人もいますが、修行とパワハラは同じではないですし、修行の中に必ず「暴力」が存在するというものではありません。というか、現代においては、修行といえども、暴力はふるってはいけません。←当たり前です。日本は法治国家であり、「落語の世界は治外法権」な訳ではないのですから。
ひと昔前に「学校の体罰はOKか?」という訳のわからない話をテレビで普通にして
危うし!徒弟社会!【少し無料】
落語界でも、将来、
「年配の人が、新しいことに付いていけない…」
ということが"許されない"世の中になっていくかもしれません。
当たり前の話ですが、、、
若い噺家が、先輩から、噺家の基本やルールを教えてもらう時に
「着物のたたみ方とか覚えられないです!」
「そんなルールとか覚えられないです!」
などと言えば、「アホか、覚えんかぁ!」みたいな話に当然なります。
一方で、年配の落語家に
「会場
落語の人間国宝~新作と古典の分類は必要か?【ほぼ無料】
今回、重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)についての記事です。
たまに六代文枝師匠のことを、
「愛人が見つかったから人間国宝になれない」などと揶揄する方がいますが、それは間違いです。
ある意味、将来、六代文枝師匠は人間国宝になれるかもしれない(し、なれないかもしれない=可能性は存在する)という記事でもあります。
今回は、落語世界に蔓延る「人間国宝」についての間違いを指摘したいと思います。
落語のコンクールについて【無料部分あり】
本日の記事は、落語コンクールについての考察です。
落語ファンの疑問として、たまに浮かぶのは、
「落語ファンにあまり人気のない落語家がコンクールでは、それなりに高い確率で優勝するけど、なぜか?」
↓
「そして落語コンクールで優勝するということは、それなりの技量を持っているという証明のような気がするのに、結局、その噺家は、優勝した後も、落語ファンには人気が出ないままなのはなぜか?」
と、
「メ
芸人の評価【ほぼ無料】
本日の記事は、
落語ファン初心者がよく抱く「TVで出てる落語家さんより、この落語家さんの方が面白いのに、なぜTVに出ないのだろう?」という素朴な疑問や、
一般の方々は「TVに出てない落語家は落語の実力がないからTVに出ていないのだ」という思いがある一方で、「TVに出てるような落語家はちゃんと落語ができない」という思いを同時に持っているという謎現象
について、独断と偏見をもって解説していきます